2000年11月19日

 渋谷のスタジオで18年ぶりに昔のバンド(切狂言)で練習をやったついでに、レコファン(200円offセール中)に寄って、CDの中古盤を8枚購入してきました。

*Do You Love Me / Brian Poole & The Tremeloes (1990) 750円
 タイトル曲の「Do You Love Me」のヒット曲で知られるイギリスのいわゆるリバプール・サウンドのバンドの1962年から1965年にかけてのベスト盤です(レーベルはDERAM)(Tremeloesは後に独立して「Silence Is Golden」等のヒット曲を放っています)。
 デビューは1962年ですから,ビートルズの成功の後に続いて出てきたバンドというわけではないのですね。そういえばデビュー曲はどちらかといえばクリフ・リチャードって感じもします。
 このDERAM盤はなかなか音が良いですね。きちんとリマスターされてるって感じです。しかしながら肝心の曲の方は...う〜む、私はTremeloesになってからの方が好みですね(^^;

*Tobacco Road / Nashville Teens  750円
 ナッシュヴィルという名前がつきながら,彼らもまたリバプール・サウンドのバンドのひとつです。こちらは1964年から1969年までの曲が収録されています。
 上記のBrian Poole & The TremeloesのCDと比べると音質ははるかに劣るのですが,それだけに荒々しい魅力を感じます。特に「Tobacco Road」を含む初期ははまさにパンクですね。それが1966年から1967年にかけてはサイケっぽい部分も見らるようになり、最後の1968年から1969年にかけてはブルース・ロックぽい部分が強調される等バンドの中に時代の流れを感じます

*Winchester Cathedral / New Vaudeville Band (1990) 950円
 「ウィンチェスターの鐘(Winchester Cathedral)」の大ヒットで知られるイギリスのバンドのベスト盤です(1966年から1967年の曲が収録)。
 このバンドは元々「ウィンチェスターの鐘」を録音するために作られた実体のないバンドだったのですが,この曲がヒットしてしまったために,急遽メンバーを集めて実際にバンドを作ったといういきさつがあります(当時はこういうバンドも多かったんですよね)。
 サウンドの方はバンド名から想像されるとおり「古き良き時代」風のサウンドであり,たとえば「ウィンチェスターの鐘」はボーカルをイコライザー処理してわざとSP盤風の音にしてあります。サイケな時代にあっては,かえってこの手の音の方が目立ったのかもしれませんね。

*Hot Ones & Try It / Standelles (1993) 950円
「Dirty Water」のヒットで知られるアメリカのガレージ・バンドのアルバム2枚「Hot Ones」(1966年)「Try It 」(1967年)を1枚のCDにまとめたものです。
 「Hot Ones」はモンキーズの「恋の終列車」やキンクスの「サニー・アフタヌーン」といった当時のヒット曲のカバー集であり,変わったところではビートルズの「エリノア・リグビー」といった曲もやっています。ただ,何故このようなアルバムを作ったのかは不明ですが....(^^;) 
 後半の「Try It」ではR&B路線へ向かおうとする曲もあるのだけれど、どうにも中途半端で(^^;...、それよりも元来のサイケ&ガレージな曲の方がStandellesらしくて良いですね。

*The Best of Dave Mason / Dave Mason (1981) 1050円
 これもまたベスト盤です(輸入未開封なのに何故か中古盤の中に入っていた)。アルバムとしては「Dave Mason」から「Let It Flow」までの曲が収録されています
 。当時は個人的にPUNK-NEW WAVEだったのであまり(意識的に)聞いてなかったのですが,今改めて聴いてみると,実に気持ちの良いアメリカン・ロックですね...って、Dave Masonはイギリス人なんですけれどね(^^;

