Routes日記

普段はごくごくフツーの学生である宗一。
今日も今日とて,思いっきり学校で惰眠を貪っている。
そんな彼を「起きろバカ!」
と明るい罵声で叩き起こすのはいつものアイツ,皐月。
巻き起こる大騒動,仲良く喧嘩する二人。
「だめだめー」そこへのんびり割り込むのは,
本人的には大慌てのゆかり....
それはいつもの,ただの日常。
....しかし,そんな普通の日々を揺るがせる小さなヒビ,
それは大型船が次々と消失する謎の事件。
夕暮れの街突如現れる謎の女....リサ=ヴィクセン。
リサの出現をきっかけに,
宗一はその事件に首を突っ込むことになる 【解説書より】

 『Routes』は,あのLeafから2003年(つまり今年)発売されたゲームです。しかも,これ『To Heart』以来久しぶりに(なんと6年ぶり)『Leaf Visual Novel Series』として発売されたゲームなんですよね。ネット上では賛否両論の評判ですが,なんたってLeafから出ているゲームですから,地雷ってこともまずないでしょう(なんかそんなゲームもあったとい噂は聞きますが(^^;)。というわけで発売からはちょっと遅れってしまったけれど,買ってみたというわけです。某所からのお薦めもあったしね(^^;)。
 そして,これはそのリアルタイムなゲーム記であり,当然ながらネタばれ全開ですので,これからやってみようとする方はそのつもりで読んでくださいね(^^;)。
5月8日

 我が家の新恋愛ゲーム専用機,Sony Vaio PCV-J12にインストール。容量は900MBをちょっと切るぐらいです。最近のゲームとしては少ない方かもしれませんが,しかし,このゲームヴォイス無しなんですよね。
 待つことしばし.....インストールは何の問題もなく終了しました。

 さて,ゲームの開始です。
 う〜む,この『CDの認証』ってのはうっとおしいよな(^^;)。
 テーマ曲の映像はプロモで見たものとほぼ同じようです。
 そしてオープニング。巨大タンカーの消滅というまるでアクション物の映画のようなシーンから始まります。ここだけ見るとこれがギャルゲー?と思ってしまいますよね。

 そして場面が一転すると,極めて王道的な学園生活風景となります。
 ケンカ友達にして同級生の
皐月(さつき)から起こされるなりバトルが始まりますが,これはまぁじゃれ合いみたいなもんですね。が,しかし,あの技は危険だと思うぞ,皐月ちゃん(^^;)。
 バトルを繰り広げる2人を止めるのはやはりクラスメイトである天然
ゆかりちゃんです。
 宗一と皐月のボケとツッコミはまさに夫婦漫才そのものですね。

 キャラ絵はカワタヒサシ(河田優)ですが,これが予想以上に良い感じです。確かに『To Heart』の頃と比べるとかなり絵柄は変わっていますが,しかしこれはこれで魅力的だと思います(表情も豊かだしね)。背景CGもさすがLeafと言う感じでレベル高いですね。
 そしてそれ以上にレベルが高いのがBGMですね。さすがに音作りの上手さは他のゲームメーカーと比べて群を抜いています。

 さて,放課後,挨拶代わりに攻撃をしかけてきたのがリサ=ヴィクセンです(彼女を見て某真祖の姫君を思いだしてしまったのは私だけではないだろう(^^;)。
 アメリカから先の巨大タンカー消失の謎究明の依頼された主人公宗一リサと手を組みます。

 そして敵地(篁財閥のビル)に乗り込んだ時のリサの裏切りとその後の和解(ここでリサの過去が明らかになります)というところで,本日は終了。
 なんで高校生が超一流のエージェントなの?と素朴な疑問を抱きつつも,ここまではわりと楽しめました。何よりも皐月との『仲良く喧嘩しな』モードが良いですね。
 また,細かいことですが,エディとの会話の中に「五月雨の店主や長瀬の旦那」という台詞があったのがなんだか嬉しかったですね(^_^)。

