家族計画日記

司が拾った中華系の女の子春花。
彼女と二人で生活を始めた矢先に押し掛けてきた謎の男,寛。
いつの間にやらアパートを追い出され,
更に流浪の少女末莉と,
自殺未遂の女性,真純を従えた一行。
そして,一軒の暖かそうな一戸建てを見つける。
その家の所有権を主張する青葉と,
司のかつての同級生,準を交えて,
寛の提案する「家族計画」がいよいよ始動する!

 『家族計画』は,あの『加奈』を送り出したD.O.から2001年に発売されたゲームです。ネット上では発売当時から話題になっていた作品です(「美少女ゲームマニアックス3」でも取り上げられてますね。シナリオを『加奈』の山田一氏,そしてサウンド・プロデュースをI'veが担当しているというだけでも期待が膨らむというものです。
 そして,これはそのリアルタイムなゲーム記であり,当然ながらネタばれ全開ですので,これからやってみようとする方はそのつもりで読んでくださいね(^^;)。
1月19日

 我が家の新恋愛ゲーム専用機,Sony Vaio PCV-J12にインストール。必要とする容量はヴォイス無しのためにフル・インストールでも500MBほどと最近のゲームとしてはリーズナブルな方ですね。
 待つことしばし.....インストールは何の問題もなく終了しました。

 さて,ゲームの開始です。
 
は行き倒れとなった中華系少女春花と一緒に暮らし始めますが,その生活に何故か謎の中年が加わわります。
 そして
春花を狙う何者かの手によって彼等が住むアパートが破壊されてしまったために,3人は仕方なくとある空き家に住むことになりますが,そこにはすでに放浪少女の末莉が住んでいました。
 しかし,本来の家の持ち主であると主張する
青葉が帰ってきたことによって4人は家を追い出されてしまい,空き地でのホームレス生活を余儀なくされてしまいます。そして,そこに自殺未遂を助けられた元主婦の真純も合流。
 
は現状を打開するために,高屋敷の家に皆で住めるよう青葉の元に交渉に行き,高校の同級生でありかつての恋人でもあるの手を借りてなんとか住めるようになりました。
 そしてその夜,
から相互扶助のために『家族計画』の提案が出されますが,それに対して激しく反対する。しかし,末莉の必死の願いによりとりあえずOKし,いよいよ『家族計画』が動き始めます。

 というところでプロローグ部分が終了。ここでようやくオープニング・ソングが流れるのですが,さすがにI'veって感じのサウンドで,なかなか良い曲じゃないですか。
 それにしても,これは予想以上に面白いゲームです。何よりもキャラが立っているのが良いですね。
 特に父親役の
と,司のバイト先の中華料料理店の店長代理である氏が実に良い味を出しています。
 もちろん,女の子達も(一人女の子ではない人もいますが(^^;)それぞれ個性的なキャラクターを持っています。う〜む,このゲームでは特にメイン・ヒロインってのは指定されていないのでしょうか?

1月23日

 長女青葉シナリオ終了。
 感想は,某総理大臣ではないですが「感動した!」の一言ですね。シナリオが良いという話は以前から良く聞いていましたが,まさかここまでのものとは思いませんでした。

 高屋敷の家の本当の持ち主であり,その美貌とは裏腹の毒舌の持ち主である青葉。彼女が繰り出す毒舌の数々はある時はギャグになり,そしてあるときは家族間(特に対末莉)の緊張感を生み出す原因となります。
 『家族計画』による疑似家族である高屋敷家の中でも常に孤高を保ち,ほとんど付き合いというものをしようとせず,慕ってくる末莉に対してはイジメとも言える言動をとってしまう青葉ですが,それはすべて彼女の本当の家族と関係の軋轢からくるものだったのです。
 つまり,愛されることを知らずに育った青葉は人の愛し方というものを知らなかったのです。末莉に対して必要以上に辛くあたったのも,自分にできないことを彼女が自然にできることに対する嫉妬もあったのでしょうね。

