最近のゲームとしては珍しくCD-ROM1枚の作品です....といっても,ほんの数年前ならこれでも十分に大容量のゲームだったんですけれどね。
ともあれ,インストールは何事もなく無事に終了。いや〜,DVDと比べると,ほんと早いですねぇ(^^;)。
では,さっそく始めてみましょう。
うわ〜,なんですか,このMenu画面に流れるピアノ曲の美しさは!
いや〜,さすがはKeyですね。
今は使われていない(?)プラネタリウムに一人残る少女の形をしたロボット。名前はほしのゆめみ。
そこに現れた一人の男,『屑屋』。
客ではないと言う屑屋に「これも何かのご縁ということで,ぜひ投影をご覧になってください」とマイ・ペースなゆめみ。屑屋はゆめみ曰く「29年と89日ぶりのお客さま」らしい。
が,しかし,プラネタリウムの投影機(イエナ)は故障しており,星空を投影することはできなかった。
プラネタリウムがあるのは『封印都市』(開戦初期に細菌爆弾によって破棄された都市)の中にあるビルの屋上。
戦争によって人口は激減し,そして降り続く『雨』によって,世界には水浸しの大地と廃墟しかない。
翌朝,「こころよりお待ちしています」と言うゆめみの言葉を背にプラネタリウムを後にした....はずなのに,何故かプラネタリウムの修理をしている屑屋。
屑屋がいくら戦争があって世界が変わったこと(だからもう二度とプラネタリウムに来る客はいないということ)を説明しても,それを理解することができないゆめみ。
屑屋がプラネタリウムの修理をする間,自ら話し好きだと言うゆめみはマイペースで屑屋に話し続ける。
1年に一度,8760時間のうちの168時間だけゆめみは停止状態から目覚めるらしいのですが....う〜む,なんかセミっぽいですねぇ(^^;)。
午前0時にゆめみがスリープモードに入った後も一人作業を続ける屑屋。
しかし,30年間稼働していなかった投影機の修理は困難を極めた。
それにしても,話し好きのロボットってのは,ちょっと変わってますね。
おそらくこれは何らかのバグなんでしょうが,かつての館長を含むプラネタリウムの従業員達は,そんなゆめみを面白がってバグをそのままにしていたんでしょう。
屑屋がプラネタリウムに来てから3日後,すべての修理が終了する。
それを聞いて喜ぶゆめみ。
そして,いよいよプラネタリウムの上映開始。
初めて見る星空の美しさに圧倒される屑屋。
ところが,特別上映が始まろうとしたとき,突然停電が発生。
電力の供給が止まってしまったのだ。
というところで,今回は終了。
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