5月9日

 というわけで続きです。
 まずはリサ篁総帥何て読むのかわからなかった(^^;)によって殺され,宗一リサの骸と共に断崖絶壁から海に飛び込むという『リサシナリオ・バッドエンド』終了。こっちを選んだらバッド直行かな,と思ったら,予想通りでした(^^;)。

 それにしても,雨降る夜ずぶ濡れになって訪ねてきたリサはなんだかいじらしいです。
 そして当然の如く初Hとなるのですが....なんと2回連続ですか?しかも2回目は穴留とは....宗一君ったら,ずいぶん鬼畜なボーイですねぇ(^^;)。

 ところで,この篁総帥(おそらくこの世界における最大の悪役なんでしょうが)ってのは何者なんでしょうね。80歳にしては若すぎるし,到底人間とは思えない技を使うし....やっぱり人にあらざる者なんでしょうね。しかも黒魔術まで使うということは....は,もしかして某来栖川のお嬢様の関係者なのだろうか?(^^;)(^^;)
 また,
宗一篁総帥の間には何か古からの因縁がありようにも思えます。篁総帥宗一のことを「那須の宗一」と呼んでいるし....『那須与一』と何か関係があるのでしょうか?

 続いて『リサシナリオ・ベストエンド』終了。
 人外の様相になり凶暴になった醍醐から危機一髪のところで宗一を救ったのはリサ。しかし,篁総帥の『ラストリゾート』(よくわからんネーミングだなぁ(^^;)の力の前にはなすすべもない二人。
 そこに助けに来たのがアメリカ合衆国大統領首席補佐官カーライル=バーンズ。そして,そのバックにはアメリカ合衆国大統領ミスター・アレックスが...なるほど宗一の話に出てきた『ミスター』とはアメリカ大統領だったのね。
 しかし,破壊される中央研究所から脱出する際,最後の最後でリサ醍醐に後ろから撃たれてしまいます。
 でも,死んではいないのだな,だってハッピー・エンドなんだから(^^;)。
 篁総帥は行方不明のままですが,なんとアメリカ大統領ミスター・アレックスリサの父親の親友でなおかつ父親代わりの存在であることが判明します。
 つまり,リサ宗一の計画全てを知っていたわけで,だまされていたのは宗一君の方だっのね。さすがはヴィクセン=女狐さまです。

 リサというキャラクターはそれなりに魅力的なんですが(強い女好きですからね(^^;),肝心のストーリーの方は展開が性急すぎるためか,何だか今一つ物足りない感じがしました。もっとも,全体のシナリオをやって初めて全体像がつかめるというタイプのゲームなのかもしれないので,これだけで評価するのはまだ早いかもしれません。
 ゲームの難易度からすれば,簡単な部類でしょうね...選択肢も少ないし....

 P.S.「びっくりしたな!もう!」とは確かに顔面古典芸能だよなぁ,皐月ちゃん。
   「ゲバゲバ90分」知ってる奴はもう40過ぎだぞ(^^;)。

5月11日

 では次に『皐月シナリオ』行ってみましょう。

 皐月が覗いていた古美術店はなんと『五月雨堂』。そして,そこで皐月が探していたのは祭祀用の剣。しかし,何のために?

 意地っ張りな皐月ちゃんは可愛いなぁ。宗一と腕を組めてデートができて楽しいってのがみえみえなのにね。
 付き合っていると楽しいけれど疲れるってのもわかるな。ある意味東鳩の志保との関係みたいなもんかな?
そういえば,会話のテンポなんか浩之志保って感じだもんなぁ。

 宗一に身元引受人になってほしいと頼む皐月。何をするつもりなんだ....と思ったら五月雨堂にプロの手口で侵入する皐月。古物商業界を騒がせる「何も盗らない泥棒」って皐月のことだったんですね。
 捕まりそうになる皐月を助ける宗一
 しかし,助けた皐月の服を脱がせようとする宗一宗一だが,金蹴り連続の皐月皐月だよな。しかもピストルまで持ってるし,そのうえ証拠隠滅のために撃とうとしちゃってるし....(^^;)。

 「宗一を見張るため」といって無理矢理宗一の部屋に引っ越してくる皐月
 なかなか無茶苦茶な娘ですな。
 で,その日から宗一の部屋で同棲生活(?)が始まります。
 皐月は実は熊野出身なんですね。そういえば,確か篁の秘密基地も熊野にあったような....
 料理の天才の皐月ちゃんの手料理はぜひ喰ってみたいものですね。もっとも材料費で数万円ってのは困りますが...(^^;)。

 中途半端ですが,時間切れにつき,続きは明日!

