結局,児童相談所員が北条の家に行っても沙都子が虐待を認めないために様子見になってしまう。
祟り殺し編で鉄平を殺したときのことを想像する(思い出す)圭一。だからこそ鉄平を殺そうと言う詩音を止めたのだ。
レナもまた祟り殺し編で沙都子が壊れたときのことを思い出す。
どうやら別の物語の記憶を持っているのは圭一とレナだけのようですね。
翌日部活の皆で児童相談所へ訴えに行く。
「みんなの力を合わせれば,奇跡が起きる」というレナの言葉に高揚感を感じる梨花。
「運命なんか金魚すくいの網のようなものだ」と豪語する圭一を面白く感じた梨花も一緒に行くことに。
しかし結局何の進展もなく今回も様子見のまま終わってしまう。
「あなたは運命なんかたやすく打ち破ってくれる人なんだもの...だから,この運命から沙都子を助けて」と涙ながらに願う梨花を見て火がついた圭一は,それが自分の役割とばかりに皆を鼓舞する。
tips 受付メモ
ただ圭一達が来たことだけを告げる簡単なメモ
tips 鬱積と通帳
沙都子の親が残した預金通帳があるはずだと思う鉄平。しかし沙都子は知らないという。
沙都子を助けるために分校のみんなで児童相談所へ行こうと盛り上げる圭一。
それを聞いて知恵先生も引率で行くことを決意。
20数名で児童相談所と話し合うが,結果は変わらず。
しかし,沙都子を助けようとする輪が広がったことだけは間違いない。
その輪をさらに広げようと,ものすごくディープなオタクねたで亀田君を説き伏せる圭一....つ〜か,この時代にそんなもんないでしょうが...(^^;)。
大石から「これ以上やると園崎家を敵に回すことになる」と警告を受ける。
それでも決意を曲げない圭一を激励する大石。なんだかこの物語の大石はとても良い人みたいなんですけれど...。
tips 背後関係はなし
園崎との関係がないことがわかった相談所の係長は明日来ても話だけ聞いて決して安易な口約束はしないよう職員に釘をさす。
tips 疫病神と復学
悟史の部屋に入ろうとする鉄平を必死になって止めようとする沙都子。
3日ぶりに登校してきた沙都子だが。まったく別人のよう。
なのに,叔父からの虐待もなく児童相談所にも言う必要はないと繰り返す。
そんな沙都子に「私たちだけが手を伸ばしても意味がない!だから沙都子ちゃん,あなたも手を伸ばして」と話すレナ。
しかし,沙都子は差し出された手に伸ばそうとせず,そこにかけつけた校長の姿を見てとつぜん激しく怯えだしてしまう。
学校にかけつけた入江によって一応の回復を見せた沙都子。
誰にも秘密だといって梨花は「注射を忘れると,沙都子はとても恐がりになってしまう。すると,何かが起こったり,聞こえたり,現れたりするだけで,それだけで沙都子に危害を加えようとしているように感じてしまう」と,沙都子が病気にかかっていることを圭一に告げる。
今日は入江や鷹野も含めた総勢60名で陳情に行くが,相談所からの願いで代表3人が所長室で話すことになる。代表は圭一と入江と梨花の3人。
自分が舞台に上がらなければ奇蹟は起きないと,傍観者であることを止め,沙都子の心を悟史の呪縛から解き放つ決意をする梨花。
しかしながら,結局今日の話し合いも平行線のまま。
結局沙都子自身が助けを求めなければどうしようもないのだが,当の沙都子はそうすることによって悟史の部屋が鉄平に荒らされてしまうことを恐れている。
村の集会所で,知恵先生と魅音から明日の陳情を止めるよう言われる。
どうやら二人にかなりの圧力がかかったらしい。
村中の誰もが,居もしない誰かに怯え,規律を守っている。何の恨みもない沙都子を許すと,居もしない誰かに陰口を叩かれるのではないかと怯えて未だにダム戦争の遺恨を守っている。そして,その居もしない誰かを「オヤシロさまの祟り」と呼ぶ。
そんな村の様子にに怒りをおぼえた圭一とレナは,自分達でその状態を壊そうと決意する。
「お前本気でやるとなったら,学校ひとつを爆破しそうな気がするぜ」と言う圭一に「圭一君だって,やると決めたら,金属バットで闇討ちぐらいはしそうな気がするよ」と答えるレナ....シャレになってないって(^^;)。
tips 公務員の心構え
自分なりのやり方で町会を説得する圭一。
初めは無礼な若造と思っていた年寄り達も,鬼が淵死守同盟の魂を体現する圭一の言葉にだんだんと賛同するようになり,最終的には園崎お魎の賛同をとりつければ町会が圭一達の行動を支持することに決定する。
翌日園崎家本家に交渉に行く圭一とレナと梨花。
圭一の言うことを全く相手にせず怒り心頭のように見えたお魎だが,レナは怒っていなかったと言う。
物別れに終わったかと思った話し合いだが,圭一達が帰ろうとしたとき,茜(魅音達の母親)からお魎がokを出したと伝えられる。これで雛見沢連合町会(鬼ヶ淵死守同盟)が圭一たちのバックについたことになる。
しかし,公式には圭一が大立ち回りをした挙げ句,鬼婆さまがその男気に惚れて特別に北条家(沙都子)を許したという形になったらしい。
圭一最強伝説の始まり?(^^;)。
「梨花はこれで運命から救われるのでしょうか」と言う梨花に「運命とか安っぽく言うんじゃない。最初から結果が決まっていることなんて何もない。結果をつくるのは俺たちなんだ。」と答える圭一。
土曜日,村長から電話が行ったにもかかわらず児童相談所所長は様子見を押し通す,そこで午後から村で相談所に行くことになり,お魎の号令で雛見沢だけでなく興宮の人間までもが相談所前に集まってくる。その数100人以上。しかし,警察から解散命令が出てしまう。しかし,その警察代表の大石も圭一達の味方。
県議の園崎等が現れ,大石はその命に従う。
園崎県議らに付き添われて相談所の中に入る圭一達。
どうやら,お魎は市長に直々話しに行くほど圭一のことが気に入ったらしい。
児童相談所からの電話に対して「何もない」と言うよう鉄平から脅された梨花に,電話越しに「悟史の強さを見習って戦え」と諭す梨花。
そして勇気をふりしぼって児童相談所へ助けを求める沙都子。
鉄平が梨花に暴力をふるおうとしたとき,警察が家に踏み込んでくる。これは大石の指示によるものらしい。
助けられた梨花は傷だらけではあったが,「私,やる時はちゃあんとやるんですのよ」と,彼女らしい応対ができる元気はあった様子。
とりあえず今日はここまで!
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