最果てのイマ日記

幼い頃,とある施設で育った「貴宮忍」には,友達と呼べるものはいなかった。
そんな忍が,姉の「千鳥」と共に施設を出て最初にしたことは,友達を作ること。

近所に住むボーイッシュな少女「紅緒あずさ」
同じ飼育委員となった,寡黙であり辛辣でもある「本堂沙也加」
地域でも有名な一族に属している兄妹「塚本斎」と「葉子」
似た者同士といった感じで惹かれあった「樋口章二」
そして,偶然の出会いから近付いた「伊月笛子」
彼等と忍,併せて7人。
共に友人に恵まれなかった面々が,知り合い,仲間となり,早数年。
物語は,黄昏に彩られた静かな街で幕を開けた。

【ケース裏解説文より】

 『最果てのイマ』は2005年8月にXUSE【純米】から発売されたゲームです。シナリオを『クロス・チャンネル』や『夏夢夜話』のライターとして知られる山田ロミオ(実は某有名シナリオライターであるという説も)が担当しているというので興味があったのですが,発売延期が続き(ブックレットにもそのネタの4コマが載ってました(^^;),ようやく今年の8月に発売されたものです。
 そして,これはそのリアルタイムなゲーム記であり,当然ながらネタばれ全開ですので,これからやってみようとする方はそのつもりで読んでくださいね(^^;)。 
8月28日

 我が家の恋愛ゲーム専用機,Sony Vaio PCV-J12にインストール。CD-ROM2枚組とは,最近のゲームとしては少ない方ですよね(それで税込み9240円というのはちょっと高いかも(^^;)。そのわりにインストールに時間がかかったような....う〜む,どうも最近以前に比べてインストールに時間がかかるような気がするんですよね。まぁ時間はかかったものの,なんとか無事にインストール終了。

 オープニングは『言葉』の下に水の波紋のようなものが浮かび上がってくるという神秘的で凝ったもので,それに続くオープニング・テーマもなかなか凝った作りになっています。曲は以前にデモで聞いたことがあるものですが,これもまたなかなか荘厳な感じで良いんですよね。

 青空の下,サテイの『ジムノペディ』(正確には『3つのジムノペディ第1番』)の旋律の下主人公貴宮忍が目を覚ますところから,このゲームは始まります。
 仲間7人が
の家に集まって『お茶会』&『バーベキュー』。賑やかで穏やかな時が流れます。

 樋口章二本堂沙也加塚本斎は同じ高校の同じ学年(但し同じクラスは沙也加だけ),塚本葉子は同じ学校の下級生,伊月笛子は同学年だけれど別の進学校,紅緒あずさは中学校と,全員が同じ学校に通っているわけでもないのに,朝の登校時は自然と途中まで一緒に登校するのが日常となっています。
 そして,放課後に7人が集まるのが
樋口章二が「聖域」と読ぶところの町はずれの廃工場。この場所を最初に見つけたのはあずさなんですね。

 元気娘のあずさですが,彼女は幼い頃いじめられッ子であり,が初めてあずさを見たのも彼女が男子生徒達から陰惨なイジメを受けているシーンだったりします。
 もっとも現在でも
あずさは学校では周囲から無視されている存在なのですが....学校で見る彼女はまった別人ようです。
 そして,
にとってもあずさにとっても,それぞれお互いが最初の友人なのです。

 何か選択肢があったわけではありませんが,どうやら1周目は『あずさ主体のシナリオ』のようです。

 この手のゲームのヒロインには料理が壊滅的な人が良くいますが,あずさもその一人のようで,ある朝に作った朝食は,まさにギャンブルクッキングというやつでした。まぁ奇跡的に味は良かったようですが(^^;)。

 和やかな通学風景。あずさはもっぱらイジラレ役,そして葉子がボケで笛子がツッコミという役柄があるようです。このときのあずさ章二のじゃれ合いを見ていると,とてもあずさが学校で無視されている存在とは思えませんね。傍若無人の元気娘のあずさと,学校でひとりぽつねんと暗い表情を浮かべているあずさと,一体どちらが本当のあずさなんでしょう?

 廃工場で一人をデートに誘う練習をするあずさ。このギャグは最高です!
 その姿を
にみられてすっかりパニックになってしまったあずさは,に膝枕をしてもらいながら眠ってしまいます。
 ようやくのことで(
沙也加にアドバイスされて)に映画を誘うあずさ
 しかし,そのデートも
あずさの母親に見つかって中止になってしまいます。
 
あずさの母親はずいぶんと厳格な人のようで,未だにあずさの門限は午後6時であり,そのうえ,どうやら虐待も行われているようです。そのことをに言われた母親はしつけとしての体罰だと答えるのですが....
 デートが中止になった後,連日
あずさが学校を休んだのも,おそらく体罰の跡が顔等に残っていたからなのでしょう。あずさの母親もどうやら壊れてしまっている人のようです。