5月12日

 『皐月シナリオ』終了。
 なんといいますか,後半の皐月宗一のバカップル状態がやけに印象的なシナリオでした(^^;)。

 家族のために泥棒をしている皐月。家からの手紙がなんとも切ないですね。そして,皐月が探している剣は皐月の実家の神社から盗まれた御神体であることが判明します。

 国立日本文化博物館へ侵入し,館長に見つかって慌てる皐月。だが,それは宗一と館長が仕組んだ悪戯だっったのです。実は宗一と館長はエージェント仲間だったんですね。
 そして,皐月が探す剣が闇オークションに出ることが明らかになります。

 しかし,宗一の言葉に傷ついた皐月宗一の前から姿を消してしまいます。
 喪失感に苛まれる宗一は街中皐月を捜しまわり,夜の公園でようやく皐月を発見。
 そしてそこで互いの気持ちを打ち明けます。しかし,双方絶叫型の告白ってのも珍しいよな。民家の近くでなくて良かったですよ....(^^;)。
 帰り道は思いっきりバカップルな二人。二人で一杯のカップラーメンを食べるシーンなんかもう見ている方がお腹一杯です...って感じだよね(^^;)。さて,いよいよか(何がだ?(^^;)...と思ったら疲れで寝てしまう皐月ちゃん。
 学校でもバカップル全開の二人。これではゆかりちゃんが怒るのも仕方ないよな。

 オークション用のドレスを買ってから高級フランス料理店で食事をし,その後でまた飲みに行くなんて....君達確か高校生だよね(^^;)。
 そこで自分の正体を明かす宗一。それを聞いて「宗一が死んだら私も死ぬ」と将来は宗一のナビになることを希望する皐月

 国立日本文化博物館の館長の名は長瀬源次郎...ということは久々の長瀬一族登場ですね。すけべジジィぶりが実に良い味だしています。
 そしていよいよオークションの開催。
 皐月の剣は強引な買い付けにより篁グループの手に渡ってしまいます。
 終了間際に米軍の特殊部隊と篁の私設軍隊が国立日本文化博物館に攻め込んできます。
 草薙の剣を持って闘う宗一(何故草薙の剣が似合うのか...ここにも謎が隠されていそうです)ですが,化け物に変身した醍醐にやられそうになったところを皐月に助けられます。ナイス・パートナー!
 「私が守ってあげる」かぁ...良い台詞だね。

 それにしても初Hぃが屋外とは....お家に帰るまでガマンできなかったのかねぇ...(^^;)

 という所で終了するのですが,結局篁総帥は出てこないし,タンカー消滅の謎はともあれ古美術の謎は謎のまま残っているし....結局すべてのシナリオが終わらないとこれらの謎は解明できないんでしょうね。

 あ,このシナリオにはエピローグがあるんだ。
 エピローグは宗一皐月が二人で熊野の皐月の実家へ行くというシーンで終了しますが,しかし朝の4時までこの二人はいったいナニをやっていたのかなぁ?(^^;)。

5月13日

 次はやっぱり童顔巨乳ののんびり娘『ゆかりシナリオ』でしょう(^^;)。

 宗一は図書館でゆかりちゃんに「熊野」について調べるのを手伝って貰うのですが,ゆかりちゃんはPCが得意のようですね。
 そして翌日お礼代わりにアイスを奢ることになるのですが,ゆかりちゃんはなんとトリプル2つ...しかも神速で食べてしまいます。ゆかりちゃんにとってアイスは「呑み物」らしいのです(^^;)。
 それにしても,ゆかりちゃんの口調から某シエルさんを思い出してしまうのは私だけでしょうか?(^^;)

