|
『君が望む永遠』アニメ第1回 2003/10/08 |
『君が望む永遠』アニメ第1回を見ました(もちろん録画しました)。 オープニング・ソングも無く始まったのはアニメらしくなくて何だか斬新に感じちゃいましたね(実際はあるみたいなんですが)。 第1回は孝之が遙に丘の上で想いを打ち明けたところで終わるのですが,どうも展開が急ぎすぎというか,ゲームでは色々な積み重ねがあったからこそ孝之が遙のことを好きになるのがとても自然に感じるのであって,あれではゲームの内容を知らない人が見たら,何故孝之が遙を好きになったのかその理由が良くわかりませんよ。 そしてまた孝之,慎二,水月の3人の関係についても説明不足であり,それ故に孝之と水月の微妙な関係が見る者に伝わってきません。 このあたりは『君望』において重要なポジションを占めるだけにもっと丁寧に描いて欲しかったですね。 細かい点では水月の『3,2,1,ハイ!』はあったのに『ぶっとばすわよ』が無かったのが残念です(^^;)。 とはいえ,つまらなかったかといえば,そんなことはなく,えねま的には楽しめました。特に遙の笑顔は水月派であるえねまでさえ萌えさせるに十分な破壊力があります。 しかし,この一見学園ラヴコメ的なアニメが後であんな展開になるとは....ゲーム本編を知らない人には想像もつかないでしょうね。 HP見るとどうやら次回でさっそくあの悲劇が起こるみたいなのですが... そうそう,BGMにはゲーム本編の音楽のアレンジ版も使われていましたね。 |
『君が望む永遠』アニメ第2回 2003/10/20 |
アニメ版『君が望む永遠』の第2回を土曜日の再放送でようやく見ることができました(もちろんHDレコーダーに保存済みです)。第1回同様駆け足の展開ではありましたが,それでも思ったよりも楽しめましたね。少なくとも孝之と遙のバカップルぶりと,水月の切ない思いはゲーム本編を知らない人にも伝わったのではないでしょうか。そして,遙が事故にあった衝撃のシーン(ゲームでは事故の大きさを伝えるCGはなかったんですよね)の後にど〜んと『君が望む永遠』のタイトルが現れ『Rumblimg Heart』が流れた時にはぞくっときちゃいましたよ。 でも,『遙伝説』がなかったのはちょっぴり寂しかったんですけれどね。そ〜いや,ミートパイのイベントはあったけれど『ミートパイ記念日』ネタには至りませんでした。これもちょっぴり残念です。 さて,今日からいよいよ第2部になるわけだけれど,はたしてどのようにあの切なく苦しい物語を展開していくのか,楽しみのような怖いような....(^^;) |
『君が望む永遠』アニメ第3回 2003/10/21 |
さて,いよいよ今日から第二部の始まりです。今回からは通常のアニメと同じようにオープニング・ソングから始まるんですね。曲の方は....う〜ん,やっぱり『Rumblimg Heart』の方が好みかな(^^;)? 髪の毛を切った水月が向かう先は孝之がバイトをしている『すかいてんぷる』。そう,ついに大空寺あゆ様の御登場です。おお,最初から飛ばしますなぁ(^^;)。もしかしたら無いんじゃないかと思ってた決め台詞『猫のうんこふめ!』もちゃんと叫んでましたね。あ,もちろんまゆも店長も登場してますよ。しかし,このままだとあゆもまゆも色物担当になってしまそうな気がしますが,まぁ,これは仕方がないんでしょうね。 そして水月とのSEXシーンもきちんとあります。もちろんモロじゃないのですが,それでもディープ・キスの場面とか「シャワー云々」の台詞とか.....15禁くらいのHさがあるかもしれません(^^;)。今までの18禁ゲームを原作としたアニメがSEX場面を避けていたのに比べて,ここが一番異なる点かもしれませんね。もっとも,『君が望む永遠』の場合,SEXもストーリーの重要な部分を占めるので,このくらいは当たり前なのかもしれません。 また,本編ゲーム中では語られなかった水月の日常(仕事)を描いている辺りが良いですね。 最後に登場したのが成長した茜ちゃん。孝之と一緒にいた水月を徹底的に無視するだけではなく,孝之のことを『鳴海さん』と他人のように呼ぶことによって,茜がいかに二人に対して嫌悪の念を抱いているかが良くわかります。さて,次回でいよいよ遙が目を覚ますのかな? |