 ゲーム主人公の伝統に違わぬ『大朴念仁』ぶりを見せていたですが,どうやらこれも演じているもののようです。
 当然,
あずさの想いにも気付いているのですが,しかしあずさの想いに応えることで現在の7人の関係が崩れることを,何よりもは恐れていたのです。

 さて,この後,少しばかり時間の流れがわかりにくくなってしまいます。
 突然(という感じです)
あずさは結ばれるのですが,なんとなくこの時点ではあずさしかこの世にいないような(少なくとも後の5人はいないような)気がしてならないんですよね。
 そして,次の日(と思われる日曜日),廃工場に行った
は倒れてしまいあずさの看病を受けるのですが,この日はあずさの言葉によれば,あずさの母親の命日(一周忌)らしいのです。
 ということは,いつの間にか1年が過ぎているわけであり,その間に何らかの理由で
あずさの母親は死んでしまったわけですが,その原因理由についてはまったく書かれていないんですよね。
 そして,残りの5人がどうしているのかも...

 最後,あずさと森に行くところで第1周目は『503 Service Unavailable』という文字と共に唐突に終わってしまいます。まるでTVのスイッチを切ったかのように...

 色々と謎の多いシナリオで,しかも過去と現在がシームレス状態なので,ぼ〜っとしてるとわけがわからなくなってしまう面もなきにしもあらずですが,個人的にはとても楽しめました。もちろん,この謎が後で明らかになるという期待があるからなんですけれどね。

 粗筋だけ見ればシリアスなストーリーに思えますが,実はギャグも多いんですよね。
 「....(挙手)」「....(挙手)」「....(挙手)」の男同士の挨拶はなんとなく笑えてしまいます。
 また『夢-1』のハチャメチャな夢もまたギャグとして楽しめます。

 そして,webのlinkのように下線の引かれた文字をクリックするとその場面(説明)に移動するというシステムもなかなか面白いですよね。
 また,終わったチャートはそのまま記録されているので,Saveしなくてもいつでもそのチャートに飛べるというのもまた良いですね。
 

9月2日

 『2周目終了』
 今回のヒロインは本堂沙也加でした。

 沙也加と初めて出会ったのは小学校のウサギ小屋の前。
 教師以外声をかけるものはいない孤高の存在である彼女は何故か飼育係だったのです。
 そして,
沙也加と初めて会話らしい会話をしたのもウサギ小屋の前。
 
の「よく生存競争を勝ち抜いてきたな,きみたちは」というウサギへの話しかけに懸命に笑いをこらえる沙也加

 何故か飼育係に任命されてしまった沙也加は「(自分という)猛獣の猛獣使い」だと言います。
 
沙也加は子どもの頃「魔女」と呼ばれいじめられていたのですが,子どもの集団失踪事件の後いじめられなくなったそうです。ということは,周囲の人達(特に子供達)はこの失踪事件と沙也加に何か関係があると思っているのでしょうか。
 そういえば,クラスメイトが彼女には「かかわると呪われる(酷いケガをする)という噂」があると話していましたっけ...
 なんだかまるで某東鳩の超能力少女みたいですね(^^;)。

 沙也加が友達になったのもウサギ小屋の前。
 「君が自分を大切でないというのなら,自分がいらないというのなら,僕にくれないか」「君のことが欲しい,誰かに渡したくない」
 なんて子どもの台詞じゃないよね。
 「そんなこと言われたことないからわからない」と言う
沙也加
 「なら,友達になってくれないか」と話す

 そして,その日から友人となった二人。

 そういえば,章二と初めて会ったのもウサギ小屋の前なんですよね。
 このとき飼われていたブチとマルというウサギは
沙也加にとってとても大きな存在のようなのですが,それが何故かについては,このシナリオでは語られていません。
 このウサギの墓があるのが森の中にある長老の木の根本なのですが,そういえば,『1周目』の最後
あずさが向かったのもこの森の中にある長老の木なんですよね。ここには何か謎が隠されてるんでしょうか?『クロスチャンネル』の祠のような....

 が塚本兄妹(葉子)を沙也加に紹介したのもウサギ小屋の前でしたっけ....
 この頃の塚本兄妹って,
葉子よりもの方が良く話しており,なんだか印象が違います。

 成長してからの沙也加の関係というのもなんだか微妙です。
 間違いなく
沙也加のことを異性として意識しているし,沙也加のことを異性として意識しているのですが,その一方でお互いに相手が『自分というキャラクター』を演じていることも認識しているのです。
 そして,
に自分を支配して欲しいと願っている沙也加