*Best of Country Blues / Merle Haggard (1990) 750円
Merle Haggardという人についてはまったく知らなかったのですが,「Country Blues」という言葉に何かひかれるものがあって買ってみました。調べてみると、このMerle Haggardという人は、カントリー・チャートに38曲のNo.1を持つ(1988年現在)カントリー界の大物みたいですね。
 「Country Blues」というからにはアコースティックでちょっと暗めな(^^;)サウンドを想像していたのですが,実際は良い意味で想像を裏切るものでした。どちらかといえばオールドタイムな感じのサウンドで,最近の私にとっては好みの部類に入るサウンドですね。
 しかし、CURBのベスト盤ってどうしてこんなにケチなんでしょう...10曲トータル27分なんて、LPだって少ないと思うぞ(^^;

* Tears of Stone / Chieftains (1999) 1350円
 ChieftainsがBonnie Raitt, Joni MItchellといった女性歌手と競演して制作したアルバムです(日本からは矢野顕子が参加しています)。
 
これは良いです、素晴らしいです
 Chieftains自体はアイルランドのトラディショナルなバンドであり、特に何か新しいことをしているわけでもないのに、どうしてこんなに新鮮なサウンドなんでしょう。まさに心洗われるサウンドです。

*Physical Graffiti / Led Zeppelin (1975)1450円
 Led Zeppelinの最高傑作であると語る人も多いこのアルバムですが,何故か今まで持っていませんでした...って、理由は簡単です。安く落ちてなかったからです(^^;。
 今回買ったのも単に1450円と1枚あたりの単価が900円以下だったからです。しかし、今まで持ってなかったアルバムであるにもかかわらず、ほとんどの曲を知ってるというのは、さすがLed Zeppelin...

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2000年11月29日

 休日出勤の振替休だったので、横浜まで買い出しに行って来ました。最近はよっぽどじゃない限り東京まで出ていく元気がないんですよね(^^;。今回はレコファンとディスク・ユニオンの2件で、いずれも中古盤です。レコファンではレジのお姉ちゃんが値段の書いてある袋をレジ打つ前に捨てちゃうもんだから、値段を調べ直すのに時間がかかってしまいました(^^;...お〜い、しっかりしてくれよ〜(^^;

【レコファン】(中古盤200円off sale)

* Ceap Trick at Budokan / Cheap Trick (1978)  750円
 
当時から何度も聴いた音盤ですが、自分では持ってなかったんです(^^;。これを聴くと、当時のCheap Trickがいかにアイドル的人気があったかが良くわかりますね。「at武道館」といいながら、実は大阪でのライブ音源も入ってるんですよね、これ(^^;......それにしても、この4人は最近の写真見てもあまり印象変わらないよなぁ...(^^;

*
44 / Chocolate Watch Band (1984) 850円
 
1960年代ガレージ・バンドの代表的存在のひとつであるChocolate Watch Bandのコンピレーションで、1966-1967年の曲が収録されています。曲によってはレコード盤から落としてるようなものもあり、音質は決して良くありませんが、それがかえってガレージっぽくて良かったりします。発売してるbig beatはZonbeesのBOXを出したレコード会社ですね。

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Stone Blue / Foghat (1978) 550円
 
Foghatも好きなバンドなんだけれど、ベスト盤しか持ってなかったんですよね(あの名作Liveすら持っていない(^^;)。これは絶頂期をやや過ぎつつある頃の音盤ですが、それでも芯のあるロックを聴かせてくれます。また、Rhinoからの再発盤だけに音はもちろんgoodです。
 

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Going for the One / Yes (1977) 750円
 
『Wonderous Stories』を聴きたくなったので買いました。そういえば、この頃のYesって、あまり真剣に聴いた記憶がないなぁ...考えてみればそろそろPunk-New Waveの時代だから、趣味がそっちの方へシフトしていたのだろうな。今聴くと『Wonderous Stories』はもちろんのこと、『Turn of the Century』も気持ち良いですね。

* Wired / Jeff Beck (1976) 850円
 
これも何度も何度も何度も聴いた音盤だけれど、持ってなかったんだな...というのも、当時色んな所で聴くことができたから、自分で持ってる必要なかったんだよね(^^;。最近の買い物にはこういう買いそびれ物の購入(もちろん安ければだけれど)って多いんですよね。

