ななついろ日記

 たとえば,窓の外の星をみつめているとき。たとえば,一日のおわりに秘密の日記を書いているとき。不思議な出来事は突然空から降ってくる......。

 星しずくと初めての恋がつづる,不思議な物語の一ページ,いま始まる......。

 すべての鍵は,夜空から降り注ぐ「星のしずく」と「特別な女の子」
 ちょっぴり不思議なななついろの初恋物語

【ケース裏解説文より】

 このゲームは2006年にSoftpal/Unisonshiftから発売されたゲームで,原画を『涼宮ハルヒの憂鬱』や『灼眼のシャナ』でイラストを描いているいとうのいぢが担当しています。正直に言いますと,このゲームのタイトルは『なついろ☆ドロップス』だとばかり思っていました....(^^;)。
 ところで,不勉強にして知らなかったのですが,いとうのいぢという人(女性です)は元々アダルト・ソフト・メーカーであるUnisonshiftのイラストレーターだったんですね。可愛らしい絵柄なんで,出自が18禁ゲームだとは思いませんでした(^^;)。
 そして,このゲームは某所から譲っていただいたものでして,いやぁ実にありがたいことです。これからじっくりと楽しませていただきますねm(..)m。
 毎度のことながら,これはリアルタイムなゲーム記であり,当然ながらネタばれ全開ですので,これからやってみようとする方はそのつもりで読んでくださいね(^^;)。
11月5日

 インストールはすでに済ませていたのですが,なかなかやる時間が無くて....(:_;)。
 というわけで,いよいよ,ゲームの開始です。

 OPは可もなく不可もなくという感じですが......やはりいのぢ絵は可愛いですね。

第1話『運命はななついろ』

 主人公(?)が目覚めたのはゴミ捨て場の中。
 何故かぬいぐるみになっている主人公(?)を拾い上げたのは一人の少女。

 ここで回想シーンに
 主人公の名前は石蕗(つわぶき)正晴
 最初に登場したクラスメイトは小岩井フローラ雨森弥生深道信子の女子3人と,桜庭圭介
 深道信子が攻略キャラでは無いようなのが実に残念です。

 背の順でも名前の順でも一番前になる少女,秋姫すもも最強だったりパソコンだったりしそうな名前ですね(^^;)は,正晴に誤って水をかけてしまい,何故か泣き出してしまい,それを見た八重野撫子は,正晴すももを泣かせたと誤解してしまう。
 そこに現れた如月先生に園芸部の花園に連れて行かれ,何故か園芸部の手伝いをさせられてしまう正晴
 すもも撫子は園芸部の部員で,如月はその顧問という訳。
 それにしても,ナコちゃんこと撫子すももに対してちょっと過保護気ではないですか?

 最初の選択肢で
 『八重野の手が何故かとまっていた』を選択。

 撫子からスプリンクラーを組み立てるるように言われる正晴。しかも説明書なしで...
 苦労の末スプリンクラーを作った後,飲み物を買いに行った自販機の前で謎のコスプレ男と衝突した正晴は,誤ってそのコスプレ男が持っていた飲み物を飲んでしまったために,ぬいぐるみになってしまったらしい。
 何故か正晴がぬいぐるみになっていることに気が付いた如月に教諭室へと連れて行かれ,謎の液体をかけられて動いたり話せるようになる正晴。ぬいぐるみ状態のときには正晴にもヴォイスが付くんですね。
 如月の説明によると,この世界(レトロシェーバ)の反対側に鏡の表と裏のようにある別の世界(フィグラーレ)の飲み物を飲んでしまった副作用で正晴はぬいぐるみになってしまったのであり,効果を中和し元に戻す薬を作るためには七つの「星のしずく」が必要らしい。
 その「星のしずく」はレードル(魔女っ娘が持っていそうな杖のようなもの)でしかすくうことができず,しかもそのレードルはこの世界(レトロシェーバ)の普通の女の子に持ち主が決まっているとのこと。

 正晴如月によって飛ばされた先はすももの家。
 ぬいぐるみ(正晴)にくくりつけられていた如月の手紙を読んで即座に手伝うと告げたすももは,ぬいぐるみ(正晴)に「ユキちゃん」と名前をつける。
 突然指輪(レードルの普段の状態)が光り出し,さっそく星のしずくを捕りに行くことに....
 最初の星のしずくが落ちた先は,正晴が通う学校。
 苦労しながらも,赤い色のほしのしずくの捕獲に成功。
 その夜,すももに抱かれたままで眠るユキちゃんこと正晴

