マブラヴAF日記

 『マブラヴオルタネイティヴ』の最終章,通称『ファイナルエクストラ』のその後を描いたご都合主義上等の学園ラブコメアドベンチャー『かがやく時空が消えぬ間に』,マブラブオルタネイティヴSLG『暁遥かなり』,マブラヴの外伝で『マブラヴオルタネイティヴトータル・イクリプス』のAVG『トータル・イクリプスAVN』,その他『マブラヴラジオ出張版』や『マブラヴ』『マヴラヴ・オルタネイティヴ』のデモ・ムーヴィー等が収録されたファン・デイスク(2007年発売)

 『マヴラヴ Altered Fable』は,2006年にageから発売されたゲーム『マブラヴ・オルタネイティヴ』のファンディスクです。実はこれが発売されるのを失念してまして,気が付いたときにはすでにAmazonでは初回版が売り切れになっており,仕方が無く通常版を購入したという哀しい話があるのですが,それはまあ良いとして,いつもの事ながら,この日記はネタバレのオンパレードですんで,お読みになる方はそのつもりでお読み下さいね!
9月25日

かがやく時空が消えぬ間に

 『ご都合主義上等の学園ラブコメアドベンチャー』という謳い文句ですが,冒頭はアメリカの某研究所から始まります。
 突然起きて突然消え去ったニュートリノ反応とは?

 が朝目を覚ますと,隣には冥夜悠陽の姉妹の寝姿が...
 それを起こしに来た純夏に見られてしまいます。
 そして,「何で...またフリダシに戻ってんのー」と久々のどりるみるきぃパンチで宙を舞う君。

 それにしても,『不純異性交遊許可証』って何なのさ......総理大臣と武父の印までしっかり押されてるし...(^^;)。

 登校後は『マブラヴ』本編を彷彿とさせるやりとりが繰り広げられ,なんだかとても懐かしい感じがします。

 というわけで,『マブラヴ』の最初のイベントである『料理大会』も当然の如く行われます。
 会場にである御剣御殿にやってきたヒロイン御一行を「よくもまあぬけぬけといらっしゃいませー」と出迎えるのは,いかにも三バカがやりそうなことですが,当然の如く月詠さんから厳しい指導を受けてしまいます。
 今回の料理大会は「ドチラの料理DEエクソダス」(あまりの料理の不味さに審査員が逃げ出すという番組)のルールに基づいて行われるのが,当然そんなことするのは夕呼先生以外にはおりません。
 審査員(というか生贄?)は当然で,料理のテーマは「中華丼」。
 がしかし,料理大会は爆発(犯人は冥夜悠陽)により全員が入院したことによってお流れとなってしまいます。

 教職員交換制度によりやってきた外国人教師ピアティフウォーケン,そして新学園長ラダノビッドといったメンバーは『オルタネイティヴ』の世界の住人ですよね。しかも,ウォーケンは言動が軍人丸出しで,そのうえ悠陽を見て『殿下』と呼んで固まってしまうし...怪しいったらありゃしない。しかし,あのウォーケン達だとしたら,どうしてこの世界にやってきたのでしょう?

 『マブラヴ』本編では重要なイベントであった『球技大会』ですが,この世界では夕呼先生の謀略により『サバイバルゲーム』になってしまいます。そりゃぁ確かに球は使うけれど,球技と言って良いのでしょうか?しかも,勝負にはまりもちゃんのコスプレもかかっているとのこと。
 

9月29日

 B組からはサバゲー好きの男子10人によるAチームと,千鶴を中心としたマブラヴ・ヒロインズ(男子は武だけ)によるBチームが参加することに。Bチームの大将はウォーケンの強い推挙により悠陽が任命され,そしてウォーケンがそのままチームの軍師となる。