 そんな彼女が唯一の心の拠り所としていたのが,かつて高屋敷の家で祖父と暮らした思い出でであり,それ故彼女は一人高屋敷の家にやってきたというわけです。
 しかしながら,高屋敷の家は彼女の物であっても,その土地は彼女の物ではありませんでした。その土地の貸借料を払うために青葉は渋々ながらに家族計画』に参加したのですが,その計画も,春花がいることによって起きた中国マフィア襲撃騒動をきっかけとしてどんどんと崩れていきます。
 まず
が家を去り,続いて真純も独り立ちの決心をして家を出ていってしまいます。そして正気に戻ったの口から『家族計画』終了の宣言がなされたのですが,これに一番反対したのが,初めこの計画に一番反対していたはずの自身でした。
 しかし,その夜,責任を感じた
春花は一人家を離れ,そしてが本当の家族の元に帰り,そして末莉も傷心のまま家を離れてしまいます。

 そして始まった青葉の二人きりの生活。青葉が朝食(らしきもの)を自ら作ったのには吃驚です(^^;)。
 その生活の中で,青葉が大切にしていた思い出が実は真実ではなく,彼女の心の中の幻想であったことが明らかになっていきます。記憶の中では優しかったはずの祖父が,実は自分のことに対して無関心であったことを思い出し落ち込んでしまう青葉
 しかし,によって,無関心を装っていた祖父も青葉に愛情を注ごうとしていたことがわかります。『竹とんぼ』のエピソードは泣けますね。
 そして結ばれる青葉。しかし,今まで人を愛せなかった反動か,青葉に注ぐ愛情は実に濃いです。あれじゃぁ,「浮気したら殺す!」ってのはシャレじゃないようですね(^^;)。

 そんな幸せも長く続かず,ある夜中国マフィアの最後の襲撃を受けてしまいます。屋根裏部屋に隠れる青葉,しかしそこには思わぬ先客末莉がいました。結局彼女は行くところが無くて屋根裏部屋に潜んでいたんですね。ななんて不憫な子だ(^^;)。
 結局,屋根裏部屋に居るところを見つかり,はピストルで撃たれてしまいます。いやそのときの青葉のブチキレ方といったら!お,恐ろしい(^^;)。中国マフィアは家に火を付けて逃走,しかし,怪我を負ったは逃げ遅れ青葉とともに死を覚悟しますが,そこに現れた高屋敷ファミリーによって助けられます。

 家を失った青葉は高屋敷の祖父が彼女に残した田舎の一軒家に住むことになってThe End

 その後エピローグで青葉の田舎での生活が語られますが,これが実に爽やかで良いんですよね。

 また,この青葉シナリオでは一匹のカラスが登場しますが,これがわりと重要な役を果たしているんです。しかし,かつてカラスの世界では王であったカラス(本名クロード)に対して「第五福○丸」なんて名前を付けようとした青葉って....(^^;)。

1月24日

 続いて次女シナリオいってみましょう....
 おっと,どこを間違えたのか,
が高屋敷家を一人離れ久美圭と一緒に暮らすことになるというエンディングを迎えてしまいました。
 まぁ,これはこれで良いのだけれど....(^^;)。

 というわけで再チャレンジ。
 今回は無事にエンディングまで到達できました。
 このゲームはお目当てとするヒロインのルートに入ったかどうかが『
家族計画』崩壊までわからないのがちょっと困りものです。また,そこまでに至るシナリオがほとんど同じだというのも少々辛いものがあります。 もっとも,シナリオそのものは素晴らしいことに間違いはないのですが....

 が高校生時代に契約を交わして付き合っていた女性であり,また完膚無きまでに振られたために心に深い傷をつけられた女性でもあるは,ドラッグの密売まで行う便利屋として生活していましたが,ある日偶然にと再会し,そして達の『家族計画』に参加することになります。

 何よりも人付き合いが苦手で,それ以上に普通の料理を食べられないという高屋敷ファミリーの中でも一番難儀な人物ですが,しかし,青葉のように他者の存在を否定しているわけではなく,春花末莉とは彼女なりにコミュニケーションをとっていました(末莉との携帯メールのエピソードは微笑ましいものがありますね(^_^)。また,食べ物にしても,本人なりには食べてみようという気持ちがありながらも,かつて母親からつけられた心の深い傷から,身体が調理された食べ物を受け付けないようになっていたのです。