『君が望む永遠』アニメ第4回 2003/10/29 |
ゲーム本編の中ではあまり触れられなかった遙が目を覚ます前の水月と孝之の日常が前半を占めています。なるほど,第2部に全13話中の11話を使うのは,こういうゲーム本編ではあまり触れられなかった部分をアニメの中で補完するからなんですね。 オマケの『アユマユ劇場』がまた良い味出してますね。「寝ているだけなのにヒロインだなんて...」とは,あまりに真実突き過ぎですよ(^^;)>あゆあゆ |
『君が望む永遠』アニメ第5回 2003/11/03 |
今回もまたゲーム本編の中ではあまり触れられなかった遙が目を覚ます前,それも,水月と孝之が結ばれる前の出来事が中心となっています。つまり,先週と今週は『気もが望む永遠』の『ミッシング・リンク』編ってところですね。水族館のイベントと孝之が遙父から「もう面会に来ないで欲しい」と告げられる場面以外はほとんどオリジナル脚本なんじゃないかな? オマケの『アユマユ劇場』は....いやぁ,オマケにこんなに手をかけてどうしようというんでしょうか? |
『君が望む永遠』アニメ第6回 2003/11/11 |
いよいよゲーム本編の流れに沿った展開となってきました。それ故に水月と遙そして茜ちゃんが仲良かった時代のインサートが実に切ない感じです。 しかし,すかいてんぷるにいる時の孝之君はまるで別人みたいに元気良いですね。しかし,あゆがすっかり色物というか,いじられ役になりさがってしまっているのは,なんかちょっと寂しいというか....いや,納得できません(^^;)。 それにしても,今回のアニメは作画が酷すぎます。アップの時はまだなんとか見られるのですが,少し引きの場面になると,とてもプロが描いたとは思えない酷い絵なんですよ。デッサンは狂いまくってるし,バランスもぐちゃぐちゃだし....。ここまで酷い絵のアニメは最近お目にかかったことがないですね。このアニメの後に放送している『D.C.』アニメと比べると,その酷さが際立ちます。 次回はもっときちんとした絵で見たいですね。でないと,せっかくいくらシナリオが良くても魅力は半減...いやそれ以下になってしまいます。 オマケの『アユマユ劇場』は....いやぁ,これは笑ったなぁ...まさかあのおまじないを呪文にしちゃうなんてね..いや,これは凄いですよ(^^;)。 |
『君が望む永遠』アニメ第7回 2003/11/18 |
前回ほどではないにしろ,まだ絵がヘタレてますねぇ。時折オイオイって思ってしまう箇所があります。何よりもあゆ様の顔のデッサンがねぇ....あれじゃぁ別人ですよ,ええ,別人ですとも(^^;)。 作画同様孝之君のヘタレぶりにもますます拍車がかかってきました。「大丈夫」って,何が大丈夫なんだよぉ....水月にあんな辛く哀しい思いをさせながら,病院では遙と仲良く手なんかつないじゃってさ....しかもその様子を茜ちゃんに見られちゃうし....そりゃぁ,あの状態の遙を見れば放っておくなんてことはできない....ってのは理解できるんだけれどさ....でも,そのために水月と茜ちゃんに哀しい思いをさせてしまうなんて...これは人として許せませんね(^^;)。 孝之の心の揺れに気が付いてしまった水月は平常心でいられることができなくなり,酒を飲んで酔っぱらったり,中止になっていた新しいアパート探しを孝之にせまったりと,段々と嫌な女になりつつあるのが,実に辛いですね。特に孝之のアパートの窓から住宅情報誌を投げ捨てるシーンは実になんとも辛いものを感じましたよ。 ああ〜,なんだか水月がどんどんと壊れていくよ(:_;)。 オマケの『アユマユ劇場』は....人生相談かい,しかも相手が誰かモロバレだし(^^;)(^^;)。 |
『君が望む永遠』アニメ第8回 2003/11/25 |