 千鶴が出場するとなれば,ライバルであるも出場するのは当然の話。
 と一緒に新キャラである築地多恵ちゃんも登場。気弱なのに大胆という珍しいスキルの持ち主です。

 ゲームで使用するBB弾の痛みを確かめる相手に悠陽を選ぶと,「私,今から武様に痛みを与えられるのですね」という危ない発言を聴くことができますが,それはすぐさまウォーケンに却下され,代わりに武が標的になります。それにしても,一斉射撃だなんて,みんな容赦がありませんね(^^;)。

 強化合宿をするというD組に対抗して,御剣家警護の特殊部隊訓練場で『ウォーケンズ・ブートキャンプ』を泊まりがけで実施。
 が,しかし,合宿についてはスルーのまま,すぐに球技大会当日に。
 大会挨拶はもちろんラダノビッド学園長。若槻ヴォイスが響き渡ります。
 合宿による影響か,ウォーケンを少佐と呼んだり,まりもちゃんを軍曹と呼んだり,オルタの世界がだぶっているような
 決勝まで進んだBチームの相手は,当然ながらD組の達のチーム。
 決勝戦前にトイレに行こうとしたの前に現れた自称NSAから来た男,チャック・ザウバーは,「地球は狙われている」とに告げ,ウォーケンのノートを持ってくるように依頼します。

 決勝前,御剣姉妹の采配により,会場は特設ジャングル会場と化します。それだけでも吃驚なのに,「本当は南米の某国のジャングルで決勝戦をするつもりだった」とは.....そりゃやりすぎなんてレベルのもんじゃありませんよ。

 決勝戦開始早々苦戦するBチーム。というのも,ジャングルに仕込まれたカメラやセンサー,無線傍受を駆使した夕呼先生によってBチームの動きが読まれていたからです。
 
発案の電源切断作戦により,一転攻勢に転じたかと思われたBチームですが,そこに何故か水月,そして伊隅達OBがD組の助っ人として戦線参加。このメンバーってイズミ・バルキリーズじゃないですか。
 イズミ・バルキリーズによってD組の勝利...かと思ったら,その前に霞が夕呼先生にナイフアタックをしていたことが判明し,B組の優勝が決定。しかし,球技大会なのに決着がナイフアタックって...(^^;)。

 次のイベントは『誕生日パーティー』。

 一人街へ冥夜悠陽の誕生日プレゼントを買いに行ったは,偶然遭遇したピアティフ先生にサムライとニンジャのストラップ(御剣姉妹に渡すかどうか迷っていたもの)をプレゼント。その代わりに,彼女が身につけていたネックレスを誕生日プレゼントとしていただきます。

 そして誕生日当日,三バカによって簀巻きにされ拉致されたが連れてこられたのは誕生日パーティ会場。そこにはすでにヒロインズ大集合。というわけで合同誕生日パーティーの始まり。

 『誰の元に行くか』の選択肢が登場。ここはひとまず悠陽を選んでみましょう。
 
から誕生日プレゼントを渡され,「武様からこのような贈り物を....これほどまでに...これほどまでに嬉しいとは...」「一生の宝物にします」と大喜びの悠陽さん。
 その
悠陽からの誕生日プレゼントは『悠陽がこれと認めた信頼できる人にのみ渡す事が許された指輪』。
 しかし,武の首にかけられたネックレスに気が付くと,「どなたから頂いたものなのですか?」とおっかない
悠陽さん。どうやら,そのネックレスそのものに疑惑を抱いたようで,その後月詠に対処するよう指示します。
 
悠陽の元へ向かったことを月詠から知らされても「まだあきらめたわけではないぞ」と気丈に答える冥夜がなんともいじらしいですね...いや,これはいじらしさというよりも自信なのかもしれないな。

 純夏からのプレゼントはもちろんゲームガイ。そして,その他のみんなのプレゼントはゲームソフトなのだけれど,御剣姉妹がプレゼントしたソフトはまだ発売されていないものでした。ええい,この権力者め(^^;)。
  

10月2日

 『マブラヴ』の重大イベントに『温泉旅行』がありますが,当然の如く『AF』でも行われます。しかも,悠陽,霞だけでなく,先生ズまで参加して一段とパワーアップされているのです。

