『第4章 特別』
星空の元流星群を眺める二人。すっかりタメ口の和は毒舌も相変わらずです。
付き合っているのがばれたら「口封じだってできるかもしれない」と物騒なことを話す和ですが,ゆづきにだけは樹との関係を打ち明けます。
風邪をひいて体調を崩す樹君。翌朝和が起こしに来て,お粥を作ってくれます。
無理にでも出勤しようとする樹をしかりつけて休ませる和。
これじゃどっちが教師だかわりませんね。
でも,樹から合い鍵をもらって喜ぶ様子はやっぱり年頃の女の子です。
夕方,ゆづきが和に頼まれて見舞いに来ます。
しかし,お見舞い品は果物盛り合わせとバラの花とは....まぁ彼女らしいんですけれど...(^^;)。
ゆづきが帰った後和がやってきますが「(ゆづきに)何もしなかったでしょうね」とはご無体な。
それにしても,突然「結婚して」とは,あまりにも唐突すぎませんか,樹君。
和じゃなくても吃驚です。ま,ほとんど相手にされてないみたいだけれど.....
しかし,風邪引いてるのにキスするのはいかがなものかと....
まったく,「受賞した」を「受精」したとは...本当に耳が腐ってませんか?樹君(^^;)。
実はゆづきが少女向け小説雑誌の賞を受賞したのです。
進路の話からついつい可愛いゆづきちゃんをいぢめていた樹君は,和からぶったたかれてしまいます。
「和ちゃんは嫉妬深くて独占欲が強いから気を付けた方がいいと思います」とはゆづきの言葉。
それにしても,「保護者気取りのあの人を見返してやりたかったのかもしれません」というゆづきの真意は?
ゆづきの家でゆづきの受賞を祝う会。といっても参加しているのは3人だけだけれど。
そこで「受賞式には行きたくない」と言うゆづきと「行くべきだ」と言う和の間で言い合いになってしまいます。
その帰り道「みんなが変わって,あたしだけがいつまでも今のままではいたくない」と話す和。
しかし,「先生が頼りないから,弱いから愛しくなる」というのは男としていかがなものかと....(^^;)。
「今日はゆづきの家に泊まることになっている」ということで和は樹のアパートに泊まることになるのですが,「何もかもどうでもよくなるくらい...たくさんしようね」なんて言われちゃぁねぇ(^^;)(^^;)。
ところが,その和から「あまり会わないようにしよう」と言われてしまいます。
ゆづきが学園に来ないのは,自分が「先生と付き合って舞い上がってゆづきのことをほったらかしにしていた。ゆづきの気持ちをちゃんと考えあげられなかった」と悔やむ和。
そんな和を見て自分自身の無力さに苛まれる樹。
樹が伯父の見舞いから戻ってみると,アパートの前にゆづきの姿が。
「和と樹に嫉妬して,憎らしくて反発したかったから傷つけるようなことを言ってしまった。」と話し,「わたしも和ちゃんみたいに強くなりたかったです」と泣きじゃくるゆづき。
樹は「家には帰りたくない。あそこには私を迎えてくれる人はいません」と話すゆづきを泊めてしまいます。もちろん何もしませんでしたが....。
しかし,ゆづきを家に連れ込んだところを他の生徒に見られたらしく,それが学園中で噂になってしまったのです。
当然の如く樹は楠木教頭代理から厳しく叱責されちゃいます。
もちろん和も怒ってらっしゃいます。
「先生に甘えられるのはあたしだけじゃなきゃダメだって...思ったりするの。たとえいゆづきでも,許せることと許せないことがあるの」と可愛らしいことを言いながらも
「もうこれ以上あたしに話しかけてこないで」と言って樹の元を去ってしまいます。
そんなとき,あの白波瀬から電話がかかってきます。
最初のうちはあっけんからんとあの頃と少しも変わらない話し方をしていた白波瀬ですが,
「もしも君が今幸せなら....私君を許せなくなっちゃうな」という言葉から一転します。
「私は期待していたんだよ。君がいつかあたしに追いついてくれることを。肩を並べて歩きたかった」
そう,実は白波瀬もまた樹のことが好きだったのに,勇気がなくて自分の気持ちを伝えることができなかったのです。