 翌朝,何故か人間に戻っていた正晴は,慌ててすももの家を飛び出す。そりゃぁ,もし気付かれたら夜這いと間違われかねませんからね...18禁ゲームとはいえ,それはまずいかもしれません(^^;)。
 如月の説明によれば,日が暮れるとぬいぐるみに変わり,日が昇れば人間に戻るとのこと。
 しかし,期限内に七つの星のしずくを見つけなければ,ぬいぐるみのままになってしまうらしい。

 学校では,夏樹秋乃冬亜の麻宮三兄妹(三つ子)が新たなキャラとして登場。『春』の文字の付く兄か姉がいるんでしょうか?
 そして,正晴如月先生の一言で園芸部員にさせられてしまうのですが,どうも,如月はこの状況を楽しんでいるようにしか思えませんね(^^;)。

 夜,ユキちゃんに変身した正晴すももの家に行くと,泣きながら喜ぶすもも
 しかし,ぬいぐるみ用の衣装を買ってきたのは良いとしても,パジャマの柄が牛柄というのは,どうなんでしょうねぇ....(^^;)。

 すももの父親は作家で,母親はデザイナー(現在海外で生活)。
 

11月21日

第2話『あめのなかのともだち』

 母親がデザインした衣装に身を包み杖を持っている姿はまるでどこぞの魔女っ娘のようなすもも
 星のしずくキャッチの練習を撫子に見られてしまい,その記憶を消すためにはレードルで対象者の頭を叩かなければならないのだが,すももにはどうしてもそれができない。
 そんなとき,指輪がほしのしずくに反応する。
 雨の中,公園に落ちたほしのしずくの捕獲に一度は失敗するが,何故かそこに現れた撫子の協力で捕獲に成功。しかし,それは一部始終を撫子に見られてしまったというわけで...
 ところが,撫子はそのことにはまったくふれず,「風邪をひくから」とすももを自分の家に誘う。
 撫子の家は純和風の重厚な邸宅。
 風呂場で服を脱ぐすももの姿にドギマギのユキちゃんこと正晴。といっても,ここですももの裸体のCGが出てくるわけでもなく...確かこれって18禁ゲームでしたよね(^^;)。
 思わず喋ってしまったユキちゃんを見ても,さほど驚いた様子もない撫子

 帰宅しても元気なく疲れた様子のすももは,「撫子の記憶を消してしまうことはできない」と言う。
 「自分が悪い」と言って泣くすももに思い切り抱きしめられて気を失うユキちゃん...って,ぬいぐるみでも気を失うのか?(^^;)
 新しく本に浮かび上がった文章に書かれていたのは,撫子の記憶を消さないですむ方法?
 本当に信じ合う心の持ち主であれば記憶を消さずにすむらしい。

 翌日,学校でも様子のおかしいすももを家まで送るよう正晴に頼む撫子
 一緒に帰りながら「(正晴は)ちょっと怖い人だと思っていた」と話すすもも
 夜になっても何故か人間のままの正晴如月先生の元へ向かおうとした途中,雨の中,自転車のタイヤの空気が抜けて往生している撫子と出会う。
 カバンの中身の少女マンガを「似合わないとかおかしいとか思わない?」と気にする撫子を家まで送った正晴は,その後ユキちゃんとして「撫子の記憶を消さないための言葉」を書いた手紙をすももの部屋に投げ込む。

 翌日,「撫子の記憶を消さない」ことに成功したらしいすもも
 如月先生の話によれば,昨日は新月だったから人間の姿のままだったのであり,反対に満月の日は一日人間に戻れないらしい。
 放課後,机の中に,昨日のお礼の手紙と共に袋に入ったすももが実習で作ったユキちゃんの形をしたクッキーを見つけた正晴
 しかし,同じ袋をすもも如月先生に渡しているのを見て複雑な気持ちの正晴は,この日はユキちゃんに姿が変わってもすももに家に行こうとはしなかった。いや〜,いかにもギャルゲー主人公っぽいヘタレぶりですね(^^;)。

 どうにもゲームやる時間が作れなくてなかなか進行しません(^^;)。
 

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