 御剣家のバスで着いた先は純和風の旅館。そして,よりによってウォーケンと同室になってしまう。それにしても,部屋に置いてあるのが『トマト茶』って,いったいどんな旅館なんだ?
 に「悠陽にほれてるんですか?」と突っ込まれて,「な,な,な〜にヲ,イッテるんデ〜スカ〜?」と思いっきり怪しい外人口調になるウォーケンの慌てぶりが笑えます。

 夕食は御剣家が用意した最高級品による超豪華版。
 ところが,場はいつの間にか宴会モードに...そして気が付けば酔っぱらいの集団に囲まれている
 ヒロインズがの優柔不断&鈍感批判に盛り上がっている中,それが自分のことだと全然気が付いていないのは,さすがエロゲー主人公。

 そして,まりもの『狂犬伝説』再び。
 の頭に囓りつくまりもちゃん...って,囓られるのはあなたの方でしょう(^^;)。

 まりもちゃんをようやくのことで抑えてから一人風呂に向かうに声をかける謎の女性。
 「デイヴィッド」って誰のことだ?
 が露天風呂に入ると,そこにはイルマピアティフが。は午後10時になると露天風呂の男女の場所が替わることを忘れていたんですね。しっかりと眼服を満喫するですが,二人にはすっかりバレバレで,彼女達が投げた風呂桶が頭にヒットし,気絶してしまいます。武が気が付くと,目の前には生まれたままの姿でを看病するイルマピアティフの姿が...それじゃぁ「こっち向いて話しなさい」と言われたって顔を会わせられないのも当然ですね。もっとも,ピアティフは自分が全裸であることを忘れていたみたいですが...

 風呂上がり,ピアティフからもらったネックレスが無くなっていることに気が付く
 どうやら,あのネックレスにはマイクが仕込まれていたようですが,それを奪ったのは月詠さん達でもチャック達でもない...となると誰なんでしょう?

 翌12月20日,午前から昨夜の宴会の醜態が嘘のように元気にスキーやボードで楽しむヒロインズ。
 自分がスキーができないことを隠したい武だが,ヒロインズにはすっかりバレバレの様子。
 美琴の持ってきたGPSがジャミングされているようだが,いったい誰が何のために?

 昼食の後,何を教えて貰うか選択肢が......ここは御剣姉妹とスキーを選択しときましょう。

 ころんだ拍子に自分の胸に顔をうずめるに「(この状況に)少しはドキドキなるものを感じるか?」と訊ねる冥夜。そして,その状況を見てご機嫌斜めな悠陽さん。
 しかし,その後,悠陽の股間(悠陽いわく「私の秘めたる部分」)に顔を埋める形で倒れ込んでしまい,今度は冥夜がご機嫌斜めに...

 何故か無謀にも純夏とスキー勝負をすることになる

 夕食後,昨夜の二の舞を避けるために早々に引き上げるヒロインズ。
 そして,ウォーケン達先生ズを人身御供に夕呼先生の魔の手から逃れたに,「私と二人きりで特訓をいたしませんか」と告げる悠陽

 が風呂にはいると,隣の風呂ではヒロインズが好きな男性についての話をしている。
 「私の好きな人はタケルちゃん」と言っても当然過ぎでツマラナイと言われる純夏
 気が付くと,男風呂なのに何故か夕呼先生とまりもちゃんの姿が...すでに先生ズを撃沈させた後だという。
 結局,夕呼先生の魔の手から逃れることはできないのですね。
 好きな人の名前を「せいの」で一度に言うことになったヒロインズ達の口から出てきたのは,の名前。さすがは恋愛原子核と呼ばれる男,白銀武
 まぁ確かに柏木までもが好きだというのは,たまならずとも吃驚ですが...
 だけが好きな人の名前を口にしなかったのは,オルタの世界を引きずっているからでしょうか?
 全員一致で『誰がタケルを射止めても文句無し』ということで話がまとまるヒロインズ。