 学校の帰り道,宗一がベンチで昼寝をしている間にゆかりちゃんが誘拐されてしまいました。そして謎の男から学校の屋上に揺る10時に来るよう電話で知らせが...
 学校の屋上で待っていたのは復讐心に燃える醍醐隊長でした。篁特製興奮剤を飲まされ身動きできない宗一に奉仕するゆかり。これが醍醐の復讐だったのです。完璧に打ちのめされる宗一

 翌日「私なんかがそばにいてはいけない」とゆかりが身を引こうとしますが,宗一皐月に叱咤激励されてゆかりを追いかけます。そして,夕方のヨットハーバーで互いに思いを打ち明け合う二人。
 そこに現れた米軍の特殊部隊3名を助けに来たリサと共に一撃で撃退します。
 リサ篁総帥の命により動いているようですが,果たしてリサ・シナリオ同様二重スパイなのだろうか?

 その夜,宗一の部屋で二人過ごすのですが,二人でビスケットを食べる場面のあまりのバカップルぶりには思わず頬が緩んでしまいます。
 それにしてもゆかりちゃんの甘い物好きぶりは某クラスかもしれませんね(^^;)。

 そして,日曜日にデートをする二人。エディにばかり働かせてずるいんじゃないかい?宗一君(^^;)
 わぁ,二人で一杯のジュースを二つのストロー使って飲んじゃったよ....まるで『みずいろ』状態だよな,この恥ずかしさは(^^;)
 時計屋のお姉さんも謎の人だな...と思ったら彼女もエージェントだったのね。しかし,時計ひとつに7500万円払ってしまうとは...ずいぶんお金持ちなんですねぇ...若いのに(^^;)。
 そしてゆかりちゃんが作ってきたお弁当は....か,カレーですか?(しかもレトルト)。まさか某シエル先輩じゃあるまいし....ねぇ(^^;)。
 皐月とは別の方向で料理の天才であられるゆかりさん....まぁ,人間誰にでも苦手なことはあるものですよ(^^;)。
 というところで本日は終了です。

5月15日

 皐月からもしも警察にお世話になるようなことがあったらよろしくと頼まれる宗一先に皐月のシナリオをやっているからその理由はわかりますね)。しかし,軽犯罪-->>立ちション...だからといって,実際にその情景を妄想しちゃぁいけないよな(^^;)

 デートのお別れの際に明日夜の学校で会おうと約束をする宗一ゆかり
 そこにやって来たリサから明日エンタープライズが各務基地に入港する際に篁総帥もやってくるという情報を入手します。
 そして,翌日各務基地に忍び込んだ宗一はそこで「R計画」の文章を目にする。
 地下シェルターで繰り広げられる黒ミサ。しかし,それは罠だった。篁総帥から生け贄として名指しされる宗一篁総帥の薬によって化け物と化した醍醐と闘うことになります。
 疲れ果てあきらめようとしたとき,宗一ゆかりとの約束を思い出す(愛の力ってやつですか?(^^;))。このとき宗一が手にした武器(剣)は皐月の実家の神社から盗まれた宝剣なんでしょうね。
 醍醐を倒した宗一。しかし今度は篁総帥自身が襲ってきます。刀も拳銃も通じない不死身の身体の持ち主である篁総帥によってあわや殺されようとするとき,リサの手によってエンタープライズが爆破され,宗一は九死に一生を得ます。
 そして文字通り目の前から消えてしまった篁総帥。やはり彼は人間じゃないんですね。

 混乱の各務基地からゆかりの元へ走る宗一
 雨の中宗一を待っていたゆかり。この二人のためにわざわざサンドイッチを作った皐月の気持ちを考えると切ないものがありますね(:_;)。
 初Hぃは教室の中でした。う〜む,『routes』では2回連続が原則みたいですね(^^;)。

 ゆかりの回想の中の醍醐の言葉....う〜む,やつも実は漢だったんですね。
 ということは,ゆかりちゃんはアレを無理矢理やらされたんではなく,半ば自主的にやったってわけなのか...(^^;)。