 また,には双子の妹のがいるのですが(もまたの同級生でした),と彼女との再会からもまた彼女と同様うぐいす園という児童福祉施設にいたこと,の間にある葛藤,そして何故があれほどまでに金を必要としていたかが明らかになっていきます。

 そして,中国マフィアとのトラブル発生。
 うぐいす園の危機を救うために
春花の盗んできたドラッグを売ってしまったは,その責任を感じて高屋敷家を出ていきます。家を出る際にから渡された真純の貯金を借り,は施設存続のために金を送りますが,時既に遅く施設は壊された後でした。そして行方不明となる

 その後高屋敷家も崩壊の時を迎えます。
 まず,正気にかえった
末莉を連れて家を出ていきます。続いて春花も他の家族に迷惑がかかることを心配して家を離れ,また真純が紹介した会社へ就職するために高屋敷家を離れていきました。
 そして,
青葉の二人きりになった高屋敷家は上海マフィアの手によって焼かれてしまいます。

 住む場所が無くなってしまったの住む元うぐいす園長宅に住むことになり,そして子ども達の面倒をみるようになります。
 そして,ある日
から独り立ちするよう助言を受け,そしてエンディングを迎えるのですが,最初は
「え,何?この煮え切らない中途半端な終わり方は...」と愕然としてしまいました。

 が,しかし,真のエンディングはそこから続くエピローグにあったのです。
 このエピローグにおいて,
ちゃんの3人でデートをした帰り,何故がずぶ濡れになったまま深くを求めようとしたのか,そして,何故そのときお金を受け取らず,また珍しく感情的になってしまったのか,それらの理由が,このエピローグで明らかになります。
 そして,最後に
がオムライスを食べるシーンは心に染みます。これだけでも『家族計画』は成功したのだなぁ...と思いましたね。

 ところで,このゲームの中には
 「キビシー」「マンダムな笑顔」「当たり前だ,クラッカーだ」といった,かなり高い年齢層でなければ元ネタがわからないようなギャグが良く出て来るんですよね。
 な〜んか,これだけでも私のような不良中年ヲタクは嬉しくなってしまうのですよ(^_^)。

1月26日

 お次は三女春花です。

 店の路地裏に倒れていた中国からの密入国者である春花を拾ったことが家族計画』開始のきっかけとなり,そして後に「彼女の存在が『家族計画』崩壊のきっかけにもなったように,春花はこのゲームのキーパーソンと考えても間違いないでしょう。
 また,いつもニコニコと笑みを絶やさず元気な彼女はこのゲームの陽の部分を担当するキャラクターでもありますが,実は人一倍淋しがり屋で傷つきやすい少女であることが後にわかってきます。

 そんな春花が密入国をしてまで日本にやってきたのは,生き別れの母(日本人)を探すためです。
 彼女に借りがあると考える春花の母親探しを手伝うことになり,の力も借りてようやく春花の母親を見つけることができます。
 とともに母親に会いに行った春花は,しかし,幸せそうな母親の姿を見ただけで満足し,会うこともなく帰ってしまします。他のシナリオでもきっと母親の姿を見ただけで帰ってきてしまうんでしょうね。

 そして,中国マフィアの襲撃。
 皆の春花に対する態度がよそよそしくなる中,春花は恩を返すためにに抱かれようとします。一度目の攻撃はなんとか耐えた君ですが,二度目の恩返し攻撃には抵抗できませんでした。
 それにしても,ちゃぶ台の下からのフ*ラってのは....ずいぶんと刺激的だなぁ。
 そこになんと青葉さん登場。にもかかわらず発射してしまう君であった。

 からお金を借りて出かける春花。彼女は実は実母の姿を見に行っていたのでした。
 そんな彼女の姿を見ていたは彼女のために何とかしようと春花の母順子の元を訪ねるのですが,写真を見た順子は激しい恐怖に襲われて錯乱してしまいました。
 実は彼女は過去の悲惨な出来事のために中国留学中の記憶をすっかり失っており(春花を生んだことも),しかももし思い出してしまうと壊れてしまうかもしれない状態だったのです。
 春花はそれを知っていたために会おうとしなかったのですね。