 もっとも,当の武本人は夕呼先生に酔い潰されていたためにそれを聞いていないというていたらく。
 だからといって,風呂に浮いているを残して先に風呂を出ちゃうなんて,それは教師としてどうかと思うぞ,まりもちゃん(^^;)。
 

10月7日

 12/21
 予定通り朝から悠陽先生によるスキー特訓。
 柔らかな物腰でありながらも有無を言わせないなのはさすが冥夜の双子の姉妹ですね。
 しかし,ルートを間違えた悠陽とともに崖から落ちて遭難してしまいます。
 吹雪の中,意識を失った悠陽を山小屋に連れていって手当する
 ようやく悠陽は意識を回復しますが,GPSが作動しないため,自分達がどこにいるのかもわからず,また月詠さん達にも自分達の位置がわからないという状態。しかも,悠陽は熱がある様子。
 悠陽が眠った後,が外の様子を見に行くと,何故か雪にも埋もれていない薪が転がっていたり,ソリとスコップが転がっていたり,はては入口近くに何故か脚立まで...そして,が小屋に戻ると,まるで脚立を使って取ってくれといわんばかりに梁の上から毛布が垂れ下がっているじゃないですか...こりゃもう誰かが仕組んだとしか思えません。
 汗をかいた身体を冷やさないために,服を脱ぎ1枚の毛布にくるまることになる
悠陽
 
に後ろから抱きつき『あててんのよ』状態の悠陽から「私はいつで覚悟できておりますが」と...これはいよいよと思われたとき,外から爆発音が。
 高熱と興奮から倒れてしまった
を小屋に残し悠陽が外に出てみると,何故か吹雪は止んでおり,月詠冥夜がヘリで助けにやってきます。
 どうやら,この小屋での一連の出来事は月詠の
真那さんではなく真耶さんが仕組んだことのようです。

 12/24
 「ジングルベル作戦」(命名,武)の名の元,クリスマスパーティーの会場作りをするヒロインズ。
 ツリーの星を取り付ける
を持ち上げたのは巨大クレーンゲーム?
 だからといって「離す」はマズイと思うぞ,
彩峰クン(^^;)。
 
の号令でクリスマス・パーティーの始まり。
 「私は...幸せです」と涙する
...と,しんみりしたところに夕呼先生がサンタ姿で乱入。まりもちゃんはトナカイの着ぐるみ姿。そ〜いや,あちらの世界でも夕呼先生がサンタ姿で飲んだくれていたシーンがありましたね。

 「海に貝殻を捕りに行きたい」というの一言で,今度は南国の島ツアーが決定。
 もちろん御剣家専用ジェットで行き,宿泊先も御剣グループ所有のコテージ。
 何故かそこには
夕呼達先生ズとの姿も...
 部屋割りであえて
を一人部屋にする夕呼先生...まったく教え子にHを煽るとは,なんて素敵な先生なんでしょう(^^;)。

 場所移動の選択で『茜と千鶴の部屋』を選ぶと,何故かそこには築地さんの姿が,しかも部屋の鍵がコワされているし...緊張したり興奮したりすると言葉に訛りが出たり,変な鳴き声を出したりする築地さんですが,どうやら彼女は『茜命』な人である様子。

 南国のビーチなのに,御剣姉妹に海水浴の定番,スイカ割りを教える武。
 それにしても,アイスキャンディーを舐める
冥夜の姿がなんともエロティックです...
 「舌を使って...満遍なく舐める」「もっとうまくしゃぶる方法はないのか?」って...女の子がそんなこと言っちゃダメです!

 そして,ビーチボール大会のイベント発生。
 「女の子達はみんな白銀クンに指名されることを期待している」と言いながらも,自分だけは指名しないでくれとおっしゃる
まりもちゃん。
 ビーチボール大会は実際にミニ・ゲーム形式で行われるのですが,これがなかなか難しくて,結局一勝もできませんでした。
 それにしても,
夕呼先生が「優勝しなくて良かった」と喜んだ理由って,何だったんでしょう?
  

