『笛子2周目』終了
忍と笛子(眼鏡無しヴァージョン)との出会いは商店街で出会い頭にぶつかるというギャルゲーの(つ〜か少女マンガ?)典型出会いのひとつみたいで,しかもおじぎをして互いに頭をぶつけるという古典的ギャグのオマケ付きです。
それにしても,ぶつかっただけで美乳判断をする忍君って....(^^;)。
しかし,忍と笛子がぶつかった時と,忍が笛子を工場に連れてきたときでは時代が違うような気がするんですよね(前者の笛子が高校生に見えるのに対して,後者の笛子は小学生に見えるんです)。
また,笛子が忍の家を訪ねるシーンがあるんですが,この時の笛子は眼鏡をしていないんですよね。というと,眼鏡を壊した時なのか....それとも出会ったばかりの頃なのか...どうにも微妙に違和感を感じるんです。
彼女は何らかの組織に入っているようなことを口にするんですが,1周目ではまったくそんなこと言ってないんですよね...それに「正義の味方」っていったい何なんでしょう?
眼鏡をしていないといえば,『デートA』の笛子も眼鏡をしてません(『デートB』はしてます)。それに何だか眼鏡ナシの笛子って,何だか話し方も微妙に違うような気がするんですが....う〜ん,これは付き合い始めたばかりの頃と期間を経た後の違いなんでしょうか?
千鶴は笛子のことを『潤滑油のようなものではないか』と評価する一方,忍にとって一番不要な存在であるとも断言しています。笛子と他の5人の違いって,一体何なんでしょうね?
忍は笛子から「友だちになってほしい」と妹のことを頼まれるのですが,この妹というのが1周目2周目ともに姿を現さないんです。いる気配はするんですが,画像としては一度だって現れないんです。
彼女は精神的には問題は無いのですが,10歳になってもまだ口をきくことができません,だからでしょうか,彼女との交流はまったくといって良いほど描かれていないんですよね。
そ〜いえば,名前すら一度も出てこなかったような気がします。
どうも,こういった矛盾点が気になるのですが,これは単にシナリオ上のミスなのか,それともこれも何か意味を持ったことなのか....う〜む,悩むところです。
1周目では処女だったはずの笛子ですが,2周目のHでは何度も性体験を経ているんですよね。これは一度目のHから日にちが経ってからのHだから...ということなんでしょうか?それにしても,「平気。もう...慣れたことだから...」なんて,乙女の台詞じゃないよね(^^;)。
そして,1周目では自己の悩みを打ち明けなかった笛子ですが,2周目では
「汚い人間なの。忍の王国に住むには,ふさわしくないの」
「疲れたの...もう何がなんだかわからない...私...どこで間違えたのか」
と忍に自分の気持ちを打ち明けます。
これはおそらく自分が犯した殺人事件のことなんでしょうね。
そんな笛子に
「笛子が今思っていることは裏切りじゃない」
「僕らの間に裏切りは成立しない」
「僕らはね,お互いに決して裏切れないようになっているんだ」
と答える忍。この台詞もなんだか意味ありげですねぇ....
1周目では宗多とともに現れ忍を撃った笛子ですが,2周目では一人で現れます。
「忍,たすけて...殺して...気が狂いそう」と言う笛子を抱きしめる忍。
そして,変質していく笛子に
「つらいことから逃げてもいいよ」
「それで休んで,いつかみんな一緒に集まれるなら」
と告げる忍。
「戻ってきてくれる?」という忍の問いに
「わからない」
「でも,さがす」と答える笛子。
「そしたら今度こそ,ちゃんと友達になろう」
という忍の言葉はなんだか泣けますね。
それにしても,気になるのが笛子の妹の存在です。彼女はどうして一度たりとも姿を現さないんでしょう?
『葉子2周目』終了
あずさと葉子が話す猟奇殺人事件の話。
被害者は刀で首を切られて死んでいるおり,犯人はそうとうの使い手らしい。
しかし,葉子は「(犯人の)殺し方は優しい」と言う。
葉子曰く「憎悪があるなら,もっと苦痛のある殺しかたをする」とのこと。
そして「斎だったら首を落とせる」とあずさの質問に答える葉子。
しかし,『性豪』って....葉子ちゃん(^^;)。
『婿殿』って時代劇のアレですか?
斎の忍への相談事は「門倉正道(門倉の御曹司)が戻ってくる」ということ。
正道が戻ってくると,斎は正道が続けようとする『アレ』に徴収されてしまう。
そして葉子との婚約もまだ生きているらしい。
それに対して「君らの問題は,僕の問題」と言う忍。
とはいえ,解決策は見つからないのですが....
そして葉子からも
「アレが私の許嫁でしたから,復縁というか,元の鞘にサヤッと戻りまして」
「あと兄は便利に使える秘書というか側近というか,まあカスタムスレイブですよね」
「学校も辞めろということになりまして」等
言葉は軽いけれどかなり重い話を聞かされ
「絶対に見逃せないことだ。ふざけるなだ」と怒る忍。
かつて,忍が斎に伝授したのは,素手で相手の首を落とす技。
しかし,『クビキリブレード』は無いよな...これじゃ斎が大笑いするのも当然です(^^;)。
忍と塚本兄妹が知りあった頃,斎は忍が「党に入りたいから」自分達に近付いてきたのだと思っていた。
党とは門倉正道を中心とした少年達のグループで,「女を取り回す」ことによって兄弟関係を生みだしているらしい...ということは,いずれ葉子も回されちゃうということですか?
「(党に入れば)好きなだけ友達を作るこことができるはずだ」と言う斎に
「君達と友達になりたいとは思う」
「けれど僕は,君の妹を”取り回し”たいわけじゃない。君と”同士”になりたいわけでもない」
と,党に入ることを拒否する忍。
門倉正道の登場。
「おまえのやったことは把握している」と忍を誉める門倉正道。
門倉正道の少年院送りについては忍が手を回していたんですね...というより千鳥ルートか?
「猟奇殺人に対しては斎に対処させる」
「斎を危険から守るためには自分が一足先に解決しろ」と
と言う門倉正道。
夜中,葉子から「斎が夜出ていったまま戻らない」と電話が...
しかし,『港の葉子です』ってのは....(^^;)
地球全体に数千件にもおよぶ突発的な殺人事件の連鎖が起こった。
同期性自我拡大症候群によって異常化した人々をフリークスと呼ぶ。
久しぶりに工場にあずさと沙也加が登場
コーヒーを泥水扱いするあずさ。
メイド姿で現れ「貴宮葉子です」と言ってくれちゃう葉子さん。
「心の喫水線が低くて,流れ込んでくる誰かの心を自分のもののように感じられる」という葉子の能力は『投射』のひとつ。これは門倉の秘法。
だから,門倉正道は葉子を手元に置いておきたかったんですね。
猟奇殺人犯は斎?
彼を止めるべく刀を購入する忍。
忍が門倉の家に行くと,そこには首を切られた6人の死体が....
そして,傷つき血を流す葉子の姿も...
フリークス化している門倉正道と対峙しているのは斎。
そして,何故か忍は斎の視点でそれを見ている。
503 Service Unavailable
危険な存在フリークスとなった門倉と剣を交える斎。
門倉正道はかつて何者かにその魂を売り渡していた。
貴宮流抜刀術(クビキリブレード)で門倉の介錯をすませた斎は千鳥に連絡をとる。
後半,斎の視点で見ている忍ですが,ところで忍本体はいったいどこで何をしているんでしょう?
そして,何故斎は千鳥に連絡をとっているんでしょう?
さて,いよいよ次は『戦争篇』です。
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