 そんな春花に何かをしてあげたいと思ったは,春花の異父姉妹である山名由利に母親の誕生日に「ろんろん」へ家族で来て貰うように頼みます(春花の料理を食べさせるため)。

 しかし,家族計画終了宣言の翌日,春花は黙って家を出ていってしまいます。
 どん底までに落ち込みますが,隣の伊佐坂さん(サザエさんか?(^^;)の言葉に励まされ自分を取り戻します(何げに良い人だったんですね(^^;))。
 末莉青葉に送り出されて春花を探しに行く。しかし,頼りにしていたも行方不明のため,裏情報にも詳しいに手伝ってくれるよう依頼します。快く引き受け,しかも家族だからと言ってお金はいらないという。やっぱり良い娘だったんだなぁ...(:_;)。
 の話によるとどうやら中国系マフィアの間で抗争が起こっているらしい。
 末莉との連絡がとれないことを不安に思ったが高屋敷家に行ってみると,すでに家は焼かれた後で,しかも,青葉末莉は死んではいないまでも行方不明の状態。

 は偶然に入ったウェルカムの店の中で縛られている春花を発見して救出し,春花とともに無人の「ろんろん」に身を潜めます。

 そんな中,何も知らない山名一家が「ろんろん」にやってきます。
 母である順子に食べて貰おうと,料理で精一杯のもてなしをする春花
 母であることを知らない母と子どもであることを名乗れない子どもの触れ合い。これは泣けますね。
 結局春花は自分が子どもであることを打ち明けることなく山名一家と別れます。

 しかし,平和はここまで。
 実はこの一連の騒動を仕組んだのは実はであることが判明し,春花は囚われの身となり,そして中国へ強制送還されることになります。

 春花が強制送還される日,の妹であるを迎えにきます(それにしても,どうしてのCGが無いんでしょうね?残念です(:_;)。
 しかし,再会したに向かって春花は「あなたなんか好きでない」と言い放ち,そしての制止を振り切って中国へ帰ってしまいました。

 それからしばらくの時が過ぎ,と再会し,彼女から高屋敷一家の近況を知らされます。
 『は施設で働いている』
 『青葉は全国行脚中』
 『末莉はホームレス生活に戻っている』
 『実の家族から三行半をつきつけられた真純と一緒にいるらしい』

 そして,「俺にはやることがある」というの言葉でEnding。

 エピローグはちゃんとハッピー・エンドで終わるのですが,ちょっとありきたりで物足りない印象を受けちゃいましたね(^^;)。

1月27日

 さて,四女末莉です。

 中学生でありながらホームレス生活をしていた末莉が,自作段ボールハウスが倒壊してしまったために一夜の宿として入り込んだのが空き家であった高屋敷家。そこで達と運命の出会いをします。
 そして,家族計画』に最も反対していたの気持ちを身を挺して変えたのが末莉であり,つまり,彼女こそ家族計画』に対してもっとも思い入れが深い人物といっても間違いでないでしょう。

 末莉は何よりも人から嫌われること,そして「いらない子」と思われることを恐れており,そのためか他者との関わりを深く持とうとする傾向と,他者に対して卑屈ともとれる言動をとる傾向があります。
 それ故高屋敷家の孤高の人青葉とはそりが合わず,しばしば衝突を繰り返します(といっても,一方的に青葉末莉を攻撃するだけなのですが(^^;))。その度に末莉は家を飛び出したり(土管のイベント),家出をしたりします。
 他のシナリオでは家出をしてもわりとすぐに自分から家に戻る末莉ですが,このシナリオにおいてはなかなか戻ろうとせず,ついにはあれほどまでに嫌がっていた親戚の家に身を寄せることになります。怒られるよりも無視をされることを恐れる末莉
 親戚の家ではそこの息子からセクハラまがいのことをされているにもかかわらず明るい声で電話してくる末莉の様子を見かねたは,の力を借りて彼女を救い出します(この時にはすでには家を出た後です)。
 それにしても,あの養父母は極悪です。何しろあの青葉までもが直接自分には関係のない問題であるにもかかわらず罵詈雑言の攻撃をするくらいですからね(^^;)。
 そして末莉は晴れて高屋敷家の娘(の妹)になるのですが,しかし,末莉を兄ではなく異性として意識するようになってしまいます。