【ディスク・ユニオン】
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Creedence Clearwater Revival
         /
Creedence Clearwater Revival (1968) 800円
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Bayou Country / Creedence Clearwater Revival (1969) 800円
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Green Rever  / Creedence Clearwater Revival (1969) 800円
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Wille and the Poorboys
         /
Creedence Clearwater Revival (1969) 800円
 
CCRが800円で4枚落ちていたので一挙に捕獲しました。ベスト盤はCDでも3枚持っているのに、オリジナル・アルバムは1枚も持ってなかったんですよね(^^;。しかし、これで一挙に4枚に増えました、後はライブを除けば3枚かな?それにしても、1年間に3枚ものアルバム出すなんて、この頃のCCRの絶好調ぶりが良くわかりますね。
 ところで、1stは発売当時
アート・ロックって言われてたんですよね。そりゃ確かに『Suzie Q』みたいに長くてちょっとそれっぽい曲も入ってるけれど、やっぱり違うよなぁ(^^;
 それから、初期3枚のアルバムを並べてみて気がついたんですが、3枚ともジャケットの写真は林(森?)の中で撮られてますよね。これって何か意味があるんだろうか?いや、どうでもいいことなんですけれどね(^^;


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America's Greatest Hits / America (1975) 800円
 
そうなんです、Americaも1枚も持ってなかったんですよね(^^;。彼らのヒット曲は色々なオムニバスに入っているんで、なんとなく買わずに今日まで至ったというわけです。『名前のない馬』と『I Need You』は昔から好きな曲ですね。おっと、あらあらまあまあ(^^;、プロデューサーがGeorge Martinだっただなんて、今日の今日まで知りませんでした...反省しなければなりません...(^^;

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Argybargy / Squeeze (1981) 800円
 
Jools Holland在籍時の音盤です。1曲目からまさにSqueeze以外の何物でもないサウンドですね。彼らほどpop musicの神髄を心得てるバンドって少ないですよね。でも、ジャケットは死ぬほどダサい(^^;。これでずいぶん損してると思うぞ(^^;
 このSqueezeがデビュー当時はA&Mの戦略のためにNew Waveバンド扱いされてたというのは、今では笑い話だな。

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Are You a Boy or Are You a Girl / Barbarians (1965) 800円
 
Barbariansは名前は知っていたのですが、音を聴いたことがないので買ってみました。いかにも1965年の音なんだけれど、選曲が変(^^;。何でガレージなサウンドの『朝日のあたる家』の後にムード・ミュージックな『Marie Elena』(Los Indeos tabajarasの1963年のヒット曲)をやるかなぁ...それもギター・インストで(^^;...まあ、個人的にはこの曲好きだからいいんだけれどね(^^;

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2000年12月09日

 12月9日は日本時間におけるジョン・レノン命日でありますが,この日,新宿で「ROCK考古学館」というMailing Listの仲間とのオフ会がありました。その前座として新宿お買い物ツアーを行なったのですが,今回はボーナスも貰ったこともあってCDを14枚買ってきました。もっとも普段とそう変わらない枚数と金額なんですがね(^^;)

*Virgin Record
 
Original Hits / Freddie & The Dreamers (1995) \1780
 VIrginは全般的に値段が高めに設定されてるのでほとんど買い物をしたことがないのですが,このFreddie & The Dreamersのベスト盤は以前から探し求めていたものであり,見つけたときに買わないと次またいつ買えるかわからないというのが世の常,というわけで,仕方なく買ったわけです。
 Freddie & The Dreamersはいわゆるリバプール・サウンズのバンドのひとつなんですが,日本での認知度は低く,なかなか彼らのCDを見つけることができないんですよね。もっとも,バンドとしては特に特徴があるわけでもなく,音楽性が高いというわけでもないので,それも仕方のないことなんですが....それでも,私は彼らのPOPな音が(「Do the Freddie」の素っ頓狂な笑い声を含めて)好きなんですけどね。

