『キャル・シナリオ』の残りのエンディングを見てみました。
上記で『江連を探す』を選ぶと
「玲二がキャルに撃ち殺され,そしてその2年後,キャルがエレンに撃ち殺される」というバッド・エンドを迎えます。
キャルを撃ち殺した後の「助けて...玲二」「私これからどうすればいいの」というエレンの慟哭はとても辛いものがありますね。なお,このエンディングではキャルではなくエレンとのHシーンがあります。
その他,「キャルが爆殺されたと思った玲二がマグワイアを殺し自分も死ぬ」というバッド・エンド(何も知らず一人待ち続けるキャルが涙を誘います)。
そして,「玲二が生き残ったキャルと二人でインフェルノと戦いながら生きていく決意をする」というエンディングがありました。
個人的にはキャル,エレンと玲二のファントム3人集でインフェルノに戦いを挑むというエンディングが欲しかったのですが....(^^;)。
『美緒シナリオ』
自分達の安全保証のために美緒の告白を受け入れた玲二は,責任を持って美緒を騙し抜き,決して傷つけないという決意をします。
美緒と二人一緒に帰る途中,キャルが登場。
学校の屋上で美緒の手作りお弁当を食べるという定番のイベントもあります。
日曜日,美緒とデート。
いつになく楽しそうな美緒。
喫茶店で二人でいるところにキャルが登場。
キャルが去った後,玲二は美緒に「キャルの気持ちを裏切ってしまったこと」を打ち明けます。もちろん事の真相は伏せたままですが。
このシナリでも美緒はキャルに拉致監禁されちゃいます。
玲二の前にエレンを呼び出すキャル。
玲二を守るためにキャルを殺す決意をするエレン。
エレンよって解放された美緒は玲二に電話をかけ「エレンとキャルが戦う」ことを告げます。
その電話を受け,エレンとキャルが殺し合う場所が礼拝堂であることに気が付く玲二。
礼拝堂で対峙するエレンとキャル。
キャルが合図替わりに流した懐中時計(これはかつて玲二がキャルにプレゼントしたものですね)のオルゴールに合わせて歌うエレン。
オルゴールの曲が主の慈愛を讃える曲というのが実に皮肉ですね。
戦いが始まる前に到着した玲二。
しかし,エレンとキャルの戦いの火蓋は切って落とされてしまった。
銃声で気をそらせてキャルをエレンの刃から救う玲二。
そこを襲撃する梧桐組のヤクザ達。
キャルは正面から,エレンは後方から脱出。一人残る玲二。
弾切れ寸前で死を覚悟した玲二の前に走り寄る美緒の姿が...
そして,玲二に抱きつき
「会えた...もう一度会えた」と泣きながらも
自ら玲二の持つ銃の銃口を自分の頭に押しあて
「あの人達が少しでも動いたら...構わず撃ってください。私を」
と告げる美緒。
玲二と美緒が礼拝堂を脱出した後,志賀の前に現れたサイスは「美緒すら排除すべき障害でしかない」と言い切り,サイス軍団を使って生き残った梧桐組のヤクザ達を殲滅します。
そして次の目標は当然玲二と美緒。
一人生き残った志賀に美緒を連れて逃げるよう告げる玲二。
玲二の「必ず迎えに行く」という約束を受け入れた美緒は志賀とともに学校を後にします。
梧桐組の襲撃から逃れたキャルとエレンですが,当然のことながら生きていました。
サイス軍団を葬り去った玲二を狙うサイスを撃ち殺したキャルは,
「次に合うときは,必ず殺す。あんたもアインも」と言ってその場を立ち去ります。
そして,エレンに促され美緒に別れを告げに行く玲二。
美緒を連れて逃げた志賀ですが,実は彼も手酷い傷をおっていたのです。
彼の死に様もまた漢でした....
しかし,この場面の美緒は「ちょっと空気読めよ」って感じですよね(^^;)。
志賀の死を見届けた後,玲二とは共に歩めないことを自覚する美緒。
駅で待っていた玲二は「朝には東京を発ち日本から逃げる」と美緒に告げます。
そして美緒の家で最初で最後のH。
翌朝,眠ったままの美緒を起こすことなく美緒の家を後にする玲二。
「さよなら」ではなく「行ってきます」の言葉を残して。
1年後,美緒のことで梧桐組組長を強請る若頭本庄を撃ち殺した玲二は,次に梧桐組長に引退するよう告げます。それはもちろん美緒を守るため。
卒業式の日,初めて梧桐家の墓参りをする美緒。
そして,未来へと旅立つ美緒の後ろ姿を見送る玲二とエレン....という場面でEND。
美緒も悪い娘じゃないんですけれどねぇ...シナリオ的にはなんだか唐突な感じがしてしまうんですよね。
つ〜か,キャルとエレンの立場はどうなるんですか?(^^;)。
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