10月21日

 いやぁ〜,ずいぶん間が空いてしまいました(^^;)。

 夜,月詠さんに誘われて「武の望む未来を見せてくれる」リラクゼーションの機械を試すことに。
 ここで真耶さんが始めてフルサイズでご登場。彼女は裏の警護担当で真那さんとは従弟の関係。それにしても表情乏しく素っ気ない人だなぁ...と思ったら,あちらの世界の真那さんみたいなんだ。
 「雰囲気などただの飾りです。問題は性能。偉い人にはそれがわからないのです」と何やらガンダムに出てきそうな台詞をおっしゃる真耶さんが,「ポチッとな」とボタンを押した途端リラクゼーションの機械が爆発してしまいます。

 病院から戻ってきた武を海辺で待っていた悠陽。彼女から夢を訊ねられた武の答えは「ロボットに乗って敵の宇宙人と戦って人類を救ってみせる」という荒唐無稽なもの...もっとも,あちらの世界では実際にやり遂げているんですけれどね。

 「私と二人で出かけること,他言無用」この条件を承諾するなら連れていきたい場所がある,と悠陽を連れてきたのは『プレアデス』。
 しかし,何故かそこには巨大ロボが2体。そこに現れた冥夜から「武が人類の希望だ」と言われ,そして副司令として現れた夕呼先生から宇宙人との戦いに参加するよう命令される武......って,夢オチかい(^^;)。
 実際に
悠陽を連れてきたのは自然の神秘が作り出した幻想的な美しい場所。
 そこで「私は,いつでも覚悟できておりますが?」とおっしゃる悠陽と初H。
 当然ながら両者とも初体験であるはずなのに,何故か悠陽にリードされなすがまま状態の悠陽って実はSの傾向があるのかもしれませんね。
 「これほどのものが私の口内に流し込まれたら,私の身体は骨の髄まで武様のものになるでしょうね」「武様が私で快感を得て...これほどまでに嬉しいことがあるでしょうか」と言われながら,2回も手でイカされてしまうクン。
 そして,すべて私におまかせくださいと武の上にまたがる
悠陽
 「私,この日のことを生涯忘れません」といいながらも2回目の開始...

 というところで目を覚ます。実はマシーンはちゃんと稼働していたというオチでした。
 実はこの頃,武の家に賊が侵入していたが,結局何も盗らずに逃走するという事件が起きていたのです。

 12/31,大晦日の賑わう商店街で買い物としたいという悠陽を商店街に連れていったは,何者かに拉致されてしまいます。
 そして,
悠陽の携帯に「武を誘拐した」という電話が入りますが,彼等が要求してきたのは何故か武の家にある電子レンジでした。
 しかし,即座に
月詠達によって誘拐犯達は捕獲されてしまいます。その正体はウォーケンテスレフピアティフの先生ズ。しかしてその実体は各国から送られてきたスパイ。御剣家は最初から彼等が先生でないのを知っていたけれど,目的がわからないので泳がしていたとのこと。そしてラダビノッド学園長もまたスパイの一人だったのです。しかしながら,彼等は誘拐の実行犯はありませんでした。とはいえ,彼等と誘拐の実行犯は目的が同じであり,そしてまた彼等は誘拐犯が誰であるかも知っているとのこと...
 「(武の身に何かあったら)御剣の名において,この謀に関わった全ての者を必ずや滅する!」と怒りを顕わにする冥夜と悠陽の本気ぶりを見て真実を話し始める
ラダビノッド

 その頃,は素っ裸で柱に鎖で繋がれていました。
 
を誘拐したのは国際的テロ組織『TPF』のメンバーであるザウバー一派だったのです。
 彼等の要求は,電子レンジと
悠陽の身柄。それが受けいられない場合は武を殺害するとのこと。
 『謎(エニグマ)』の正体は武の家の電子レンジであり,そしてそれを取り外せるのは御剣姉妹だけ。といいうわけで,電子レンジと
悠陽の身柄を要求してきたというわけです。