う〜む,作画担当が変わったのでしょうか?何だか前回までと比べて見られる絵になったような気が...それとも単に慣れただけなんでしょうか? しかし,ああ,水月が壊れていくよ。水月の愛情は重すぎるんです。あれじゃぁ孝之ならずともひいてしまいますよ。もちろん水月自身もそれは十分に承知しているのでしょう。しかし,遙の透明で一途な孝之に対する想いを知ってしまっただけに,孝之を失ってしまうという恐れが水月をあのような行動にかりたててしまうのでしょうね。 病院へ行かなくなった孝之の前に現れた茜ちゃん(でもすぐにいなくなっちゃうんですよね)。「遙の身に何か起きたのでは!」と病院へ駆けつけた孝之君は,あろうことか遙とキスをしてしまいます。いや,それだけじゃなくて...しかし病院でしかも病人に対して何するかなぁ,この男は....(^^;)。でも,確かにあの遙の無垢の微笑みは疲れ切った孝之にとっては天使のように見えても仕方ないのかもしれません。 最後は一人寂しく雨にうたれる茜ちゃん(孝之と遙の関係を見てしまったのかもしれませんね。「お兄ちゃん」の一言が切ないです),病室で抱き合う孝之と遙,孝之の部屋で膝を抱える水月の姿が交互に現れて終わります。 今回の『アユマユ劇場』は....「ちゅう」ですか(^^;)。いやぁ,この情けなさが逆に救いですよね。 |
『君が望む永遠』アニメ第9回 2003/12/02 |
孝之が帰ってこない部屋で一人「迷子の迷子の子猫ちゃん....」と歌う水月の姿が切なくて切なくて....。 しかしながら,今回の主役はなんといっても大空寺あゆ様につきますね。「マヤウルのおくりもの」を探し回って疲れた孝之の前に現れてた私服ヴァージョンあゆ様の姿が実に良いですね。これで絵柄が第6回頃のヘタレ加減だったら,さすがの私も怒り心頭に発してしまうところですが,幸いにもそんなことはありませんでした。 慎二と酒を飲んで一人酔っぱらう水月。「孝之のことを愛してるの」と涙を流す姿がなんとも切ないですね。しかし,そんな水月の手を握ってしまう慎二君って....これでまた評判が落ちちゃったんだろうなぁ(^^;)(^^;)。 孝之が「マヤウルのおくりもの」を持って病院へ行くと,そこには茜ちゃんの姿が....以前の刺々しさは姿を潜め,孝之にお礼まで言ってます。でも,病院を出たところで「これでいいの」と涙を浮かべちゃってるんですよね。まったく,どうしてヘタレな孝之君があんなにもモテるんでしょうかね?(^^;) 最後は遙が窓ガラスに映る自分の姿を見ながら髪の毛を気にする場面で終了。 |
『君が望む永遠』アニメ第10回 2003/12/09 |
あ〜あ,ついにやっちまいましたよ....はぁ,これで水月エンドは無くなったと思った方が良いのかもしれませんね。あ〜,なんだかとてもガッカリですよ。 こりゃ吃驚,何と遙に「事故から3年眠り続けていたこと」「孝之と水月が付き合っていたこと」を話したのが茜ちゃんだったとは....。え?ってことはもしかして意表をついて茜エンドなのか? しかし,茜ちゃんと孝之が風邪をひいたにもかかわらず,茜ちゃんを看病したりく茜ちゃんから看病されたりするイベントがなかったのはちょっと,いや,大いに寂しいです。 それにしても,アニメのオリキャラである水月の職場の先輩の石田女史が実に良い味出してますね。何だか最近の水月よりもずっと魅力的に見えちゃいますよ(^^;)。 そして,ショックから遙がまた昏睡状態に陥ってしまうところで終了。 |
『君が望む永遠』アニメ第11回 2003/12/16 |
あ〜,前回の訂正です。慎二君が水月を連れ込んだのはラブホではなくて自分のマンションだったんですね。さすがはお金持ちのおぼっちゃんだけあって良い部屋に住んでます....なんてことはさておいて....やっちまいましたねぇ....しかも水月が上になって(^^;)。 もう一方のヒロインの遙は今回は昏睡したままです(^^;)。 こんな泥沼化する一方の物語の中で茜ちゃんの存在は,まさに一服の清涼剤です。まぁ確かに前回遙を昏睡させたのは茜ちゃんなのですが,海岸で孝之と話したときの茜ちゃんは孝之のことも含めてずいぶんとふっ切れたような印象を受けました。何だか一回り成長したような気さえします(いや,身体がじゃないぞ(^^;)。とはいえ,台詞のひとつひとつには切ないものがあったんですけれどね。 しかし,このアニメの孝之君はゲーム本編と比べるとかなりヘタレ度が低くなってますね。確かに前半から中盤にかけては「さすが孝之!」というヘタレ具合を見せてくれましたが(^^;),ここ最近はずいぶんとナイス・ガイになってしまっているように思えます。特に今回の茜ちゃんとの会話なんかはその典型ですよね。あんな風に言われたら茜ちゃんじゃなくても責めることなんかできませんよ。 高熱のために倒れ込んでしまった孝之の脳裏に浮かんだのは水月との数々の思い出。 そうそう,病院の受付にマナマナがいましたね。 |