 とはいえ,沙也加のツンデレぶりもなかなかのもので,廃工場で本の整理をするを後ろから抱きしめたり,学校の屋上でを膝枕なんかしちゃいます。
 その他にもまるで戦いのような様相を示す
沙也加家で茶道のお稽古イベントや,手を握ったりするだけでドキドキするようなデートイベントもあり,このあたりだけを見るとまるで正当派恋愛ゲームのようですね。
 そういえば,
沙也加は親類一同から可愛がられているようだし,また沙也加の親類一同から快く思われているようです。
 「自分が愛されているのは忍がいてのこと」
 「今の私を望んだのは,忍よ」
 と話す
沙也加....なんだか意味深な言葉ですよね。

 沙也加は以前から性的関係があったようで,このシナリオにおける行為はなかなか濃厚というか....お口の恋人だけで2時間というのはどうかと....(^^;)。この強烈な生殺し攻撃は『クロスチャンエル』の支倉曜子を彷彿とさせますね。
 しかし,「味であなたの健康状態が判別できるようになるなんてね」って凄い台詞だよなぁ....
 そ〜いや,沙也加って支倉曜子と『家族計画』の青葉さんの遺伝子を受け継いでいるような印象を受けるのですが....。

 行為の最中に「別れたくない」と泣いた沙也加。しかし,この日を最後に姿を消してしまいます。
 しかも,町では魔女狩り(自警団による不審人物の摘発...場合によっては殺害も)が頻繁に行われているのです。この『魔女狩り』が何のために行われているのか,その理由は良くわかりません。

 沙也加を探し廻るの前に現れたという男。
 「貴官にに幸福を許可する」...俺の指示に従え
 「お前の守ろうとしているものがなくなる」
 一体この男の正体は?

 工場で「沙也加の家に行くといい」と言って突然の前から消えてしまった葉子
 そしてが小学校の校庭で見つけたのは血まみれで倒れている沙也加の姿。
 「よかった....最後にあなたに会えて」
 「お別れよ」
 「キスを...して...くれる?」
 「そばにいてくれてありがとう」
 と言って息を引き取る
沙也加

 沙也加を連れて森の長老の木へ向かう
 「新たな二人の絶望の門出を,どうか呪って下さい」
 の言葉で
 503 Service Unavailable.... 

 いやはや,ますます謎が謎を呼んでしまいました。
 一番の謎は沙也加が殺された理由です。一体誰が何のために....
 それ以上に謎なのがの正体なんですけれどね...(^^;)。
 

9月12日

 『3周目終了』
 今回のヒロインは伊月笛子でした。

 笛子は7人の中で一番最後に仲間となった少女。「笛子は欠けている。だから気になった」という理由でが彼女の家から強引に工場に連れてきたのだけれど,これでは他のメンバーから拉致扱いされても仕方がないかもしれません(^^;)。
 そして「僕は,君の外見が好きだったんだ。」と
が言うくらいですから,眼鏡を取るとかなりの美少女です。ただし,体重が気になるようでダイエットもしているんですけれどね(^^;)。
 性格は真面目というか....7人の中では一番の良識派でご意見番的な存在でもあります。

 そういえば,オープニングの『お茶会』は彼女の発案によるものなんですね。

 ところで,この回には2人新しい人物が登場するのですが,その内の一人が伊勢崎宗多です。彼はかつてからてひどくやられ,結果として転校を余儀なくされたことを現在でも恨みに思っているのですが....いやぁ,彼は本当に典型的な小悪党って感じでいいですね(^^;)。
 それにしても,そんな男が好きでたまらないなんて,
笛子って娘も難儀な娘ですねぇ....
 他のヒロイン達が皆
のことを憎からず思っているのに,彼女だけが違う男のことを好きだとは....どうやら彼女はギャルゲーの典型から大きくはずれた娘のようですね。
 それでも
とHだけはしちゃうのですから....女心は不思議です(^^;)。

 もう一人の新キャラが金髪の少女ジーン。彼女は達が宗多のグループから追われて逃げ込んだ森の中で登場するのですが,変にテンションの高い娘です。どうやら戦うことに無類の喜びを覚える少女のようで,「そっちが勝ったら,あたしを好き勝手にしていい」と挑発するのですが,「まにあっている」とつれない返事の君。それでも強引に戦いを挑むジーンはあっという間に組み伏せてしまいます。どうやら君はかなり戦闘力の高い人のようですね。

 達の前から姿を消してしまう笛子。しかも,慎二曰く彼女は連続猟奇殺傷事件の犯人の可能性もあるのです。笛子が路地裏に連れ込んだ男達を殺す様子を幻視する。しかも殺された連中の体には全身至る所に穴が開いており,それが猟奇殺人犯の殺傷法と酷似しているのです。

 夜の街で笛子を探すを追跡していたのは幽鬼のような姿の笛子
 「ねぇ,わたしのことしってる?」
 という彼女のまるで口裂け女のような台詞で

 503 Service Unavailable

 しかし,この回はこれで終わりでなく,まだ先が続きます。

 深い喪失感につつまれる
 忍のとった行動が裏切りであると言う
千鳥
 「どうせまともな人生なんて望めないんだ。だったら...まともな心なんていらなかった。それが中途半端な心なら最悪だ」と嘆く