 しかし,幸福な時は長くは続かず,高屋敷家は崩壊を始め,ついにはの口から「家族計画」終了の宣言がなされます。悲嘆にくれる末莉
 そして,末莉を異性として意識し始めたは,部屋に閉じこもる末莉を残したまま一人高屋敷家を離れます。
 数日後,公園で偶然に出会った青葉の口から末莉が部屋に閉じこもったままであることを聞き,急いで高屋敷家へ向かうと,そこはすでに火の海に包まれていました。
 末莉を助けに行く青葉。それにしても,炎をものともせぬ青葉姉御は実にカッコヨカッタ!

 退院したはかつて末莉が両親と住んでいたアパートで末莉と二人暮らすようになりますが,を兄ではなく異性として意識する末莉に対して,他に好きな男ができるかもしれないから半年待つよう告げます。う〜む,なんてチキンな野郎なんだ!(^^;)
 半年後,自分の気持ちに気が付いたは『ロリコン』の汚名をあえて受け入れてしまうのでした。
 そして結ばれる二人。それにしても何故七生報国のハチマキ?(^^;)...しかも毎回変わるし(^^;)
 しかし,幼い彼女が一度でセイコウできるわけもなく,ちゃんとセイコウできたのは4回目のことでした(^^;)。う〜む,これなんか児ポ法が改正されたら一発でアウトですよね(^^;)(^^;)
 それにしてもです,なんちゅーか,案外Hなんだね,末莉ちゃんって....(^^;)(^^;)

 ある日高屋敷家の跡地に行くと「高屋敷家再建委員会」の看板が....それにしてもあの偽名のセンスはなんというか....いやぁ,あの人達らしいですね(^^;)

 エピローグでは10年の時が過ぎ,ようやく建った家に家族で訪ねるところで終了。
 しかし,子どもを青葉,準,春花の性格に育てちゃうとはねぇ..(^^;)

 あとイベントとしては,の変装をして高屋敷家で暮らすものが良いですね。
 いや〜さすがに双子だけあってそっくり....って,同じCGなんだけれどね(^^;)。しかし,姉妹でここまでノリが違うとは....(^^;)。
 それから,停電の日の庭で飯ごう炊飯イベントもまたほのぼのとして良いですね。

 個人的には高屋敷一家の10年後の姿も見たかったのですが....

2月1日

 母真純シナリオもなんとか無事に終了。

 全然期待してなかったので,思ったよりも楽しめましたが,それでも他のシナリオと比べると,レベルが落ちているような気がしますね(^^;)。
 そもそも,
家族計画」に真純に単独シナリオは必要だったのでしょうか?彼女は高屋敷家の母親役として「家族計画」にはなくてなならないキャラクターですが,しかし,ヒロインには向かないと思うんですよね。
 もっとも,これは私個人が真純のようなタイプの女性が苦手だからそう思うのかもしれませんが...(^^;)。
 とはいえ,
みたいなタイプの人間には彼女くらいの年上の女性の方が良いというのもまたうなずける事実です。でもなぁ,あそこまで依存的な女性だとねぇ....(^^;)。

 エピローグもほのぼのとして良いといえば良いのですが,ちょっとご都合主義過ぎるかなぁ...って気がしないでもありません(^^;)。

 個人的にはをヒロインとしたシナリオの方を見てみたかったですね。特に,ちゃんなんかわりと重要なキャラであるにもかかわらず,CGのひとつもないのですから,あまりにも可哀想です(:_;)。

 というわけで,「家族計画」無事全クリです。
 CGの取り残しも一応無いみたいですね。
 オマケシナリオは....残念ながら無いようです(:_;)。

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