*Disc Union
 最近はユニオンに当たりが多いのですが,今回もなかなかの豊作でした。

Doors / Doors (1967) \1200
Strange Days / Doors (1967) \1200
L.A.Woman / Doors (1971) \800
 今回はドアーズの箱を買うつもりだったのですが,ユニオンで値段を見ると1万円,これなら紙ジャケのデジタル・リマスター盤をバラで買った方が安いと思い(ここが私のせこいところなんですが(^^;),中古盤を探してみたら,ありました。しかも上記2枚は値札の20%引き,「L.A.Woman」に至っては,未開封盤が値札の50%引きというお買い得価格で。というわけで,3枚ありがたく拾わせていただきました。
 しかし,話には聞いていたけれど「Break on Through」には吃驚しました(まだこのバージョンを聴いたことがない人のためにあえて内容は伏せますが(^^;)。

Another Live / Todd Rundgren's Utopia (1975) \600
Swing to the Right / Utopia (1982) \600
ユートピアのアルバムが2枚50%引きで落ちていたので,これもありがたく拾わせていただきました。トッド・ラングレンは大好きなミュージシャンなんですが,何故かユートピアは抜けが多いので,このように拾えるととてもうれしいですね。しかし、この2枚のアルバムはまったく別のバンドみたいですね...メンバーも替わっているけれど....

Live / Foghat (1977) \800
オフの時に某氏から「バカROCK」と認定されましたが,これは決して貶しているのではなく,最大級の誉め言葉なんですね。シンプルでストレートで格好良い,これぞロックのライブという醍醐味を感じさせるアルバムです。それにしても,「Honey Hush」はスタジオ盤と比べると滅茶苦茶テンポが速いですね。ちなみにこれは20%引きでした。

Hurdy Gurdy Man / Donovan (1968) \600
Donovanも好きなミュージシャンであるにも関わらずベスト盤しか持ってなかったんです。というわけで,50%引きでありがたくこの盤を拾わせていただきました。こういうサイケの香りのするフォークって好きですね。しかし、参加ミュージシャンがクレジットされてないというのは不親切だよなぁ

Beat the Retreat - Songs by Richard Thompson / V.A. (1994) \400
 Richard Thompsonのトリビュート・アルバムです。R.E.M., Los Lobos, David Byrne等そうそうたるメンバーが参加しています。これで400円は絶対に安いと思う(^_^)。

The History of Fairport Convention
           /
Fairport Convention (1972) \1200
 上記でトリビュートされているRichard Thompsonが在籍していたバンドの1968年から1972年の間のベスト盤です。インナーにファミリー・ツリーが記載されているのですが,それを見ると第2期のメンバーは豪華ですね。Richard Thompsonの他にもSandy Denny,Ian Matthews等、私でも知ってるミュージシャンがいるのですから....。もちろん、ブリティッシュ・トラッドの香りあふれるサウンドは私好みのものであります。

Summer Breeze / Seals & the Crofts (1972) \800
 1973年にワーナー・パイオニアから「Hot Menu」という2枚組980円の低価格アルバムが発売されました。今でいえばただのサンプラー盤なんですが,当時少ないお小遣いをやりくりして音盤を買っていた中学生にとっては,実にありがたい値段であっただけではなく,この盤を通してそれまで知らなかった色々なミュージシャンを知ることができたのです。
 そして,Seals & the Croftsの「Summer Breeze」もこの盤に収録されていた曲のひとつです。当時から大好きな曲でしたが,何故か収録されているアルバムと(手頃な価格で)出会うことができずにいたのですが,今日ようやく出会うことができました。こういうときが一番嬉しいですね。

S.F.Sorrow / Pretty Tthings (1968) \1300
 サイケデリック・ロックの名盤といわれながら,これもまた手頃なお値段でお目にかかることができませんでした。1300円というのは私にしてみればお高いお値段ですが,ここで買い逃すとまたいつ出会えるかわからないので,思い切って買ってみました。まさにサイケデリック・ロック以外の何者でもない音ですね。