 「やはり私たちは,うまくないですね」「それならそれで,やり方を変えるだけですね」
 と言って交わる
千鳥
 「あなたと私の肉体は,セックスの相性が良い」
 と言う
千鳥に翻弄され蹂躙される

 笛子が姿を消して2ヶ月以上過ぎたある日,千鳥から笛子が広域指定特別手配伝染症隔離者に刺されて死んだという話を聞かされる。

 ところが,その笛子から宛てに話があるから草原で会いたい」というメールが届きます。
 草原に向かった
の前に現れたのは宗多笛子
 「ずっと前から,あなたと会う前から...スパイだったの」
 「宗ちゃんとはあなたより長い付き合いだから」
 「好きな人には逆らえない女だから,私」
 と言って
に銃口を向ける笛子
 「精一杯あなたの敵になるから....ちゃんと敵になるから」
 「ちゃんと恨みなさいよ」
 という彼女の言葉が切ないですね。

 笛子に撃たれてが死ぬ場面でEnd。
 普通ならこれはBad Endですよね。

 それにしても,ますます謎が深くなってしまいました(^^;)。
 ところで,
笛子の妹って,一体何者なんでしょうね?....つ〜か,実在する存在なんでしょうか?
 

9月15日

 『3周目終了』
 今回のヒロインは塚本葉子でした。

 葉子は所謂『不思議系』キャラの少女なんですが,と出会った頃の葉子は情緒不安定でほとんど会話のできない娘でした。それは,預けられていた門倉家の嫁となるために自我の成長を止められていたからなんですが。そんな虚ろな女の子だった葉子なら,人付き合いの下手な自分でも一緒に育っていけると直感したから,葉子と友だちになろうと思ったのです。
 もっとも,
葉子だけではなく兄のもセットだったのですが....しかし,現在では来栖川の長女状態であるも出会った頃は普通に会話していたんですね(^^;)。

 婚約者であった門倉嫡子が少年院に行ったことによって,葉子の塚本兄妹はかなり自由を得るようになったのですが,どうもこの門倉嫡子ってのがクサイんですよね....後半葉子を巻き込んだ門倉家で起きた何事かにこの門倉嫡子が絡んでいるような気がしてならないんですよ。それからあの小悪党伊勢崎宗多とも,この御仁は関係があるんじゃないでしょうか?
 そういえば,この
宗多葉子ちゃんは「せっかくのデートだったのに,おまえのせいで台無しです。これ以上邪魔するなら痛い目にあわせますから」と蹴りを入れてるんですよね。

 と結ばれる前の葉子
 「私を支配して...忍さんのすべてで....」
 「こののち,他の誰かでいっぱいになることがないように」
 「最後におぼえるのはあなたの形」
 という言葉は何か意味深ですね。

 を助けて連れ帰ると言って工場を後にしたですが,
 「おまえは俺の敵なんだよ!」と言う
宗多から何度も刺されてしまいます。
 それでも「今は付き合っていられない」と
宗多を突き飛ばし,瀕死の身でありながら目的地に向かう
 その目的地とはやはり
が捕らえられている場所なんでしょうか?

 「珍しく,人を信じていいって,思ってるんですよ」
 「夢を見てもいいなって,思ってるんです」
 「(全部丸く収まって)みんなでバーベキューをやって楽しむ,そんな明日が来ないとダメじゃないですか」
 と一人工場で忍の帰りを待ち続ける
葉子
 しかし,雨が降る中そこに現れたのは「すまん」と謝る
の姿。が刺されたのが雨の日....ということは,は助けられたけれど,は死んでしまったということなんでしょうか?

 世界が崩壊する葉子
 という場面でブラックアウトしてしまいます。

 それにしても,葉子ちゃんの台詞はOld Timeなものが多いですよね。
 「はやく人間になりたい」とか「イシャはどこですか?」とか言ってみたり,
 「全員集合」という忍に「8時前なのに」と反応してみたり....

 また危ない台詞も多くて 
 「自分の体からどばどば血が出るのは,見ていて感慨がある」
 「あのフェラチ者,横っ面をひっぱたいてしゃぶら...」
 「どうしても劣情を抱いてしまうんでしょう」
 「忍さんので突き破って...」
 等々,とても若い女の子が口にする台詞じゃないよね。

 ところで,この兄妹が持つが監視下に置かなければならない異能って何なんでしょう?
 もしかして,
葉子が冗談半分に言った「私は未来を知る女」が真実の力だったりして...(^^;)
 

9月16日

 『5周目』
 いつものお茶会と登校の後は
 真っ白な何もない世界。

 目を覚ますとまたお茶会。そして登校。
 そしてまた真っ白な世界。

 目を覚ますとまたお茶会。そして登校。
 黄昏
 気が付けば,後に人類史の終焉となる日が,過ぎ去っていた。
 南が『戦争』と呼んだ日
 忍が『絶望』と思った日
 沙也加が『起こりうると』と肯定した日
 章二が『敵』と定めた日
 80億人類の栄耀も,今や一億に届くかどうか。
 やるべきことやはやったと意識が途絶え消えていく。