そして,あの結婚を打ち明けた日も「結婚するなとか,ずっと好きだったとか,そう言う言葉を待っていた。」と涙ながらに話す白波瀬は,「あたしはずっと君が好きだったよ」と言って電話を切ります。
いやぁ〜,こいつはキツイ展開ですね。
教頭代理から今回のことは不問にすると言われて一安心の樹君。
和の所に話しに行こうと思ったが怖じ気づいてしまったというゆづきは,自分も同じだと話す樹に
「先生じゃなきゃダメなんです...これ以上和ちゃんを苦しめないであげてください」と告げます。
この言葉に後押しされるように,樹は和に会いに行く決心をします。
Liebchenで久しぶりに話す樹と和。
よりを戻した二人は女子更衣室で....これってコスチュームプレイですか(^^;)。
しかも3回も出しちゃうとは...(^^;)。
『第5章 涙』
今度は樹と和が付き合っているという噂が学園に流れちゃいます(これは真実なんだけれど)。
「1年生が二人が図書室でキスをしているのを見たと言っていた」と話す同級生に怒って帰る和。
「和を傷つけた人は(自分を含めて)許せない」と樹の頬を叩くいたゆづきは和が忘れたカバンを持って和の家に行きます。
和解をした二人。和は珍しくゆづきに弱音を吐きます。
困ったもんです。今度は和が学校に来なくなってしまいました。
どうやら,楠木教頭代理には樹が和と付き合っていることはバレバレのようですね。
この楠木先生もかつて教師に恋をした過去を持っているようです。
終業式の前日,樹は和に電話をかけますが,「どうすることもできなくて苦しんでいるのに何で会いに来てくれなかったの?」と言う和と言い合いになってしまいます。
そして,「もう電話しないで。先生と話すことはもうないから」と言って電話を切る和。
それでも,樹は和に会いに行くのですが,その途中,橋の上(和の家との中間にある)で和と出会います。
「恋をすれば何かが変わると思った。相手は誰でも良かった。先生は単純で扱いやすそうだから選んだ」
「あたし達の恋なんて幻だった。幻だから消えていこうとしている」と話しながら泣いている和。
「ずっと,ずっと,助けて欲しかった」という和と二人で歩き始める決意を固める樹。
翌日登校してくる和。
樹は楠木先生から「上手くやりなよね」と励まされてしまいます。
その夜(クリスマスイヴの夜)バイト帰りの和が訪ねきます。
今日はお泊まり。
「先生の好きにしていいから」
だからって,69の後で中出しですか...しかも2回も。
伯父が病院を退院し教頭として復活することになるのですが,樹はその伯父から「来年度から桜鈴で働いてみる気はないか」と言わます。
ここで選択肢。
伯父の誘いを了承すると,
『終章「follow heart」』へ
卒業式の日。
それぞれの道に進んでいく樹は和。
そして伯父の誘いを断ると
桜鈴学園の話を断り採用試験に臨む決意を固めた樹。
その話を聞いてバカと言いながらも「もっともっと先生のことを好きになりそう」と言う和。
しかし,和は卒業式にも出席せず,樹が留守の時にアパートの鍵を返し,そして一人で東京に旅立ってしまいます。
『終章「Be Catcch!」』
数年後の東京。
和と会うこともなく(というより彼女とは音信不通のままです)目標に向けて頑張った樹は採用試験に合格し,都内の学園で働き始めることになります。
そしてまた何度目かの春,樹は通学路の桜並木(何と白波瀬から別れを告げられたあの桜並木です)で和と再会します。
「やっと...会えたね」という台詞がなんとも切なさを感じさせますね。
「後戻りできないようにして何もかも振り切って町を出た」和は樹と同じ教師の道を目指し,そして今日から樹と同じ学園で働くことになったのです。
そしてエピローグ。
いや〜,エピローグがアニメーションというのはGoodですね。うちのPCだと力不足で綺麗な映像で見ることができないのが残念なんですが....。
ということは,ヒロイン一人一人にそれぞれエンディング・テーマ曲とアニメーションがあるってことなんでしょうね。いやぁ,こりゃぁ贅沢ですねぇ(^_^)。
|