Doc at the Radar Station / Captain Beefheart (1980) \1300
 牛心隊長のアルバムの中で一番好きであるにも関わらず,何故か今までCDで持っていなかったアルバムです(ただ単に安く売ってなかったたためなんですけれどね(^^;)。私はこのアルバムに収録されている「Telephone」を聴いて、初めてCaptain Beefheart&magic bandのサウンドがきちんと作られたサウンドであるということに気がついたんです。それまではバックがフリーに演奏していて、それに牛心隊長が歌をのせているとばかり思っていたんですよね(^^;)。

Historia de la Musica Cubana(キューバ音楽の歴史)/ V.A. (1992) \1000
 中村とうよう選曲・編集によるキューバ音楽のオムニバスです。 「Buena Vista Social Culb」を聴いてからキューバ音楽に興味を持っていただけに、こういうアルバムはありがたいですね。

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2000/12/16

 近所にダ*クマができたんで散歩ついでに行ってみたら、CD屋で輸入盤1枚1000円セールというのをやってたんで、3枚ほど拾って来ました。今年出たばかりの物が1000円とは安いぞ(^-^)。

RIDING WITH THE KING / B.B.KING & ERIC CLAPTON (2000) \1000
 ジャケットのクラプトンの嬉しそうな笑顔そのものの、和やかな雰囲気のサウンドですね。キャリアを積んだ人間だけが持つ大人の余裕を感じさせます。ブルースのアルバムとしての評価は私にはできませんが、聴いていて気持ちの良いサウンドであることは間違いありません。
 ところで、インナーにクラプトンがB.B.と並んでギターを弾いている写真が載っているのですが(おそらくクリーム時代じゃないかな?)、この写真のクラプトンは緊張しているのか、やけに表情が硬いですね(^^;)

A DAY WITHOUT RAIN / ENYA (2000) \1000
 前のアルバムから何年経つのかな?時の流れを感じさせないエンヤ・サウンドを今回のアルバムでも聴かせてくれます。彼女のような浮世離れした人のサウンドは、変わらないことに価値があるんですよ。tころで、エンヤの曲って、眠る直前の微睡みの中で聴くととても気持ちが良いんですよね。何だかとても良い夢を見ることができるような気がするんです。

*WARNING: / GREEN DAY (2000) \1000
 グリーン・ディは良くなりましたねぇ。デビュー当時から彼らのポップでパンクなサウンドは好きだったのですが、この新譜では一回り大きくなった彼らの姿を見ることができます。いかにもパンク然とした早急なリズムが減り、ミディアム・テンポの曲が増え、アコースティック・ギターをやハーモニカを使用する等サウンドに変化が見られますが、ポップなメロディーは相変わらず健在です。ボーカルのタイプは異なりますが、この新譜でのグリーン・ディってCCRの正当な後継者って印象を受けるんですよね。

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2000/12/17

ボーナスのお小遣いが残っているうちに買い物をしておこうと思い、横浜のH*Vでえねま価格より高い『1枚1780円が2枚以上買うと1490円』セールからCD6枚と、そこでいただいた割引チケット(300円引き)を使用してDVDを2枚購入してきました。

THE BEST OF MICHAEL JACKSON & JACKSON FIVE (1997) \1490
 1曲を除いてまったく同じ選曲で同じ値段のCDがあったのだけれど、片方が1995年、もう片方が1997年の発売だったので、少しでも新しい方をと思い、1997年の方を買ってみました。改めてきちんと聴いてみると、ジャクソン5の曲って、
メロディもアレンジも歌も演奏もどれをとっても良くできたポップだったんですね。もちろん「BEST OF MICHAEL JACKSON」というタイトルですから、マイケル・ジャクソンのソロ・ナンバーも収録されています。個人的には「ベンのテーマ」が収録されているのが嬉しいですね。デビュー当時の曲を聴くと、やっぱりマイケル・ジャクソンは天才だと思います。