 繰り返される いつものお茶会と登校(『最初の日』)
 そして死。

 延々とループを繰り返すのでどうしたのだろうとネットで調べてみたら,
 どうやらリンクを全て回収しないといけないみたいなんですね。

 というわけで,取りこぼしはないかと最初からSKIPしまくりで繰り返してみたら,いつのまにか次のステップに進むことができたようです。
 

9月18日

あずさ2周目
 基本的には1周目と同じですが,新たに増えたリンクによって1周目で明らかにされなかったことが明らかになるとともに,さらにまた新たな謎が生まれてきます。

 あずさとの出会い(あずさが襲われている場面)におけるは1周目とは違ってかなり冷徹であり,あずさが事前に報告されていたナチュラルユーザーではないという理由でまったく助ける気無しで,結果的に助けはするものの何も感じていなかったことが明らかになります。
 しかも,あずさを身近に置いたのも「あずさを先兵として対象に接近し交友をもって見張る方針へ転換」したからなんですね。
 また,施設の中でに恋をしたフランシスという少女の物語も語られるのですが,ここにおいても,かつてのが冷酷な子どもであったことが記されています。

 そして,このシナリオで初めてイマという少女の存在を確認できたのです。
 「ようやく会えたのね」
 「殺してやろうと思っていたの」
 と言う彼女の言葉の意味は?
 また,後半,街から人々が姿を消し,が見捨てられたような気持ちになった時にも彼女は中庭に現れ
 「ここにいるの,忍」
 「ここに来て」
 「あなたが納得するまで同じ日々を繰り返したなら,きっと辿り着ける」
 「だから待っている...迷宮の先で」
 と,またしても謎の言葉を残して消えていきます。

 あちら側(施設側)の人間として,すでに登場している(彼も同じ施設の中の子どもだったのです)の他にも灰野邑西という人物が登場してきますが,それら一連の話の中で,が施設の中で酷薄な性格を植え付けられたこと,一匹狼であったことが語られます。そして,最後の方まで施設に残っていたのは,スペックの高い子供達だということも....もちろんもその1人です。
 それなら,何故だけが千鳥とともに一般人とともに生活するようになったのでしょう。

 また,このゲームの世界が,何かしらの戦争の後であり(そのために,テレビは絶命状態でラジオも再放送を繰り返すのみ),国家全域に,病原体,組織生物,生物製剤による感染発病の可能性があるという,決して平和な世界ではないということも新しいリンクから知ることができます。

 工場の中,人の気配に振り向くと,夕日を背にしたあずさの姿が
 「おかえり」と言う
あずさ
 「だたいま」と答える

 という場面でこのシナリオは終了します。

 それにしても,「ナナハンを持っている」と言ってが持ってきたのが『東芝製サウンド750FT』というのは物凄くマニアックなネタですよねぇ(^^;)。
 

9月20日

 『沙也加2周目』終了

 『1周目』のHシーンで沙也加の二人はかなり以前から肉体関係があっただろうことはわかっていたけれど,まさか○学生の頃に初体験をすませていたとはねぇ....いや,吃驚です(^^;)。

 そんな二人ですが,最初から仲が良かったわけではなく,出会った当初,沙也加からまったくのシカト状態でした。それだけじゃなく,宗多のグループが沙也加をウサギ小屋に閉じこめ水をかけて遊んでいるのを止めたに対して「助けてくれとは言ってない」と拒絶したり,「薄気味悪い」と言ったり,「無関心を通り越して,すでに私はあなたが嫌いだということを,忘れないでね」と言ったり....もう散々です。
 ところが,はそんな沙也加に対して「友達にならないか」と声をかけるのです。
 しかしなぁ,いくら抵抗がないからといって,沙也加が気絶してしまうまで濃厚な大人のキスをしちゃうとは....とても○学生とは思えない鬼畜ぶりですね,くん(^^;)。
 しかもその後で
 「君の身と心を,僕にくれないか」
 「君のことが欲しい,誰にも渡したくはない」
 だなんて,ほんと○学生らしくない台詞ですよねぇ...(^^;)。
 でも,それに対する沙也加の「たまには優しくしてくれる?」という台詞には萌えちゃいます(^^;)。