 武救出のために集合したヒロインズ+α。
 作戦指揮をするのはもちろん
夕呼先生。作戦には伊隅達OBによるチーム『HOG』も参加。
 この時点で武が監禁されているのは「マイルドクルー横幅」の廃墟内であるということもすでに判明しており,「MSATと一緒に突入して白銀を助けてきて」といとも簡単におっしゃる
夕呼先生。最初は渋っていたヒロインズですが,「この救出で一番活躍した者には『白銀と姫はじめしちゃえるぞ!』券をご褒美にあげる」という夕呼先生の一言で結局全員が作戦に参加することに。
 
悠陽が囮となり,その隙に純夏と霞が背後からの鎖を取り外すという作戦だったのですが,そんな悠陽に自ら裸になるよう命令する鬼畜ザウバー。それを助けようとして飛び出してきた冥夜。しかし,それを読んでいたザウバーから撃たれそうになってしまいます。それを防ごうとして逆に撃たれてしまったを身を挺して助けたのが。もちろん,御剣家特性防弾ジャケットを着ていたから怪我はしていません。
 それを見て「地獄の閻魔が赦しても,この御剣悠陽,決して赦しはせぬぞ!」と完全怒りモードの悠陽。
 それに対して
ザウバーは武を盾に抵抗しますが,そこに純夏の怒りの「どりるみるきぃふぁんとむ」が炸裂。宙に舞うザウバー...かと思ったら純夏も自分のパンチの威力で飛んでいっちゃったみたいです。

 助かったは良いけれど悠陽と二人素っ裸でいることに気が付き慌てまくるに,「愛の逃避行なるものを一度体験したかった」と二人で逃げることを勧める悠陽
 が,しかし,時すでに遅く,皆に発見されてしまうのでした。

 『謎(エニグマ)』とはニュートリノの特性を応用しそれは世界中の核兵器を無力化する装置。しかし,それは核兵器の1国独占を叶える新たな兵器にもなりうる危険な機械。
 では,そんな機械が何故武の家にあったのかといえば,武の家の電子レンジを壊してしまった三バカが,それがバレルのを恐れて,御剣家の倉庫にあった電子レンジに似たような機械(持ち出し厳禁,使用禁止,永久封印)とすり替えたからなのです。当然,このお騒がせ三バカは反省室へ直行です。
 ところで,『エニグマ』の基本原理は
悠陽が数年前に考えたものとのこと...恐るべし,天然天才。

 『エニグマ』のために自分を切り捨てる可能性もあったか?というの問いに「断じて無い」と断言する御剣姉妹
 「初めからそなたの命も世界の平和も護るつもりだった」とは,いかにも
御剣姉妹らしいですね。

 疲れて眠ったが目を覚ますと,横に悠陽の姿が。
 『白銀と姫はじめしちゃえるぞ!』券の勝利者は
悠陽だったというわけですね。
 部屋全体が下降していると思ったら,
冥夜が壁と床に細工をして外枠を固めてしまったので,中身である部屋をすっぽり抜いてしまったと,涼しげに話す悠陽
 「こと武様のことであれば,たとえ妹であろうと手加減はしません。まして他の皆様に至っては言うに及ばず」といいながらも,「姫はじめとは一体何でございますか?」とまったくわかっていない様子......と思ったら,これもブラフ?いやぁ〜,
悠陽の恐ろしさをまた発見したような気がします(^^;)。
 しかし,それを頑なに拒否する

 結局,
はまだ今のぬるま湯状態の幸福の中に留まっていたいということなんでしょうね。
 さすがは『age』の主人公らしいヘタレぶりです(^^;)。

 その頃純夏はというと,大気圏を飛び出して地球を回っていました(^^;)。

 そして,ウォーケン達スパイズと3バカが収容されている反省室に,しぶとく生き残っていたザウバー達が迷い込んできたところでThe End。
 

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