THE PYE ANTHOLOGY 1963-1967 / SEARCHERS (2000) \1490
 2枚組60曲入りでこのお値段はお買い得ですね(^_^)。サーチャーズはベスト盤を1枚持っているのですが、彼らの1960年代中期以後のサウンドにも興味があったんで買ってみました。1966〜1967年のサウンドはソフト&サイケな部分もあって、サーチャーズもきちんと時代を意識していたのだなぁ...と当たり前のことながらそう思ってしまいました。サーチャーズって作曲の才能にはあまり恵まれていませんでしたが、その代わり、人の作った曲を自分たちのサウンドにする力には恵まれていたと思います。

CACTOLOGY:THE CACUTUS COLLECTION / CACTUS (1996) \1490
 某MLでちょっと話題になっていたRHINO盤です。カクタスは昔から名前だけは知っていましたが(カーマイン・アピスとテイム・ボガードが在籍していたバンドとして)、なんとなく聴く機会がなく今日に至ってます。実際に聴いてみると、実に格好いいハード・ロック・バンドですね。もちろん、カーマイン・アピスとテイム・ボガードのリズム・セクションも素晴らしい。

SO FAR / CROSBY,STILLS,NASH&YOUNG (1974) \1490
 どうにも『degitally remasterd』という言葉に弱く、ついつい買ってしまいました(^^;)。CSN&Yって、1970年代前半にはミュージック・ライフの人気投票でツェッペリンと1位を争うくらいの人気バンドだったのですが、最近はあまり再評価を得ているという話は聞きませんね。

TEN EASY PIECES / JIMMY WEBB (1997) \1490
 しかし、このジャケットの大柄のおっさんが、あの繊細なメロディを持つ名曲の数々を作った人とはとても思えませんね(^^;)。このアルバムはそれら名曲の数々をジミー・ウェッブ自身がセルフ・カヴァーしたものです。基本的にはピアノの弾き語りであり、ジミー・ウェッブ自身の歌も決して上手いとはいえないけど、なかなか味わい深いものがあります。

JOHN LENNON / PLASTIC ONE BAND (2000) \1490
 今年出たリマスター盤です。確かに以前のCDに比べると格段に音がクリアーになってますね。それだけにジョンの声が直に響いてきて痛いものがあります。これほど自分自身を赤裸々にさらけ出したアルバムって他にはほとんどありませんからね。リンゴ・スターのドラムとクラウス・ヴーアマンのベースもまたとても格好いいですねぇ。

DVD
THE BEST OF MUSIK LADEN VOL1&2 \3500
 以前LDでもこの『MUSIK LADEN』からが出ていたけれど、このDVDに収録されているのは2曲を除いて初めて見るものばかりです。それにディープ・パープルの「ハイウェイ・スター」からハンブル・パイの「フォー・ユア・ラヴ」までの11曲収録で定価3800円だからお買い得感もありますね。個人的にはハンブル・パイのアンプラグド・ヴァージョンによる「フォー・ユア・ラヴ」が良かったですね。なんといっても、スティーブ・マリオットのエモーショナルなヴォーカルが格好いい!また、この時期はピーター・フランプトン在籍時ですから、美少年時代の彼の姿も見ることができます(^^;)

THE ED SULLIVAN SHOW : MUSIC ANTHOLOGY \3500
 
これは絶対にお買い得です。なんたって、イギリスからはビートルズ、ストーンズ、アニマルズetc..アメリカからはバンド、CCR、ジャニス・ジョップリンetc..ブラック・ミュージックからもシュプリームス、スライ&ファミリーストーンetc..の全25曲が収録されていて3800円なんですから。編集の方もただ単に曲を並べただけの『MUSIK LADEN』とは異なり、かなり凝ったものになっているので、見ていて少しもだれることがありません。
 個人的には頭のネジが3本くらい飛んでるんじゃないかと思ってしまう、
フレディ&ザ・ドリーマーズのおバカなステージがお気に入りです(でも、これって以前他の映像で見た「好きなんだ」とほとんど同じステージ・アクションなんだよな(^^;)。

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