 また,このシナリオで沙也加が持つパワーの一部が明らかになります。
 まず最初に宗多から「クリティカルヒット」の攻撃をされようとしたその時,の腕を押さえていた少年の指がはぜてしまいます。
 次にこれははっきりしないのですが,沙也加を森に連れ込んだ3人の補導員もどうやら沙也加は殺しているようなのです。おそらく沙也加が避難場所として使っていた森の中のテントは,この時の物なのではないでしょうか?
 そして,宗多のグループが森の中でマルとブチを殺した時,「おまえらみんな,肉になって死んでしまえ」と沙也加は彼等をバラバラの死体にしてしまうのです。
 なるほど,『1周目』で出てきた少年の集団失踪事件って,このことだったんですね。
 そこに現れたは「死んでそれでおしまい」と言って泣く沙也加
 「何も考えなくて良くなる」「たぶん,この世でそれができるのは僕だけだ」と告げ,
 それに対して沙也加
 「あなたに誓う」
 「もう私は,誰も傷つけない」
 「この誓いが破られそうなことがあったなら,私を消してしまって」
 と答え,ここから本格的な二人の関係は始まったのです。
 ちなみに,先に書いた初体験はこのすぐ後に行われるですけれどね....(^^;)。

 『1周目』では校庭で血まみれになって倒れていた沙也加ですが,『2周目』では森の中に姿を現します。
 しかも,周りには少年達のバラバラ死体が...
 そして沙也加と彼女に銃口を向ける宗多の姿が....
 
宗多に「塵芥,人間遊びをしましょう」と冷酷に告げる沙也加
 「やめよう,本当の魔女になってしまうことはない」と話す

 「あなたが私への介入を拒んだ時点でもう(枷は)なくなった」
 「諦めなさい。もう私は敵よ,忍」
 と答えた
沙也加は,かつて宗多がウサギを殺したその場所で宗多を殺します。
 実はあの時宗多は命を奪われずに助かっていたというのに....なんてバカなヤツでしょう?(^^;)

 「(私は)あなたの敵」
 「違うよサヤ,敵は....」
 というところで突然場面転換。
 朝,一人で森を抜けるの「ありがとう」という言葉でこのシナリオは終了します。
 う〜む,『1周目』よりもこっちの方が辛いエンディングですね(^^;)。

 ところで,ファイルに載っていた本堂鏡子(31歳)は沙也加と関係ある人物なのでしょうか?
 そして,献体9-27号とはのことなのでしょうか?
 

9月26日

 『笛子2周目』終了

 笛子(眼鏡無しヴァージョン)との出会いは商店街で出会い頭にぶつかるというギャルゲーの(つ〜か少女マンガ?)典型出会いのひとつみたいで,しかもおじぎをして互いに頭をぶつけるという古典的ギャグのオマケ付きです。
 それにしても,ぶつかっただけで美乳判断をする君って....(^^;)。
 しかし,笛子がぶつかった時と,笛子を工場に連れてきたときでは時代が違うような気がするんですよね(前者の笛子が高校生に見えるのに対して,後者の笛子は小学生に見えるんです)。

 また,笛子の家を訪ねるシーンがあるんですが,この時の笛子は眼鏡をしていないんですよね。というと,眼鏡を壊した時なのか....それとも出会ったばかりの頃なのか...どうにも微妙に違和感を感じるんです。
 彼女は何らかの組織に入っているようなことを口にするんですが,1周目ではまったくそんなこと言ってないんですよね...それに「正義の味方」っていったい何なんでしょう?
 眼鏡をしていないといえば,『デートA』の笛子も眼鏡をしてません(『デートB』はしてます)。それに何だか眼鏡ナシの笛子て,何だか話し方も微妙に違うような気がするんですが....う〜ん,これは付き合い始めたばかりの頃と期間を経た後の違いなんでしょうか?

 千鶴笛子のことを『潤滑油のようなものではないか』と評価する一方,にとって一番不要な存在であるとも断言しています。笛子と他の5人の違いって,一体何なんでしょうね?

 笛子から「友だちになってほしい」と妹のことを頼まれるのですが,この妹というのが1周目2周目ともに姿を現さないんです。いる気配はするんですが,画像としては一度だって現れないんです。
 彼女は精神的には問題は無いのですが,10歳になってもまだ口をきくことができません,だからでしょうか,彼女との交流はまったくといって良いほど描かれていないんですよね。
 そ〜いえば,名前すら一度も出てこなかったような気がします。
 どうも,こういった矛盾点が気になるのですが,これは単にシナリオ上のミスなのか,それともこれも何か意味を持ったことなのか....う〜む,悩むところです。

 1周目では処女だったはずの笛子ですが,2周目のHでは何度も性体験を経ているんですよね。これは一度目のHから日にちが経ってからのHだから...ということなんでしょうか?それにしても,「平気。もう...慣れたことだから...」なんて,乙女の台詞じゃないよね(^^;)。

 そして,1周目では自己の悩みを打ち明けなかった笛子ですが,2周目では
 「汚い人間なの。忍の王国に住むには,ふさわしくないの」
 「疲れたの...もう何がなんだかわからない...私...どこで間違えたのか」
 とに自分の気持ちを打ち明けます。
 これはおそらく自分が犯した殺人事件のことなんでしょうね。
 そんな笛子
 「笛子が今思っていることは裏切りじゃない」
 「僕らの間に裏切りは成立しない」
 「僕らはね,お互いに決して裏切れないようになっているんだ」
 と答える。この台詞もなんだか意味ありげですねぇ....