『君が望む永遠』アニメ第12回 2003/12/23 |
訂正の訂正です。慎二君が水月を連れ込んだのは,やっぱりラブホテルでした。水月本人がそう言っているのだから間違いはないでしょう。しかし,あれはあんまりラブホテルの部屋って感じがしないんだよなぁ....いや,そんなに行ったことがあるわけじゃないんですけれどね(^^;)。 でもって,前回「アニメの孝之君はゲーム本編と比べるとかなりヘタレ度が低くなってますね」と書きましたが,これも前言撤回です。やっぱり孝之君は紛れもないヘタレでした。 しかし,慎二君も慎二君です。どんな理由があるにせよ,親友と思う相手の恋人と寝てしまったという絶対的な負い目があるんだから,逆ギレしてタコ殴りしちゃいけないよなぁ....それに説教めいたこと言える立場じゃないでしょうが....(^^;)。 そんな中にあって格好良かったのが,あゆ様と店長ですね。慎二と孝之が一触即発状態にあった時,普段のあゆ様ならばまゆと一緒に見学しつつ毒舌を吐くところですが,今回は自分達が聞いて良い話ではないと判断したためか,無理矢理まゆと引っ張っていってしまいます。そのときのいつになく真剣な表情が,ああ,やっぱり彼女も孝之のことが好きなんだなあ....という思いが伝わりますね。いつもの毒舌も孝之を励ますためにやっている面があるし,実際に孝之もそれによって救われている部分が多々あるのです。慎二君に怒られはしたけれど,孝之が心から笑える場所ってすかいてんぷるしかないんですよね。 それにしても,水月が自ら指輪を返す(しかも思い出のコップの中に沈めてしまうという入念さ)場面なんて,ゲーム本編にはありませんでしたよね。その後も孝之からの連絡も一切拒絶しているし....。「もう遙のかわりはできない」と別れを告げた決意は固いのでしょうか.... 今回のあゆまゆ劇場はあゆ様のあの名台詞「私はパンを焼きました....」ですか!いやぁ,なかなかのファン・サービスですね。しかし,あの『犬水月』に対する「お前もヒロインではない」という突っ込みの意図する所は何なんでしょうね?ちなみに今回もマナマナ御登場です(^^;)。 |
『君が望む永遠』アニメ第13回 2004/01/03 |
目覚めた遙の「付き合っている人はいるの?」という質問に対して「いない」と答えてしまうへたれ孝之君。それにしても,孝之から「水月と別れた」と聞いたときの茜ちゃんのリアクションはいったいどういう意味がこめられていたんでしょうか? 正式に社員となることを決意する孝之君。となると,近い内にすかいてんぷるを離れることになるわけで...それを知ったときのあゆ様の反応が実にいじらしいほどに恋する乙女してますね。そ〜いえば,すかいてんぷる店内で流れていた音楽はゲーム本編の日常シーンで流れるBGMでした。 病院で一生懸命リハビリに励む遙の姿を見て孝之は遙のことを強い女の子だと思ったのだけれど(私もゲーム本編をやっていたときにはそう思いました),しかし,病室で一人泣く遙の姿を見ちゃうとねぇ....。そ〜いえば,これも水月エンドの中のイベントのひとつなんだけれど,しかし,あの姿を見ちゃうと水月の元へ行くのがとても悪いことのように思えちゃうんですよね(^^;)。 そんなとき,孝之は街で偶然に出会った文緒姉御とお茶をするのですが(しかし,ナース服でバイクに乗るとは(^^;),そこで天川さんが病気のために病院を辞めたことを聞かされます。そ〜か,やっぱり天川さんはゲーム本編と同じように病気だったのか(:_;)。 そして,「逃げちゃダメだ」と某シンジ君のように自分に言い聞かせながら孝之がリハビリに励む遙の前に現れ,「話がある」と告げるところで今回は終了。 このままの流れで行けば,次回最終回で孝之が遙に「自分が今本当に愛しているのは水月だ」と打ち明けると思うのですが....はたしてどうなんでしょう?いや,そうあってほしいんですが....ねぇ(^^;) 今回のあゆまゆ劇場では,あゆ様が「へたれ孝之が水月と遙の両方からふられたあげく,電柱に頭をぶつけて意識不明になってしまう」という新説エンディングを紹介してくださいます。もっとも,その後で遙のお下げ髪攻撃で首を絞められちゃうんですけれどね(^^;)。 |
|