 1周目では宗多とともに現れを撃った笛子ですが,2周目では一人で現れます。
 「忍,たすけて...殺して...気が狂いそう」と言う笛子を抱きしめる
 そして,変質していく笛子
 「つらいことから逃げてもいいよ」
 「それで休んで,いつかみんな一緒に集まれるなら」
 と告げる
 「戻ってきてくれる?」というの問いに
 「わからない」
 「でも,さがす」と答える笛子

 「そしたら今度こそ,ちゃんと友達になろう」
 というの言葉はなんだか泣けますね。

 それにしても,気になるのが笛子の妹の存在です。彼女はどうして一度たりとも姿を現さないんでしょう?

 『葉子2周目』終了

 あずさ葉子が話す猟奇殺人事件の話。
 被害者は刀で首を切られて死んでいるおり,犯人はそうとうの使い手らしい。
 しかし,葉子は「(犯人の)殺し方は優しい」と言う。
 葉子曰く「憎悪があるなら,もっと苦痛のある殺しかたをする」とのこと。
 そして「斎だったら首を落とせる」とあずさの質問に答える葉子
 しかし,『性豪』って....葉子ちゃん(^^;)。
 『婿殿』って時代劇のアレですか?

 への相談事は「門倉正道(門倉の御曹司)が戻ってくる」ということ。
 正道が戻ってくると,正道が続けようとする『アレ』に徴収されてしまう。
 そして葉子との婚約もまだ生きているらしい。
 それに対して「君らの問題は,僕の問題」と言う
 とはいえ,解決策は見つからないのですが....

 そして葉子からも
 「アレが私の許嫁でしたから,復縁というか,元の鞘にサヤッと戻りまして」
 「あと兄は便利に使える秘書というか側近というか,まあカスタムスレイブですよね」
 「学校も辞めろということになりまして」等
 言葉は軽いけれどかなり重い話を聞かされ
 「絶対に見逃せないことだ。ふざけるなだ」と怒る

 かつて,に伝授したのは,素手で相手の首を落とす技。
 しかし,『クビキリブレード』は無いよな...これじゃが大笑いするのも当然です(^^;)。

 塚本兄妹が知りあった頃,が「党に入りたいから」自分達に近付いてきたのだと思っていた。
 党とは門倉正道を中心とした少年達のグループで,「女を取り回す」ことによって兄弟関係を生みだしているらしい...ということは,いずれ葉子も回されちゃうということですか?
 「(党に入れば)好きなだけ友達を作るこことができるはずだ」と言う
 「君達と友達になりたいとは思う」
 「けれど僕は,君の妹を”取り回し”たいわけじゃない。君と”同士”になりたいわけでもない」
 と,党に入ることを拒否する

 門倉正道の登場。
 「おまえのやったことは把握している」とを誉める門倉正道
 門倉正道の少年院送りについてはが手を回していたんですね...というより千鳥ルートか?
 「猟奇殺人に対しては斎に対処させる」
 「斎を危険から守るためには自分が一足先に解決しろ」と
 と言う門倉正道

 夜中,葉子から「斎が夜出ていったまま戻らない」と電話が...
 しかし,『港の葉子です』ってのは....(^^;)

 地球全体に数千件にもおよぶ突発的な殺人事件の連鎖が起こった。
 同期性自我拡大症候群によって異常化した人々をフリークスと呼ぶ。

 久しぶりに工場にあずさ沙也加が登場
 コーヒーを泥水扱いするあずさ
 メイド姿で現れ「貴宮葉子です」と言ってくれちゃう葉子さん。
 「心の喫水線が低くて,流れ込んでくる誰かの心を自分のもののように感じられる」という葉子の能力は『投射』のひとつ。これは門倉の秘法。
 だから,門倉正道葉子を手元に置いておきたかったんですね。

 猟奇殺人犯は
 彼を止めるべく刀を購入する

 が門倉の家に行くと,そこには首を切られた6人の死体が....
 そして,傷つき血を流す葉子の姿も...
 フリークス化している門倉正道と対峙しているのは
 そして,何故かの視点でそれを見ている。

 503 Service Unavailable

 危険な存在フリークスとなった門倉と剣を交える
 門倉正道はかつて何者かにその魂を売り渡していた。
 貴宮流抜刀術(クビキリブレード)で門倉の介錯をすませた千鳥に連絡をとる。

 後半,の視点で見ているですが,ところで本体はいったいどこで何をしているんでしょう?
 そして,何故千鳥に連絡をとっているんでしょう?

 さて,いよいよ次は『戦争篇』です。
 

10月2日

戦争篇』終了。

 これまでのシナリオの中でも断片的に『戦争』があったことが語られていますが,これは人類の間で起きた戦争ではなく,また対宇宙人との戦争でもありません。
 それは『群体(密集した地球外意識体,常識外意識体)』からの侵略に対する戦いであり,はその戦いのための中心的な役割(GVP主要ユニット『王<アウレリウス>』)として作られた存在だったのです。

 群体との最終戦争の前にも灰野によるクーデターが起こったり,施設の中でちょっぴりイジメがあったり,フランシス(彼女はイルカだったんですね)との再会があったり,シャーリーとの出会いがあったりするわけですが,中でも灰野によるクーデターの際,灰野に撃たれて瀕死の状態になったを見て「私の忍が...」と慟哭する千鳥の姿には涙ぐんでしまいました。氷の女と思われた彼女にもそんな感情があったんですね。

 ところで,貴宮忍千鳥の実の弟だったんですね。現在存在している貴宮忍の本名は折倉日立といい,かつて廃棄されようとしたことがあったのですが,そのときに植物状態だった貴宮忍折倉日立の代わりに廃棄され(焼却され),それ以後折倉日立貴宮忍として生きるようになったのです。
 なるほど,これならば千鳥に複雑な思いを抱くのも自然なことですね。
 の頭の中に大きな腫瘍ができていることに知りながらも(フランシスから「忍を助けてあげて欲しい」と頼まれても),それを黙ったままでいた千鳥ですが,一人で死ぬことを恐れるには「最後まで一緒にいてあげる」と約束し,そして「本当の姉弟になりましょう?」と告げます。

 そして,群体との熾烈な戦いの末,達ヒト種はかろうじて勝利を収めますが,正常なヒト種の個体数は1億足らずにまで減ってしまいました。もまた人間としての基礎的な機能を失うほどに壊れてしまいます。
そんなの前にイマが現れ,が「脳の損傷により時間の流れを正確に認知できなくなっていた」状態であり「意識の迷路を彷徨っていた」ことを告げます。だから,これまでのストーリーの中で時間の流れが突如前後することがしばしば見られたんですね。
 実はイマの頭の中にあったあの腫瘍であり,彼女こそが真の『王<アウレリウス>』だったのです。

 消え去っていくイマに「イマという名前は適切でない。君は未来を目指した者。明日を夢見て生きるのがヒト。君の本当の名前はアス」と言葉を送り,そして日常に帰っていく

 エンディング・テーマ

 そしてまた『お茶会』が....
 ただし,このお茶会には章二の姿はありません。7人の中で章二だけがあの戦争の前に死んでしまったのですが,これまではそれを認めることができずに章二を幻視ししていたのです。つまり,1年以上前と今を混同していたんですね。
 イマに会って全てを知って気を失ったが視界を取り戻すと,目の前に沙也加葉子笛子あずさの顔が...
 「忍くん,みんな待っていたんだよ」とあずさ
 「この期に及んで一人だけってのはナシですよ」と葉子
 「死んだら地獄に堕ちそうだ」と話す忍に「落ちるといいわ」と答える沙也加
 「法律変えてでも4人分の責任取ってもらうから」と笛子
 なんと,君は全員と実際にやっちゃってたんですね(^^;)。

 「今も明日が怖い?」と訊ねる沙也加に「もう何も怖くない」と答える

 そんなハーレム・エンドな状態のお茶会が続く中,家の中には千鳥,そして何故か宗多の姿も。どうやら宗多千鳥の配下だったようですね(但し忍を憎んでいたのは本当でしたが...というか,これはがあえてそうさせていたのかもしれません)。
 もスタッフの一人のようですが,これは戦争以前からなんでしょうか,それとも戦争後からなんでしょうか。ともあれ,現在国家の要人でもある千鳥に対して,素で「美しい」と言ってしまう君はなかなかの大物だと思います。
 彼等の会話の中で「笛子は姉の人格を受け継いだ妹」であること,「沙也加は忍という人工の王が生まれなかったら天然の王となっていた存在」であること,「脳腫瘍がその正体だったイマはイマジナリーネット管理人だった」事等が明らかになります。
 「笛子は姉の人格を受け継いだ妹」ということは,が初めて街で会った(ぶつかった)笛子笛子でなく姉の方だったってことなんでしょうか?そして,が工場に連れていったのがまだ幼かった頃の妹であるところの笛子だったってことなんでしょうか?それじゃぁ,姉はどこにいってしまったんでしょう?

 そ〜いえば,「ジーンはパーティーを滅茶苦茶にする恐れ大なので施設に閉じこめられてきた。」ということなんですが,シャーリーはどうしちゃったんでしょうね?フランシスがあの戦いで死んでしまったことは覚えがあるんですが,シャーリーがどうなったのかは覚えがないんですよね。う〜む後でもう一度確かめてみますかね(^^;)。

 これからの世界のために活動を続けるために千鳥達が街を去っていく場面でEnd。
 長かった『最果てのイマ』も,これで本当に終了です。

 

GAMEに戻る