 早朝,宗一皐月の電話でゆかりが引っ越すことを知らされる。なるほど,京都へ行くとはそういうことだったんだな。
 愛車ミルトを飛ばし,新幹線の駅までゆかりをで迎えに行く宗一。しかし,ミルトが女性だったとは知らなかったな...もっとも宗一本人も知らなかったのだけれど。しかも嫉妬深いし(^^;)。
 まぁ,よくあるパターンではあるけれど,こういうシュガーなエンディングは安心するね。

 エピローグは....やはり食べ物ネタできましたか....(^^;)。
 そりゃぁエディじゃなくても逃げるわな....しかし,何故ミルトまで(^^;)。

 というわけで『ゆかりシナリオ』終了。
 このシナリオもやっぱりバカップルでシュガーな二人って印象ばかり残りますね(^^;)。
 で,肝心の謎の方はさっぱりです。これはまだまだ先があるってことなんでしょうね,きっと....

5月19日

 ちょっと日が空いてしまいましたが,お次は『七海シナリオ』を行ってみましょう。

 なんと,オープニングまで違うんですね。
 今度のオープニングは夢の話....なんだか『痕』を彷彿とさせますね。
 果たして宗一が待っている『奴』とは?

 宗一は精神的な疲れの回復のためといって学校を休み本邸へと向かいます。
 本邸はは高級マンションの1室で,しかも宗一はそこのオーナーだとさ....(^^;)
 このマンションに住む自治会会長の爺さんが実にいい味出してます。
 宗一ですらかなわないとは,もしかしたらかなりの大物かもしれませんね。

 『特価!!エージェント失踪・死亡情報!!』の情報を元に場末のキャバレーに行った宗一はそこで働く少女七海と出会います。
「そーいちさんですか,良いお名前ですね」って,君はマルチか?
 不幸な身の上でありながら笑顔と純粋さを失わない七海ちゃん。
 口調にもマルチが入ってますね(^^;)。
 そんな七海ちゃんのたった一人のお友達の冬眠ねずみ....すももの木の下で見つけたから「すもも」って,「チャーミングだからチャミ」と同じような発想だな。
 それにしても,七海ちゃんって,宗一君でならずとも何かしてあげたいと思わせるキャラですよね。

 しかし,このシナリオの宗一君は学園パターンの時とは性格が違うような...
 皐月ゆかりも出てこないしね。
 また,七海との会話の中で宗一が天涯孤独の身で,しかも名前さえ本名かどうかわからないことがわかります。彼は幼い頃からエージェントとして育てられたいわばエージェントのエリートなのですね。

 七海の「ごっご遊び」が切なくて....本当に健気で良い娘だね。
 だから,店長に殴られた七海の姿を見た宗一がお店が壊れるくらいに暴れる気持ちも良くわかります。
 七海を店から連れ出して自分の部屋(本邸)へ向かう宗一
 七海との二人暮らし始まります。

 いつの間にやらマンションの管理人になった七海ちゃん。
 彼女の前にはあの自治会会長もメロメロです....さすがじじばば殺し(^^;)
 しかし,時給800円で目を回さないで欲しいな.七海ちゃん,..つ〜か,月給800円はどう考えてもありえないでしょ(^^;)

 このシナリオでは解読される和田メモ(『特価!!エージェント失踪・死亡情報!!』で手に入れたもの)もまた大きな意味を占めているようです。
 『ハーバー・サンプル』は
の計画と何か関連性があるような気配を感じます。
 メテオール号を中心としたプロジェクトの責任者はロシア系アメリカ人の地質学者夫妻ですが,これはリサの父母なのでしょうね。

 というところで,今日はお終い。
 なんとなくシナリオとしてはこちらの方が面白そうな予感がします。

5月20日

 日曜日,七海ちゃんと映画を見に行く宗一君。「(映画館で)お菓子は食べられますか?」ってのも七海ちゃんらしい台詞だな。

 七海ちゃんを自分の汚れた世界に置きたくないと思った宗一は七海ちゃんとの別れを決意します。
 その最後の夜の,七海ちゃん「ゆ〜わく....しちゃってたんです....けど....」の台詞がいじましく可愛らしくて,こりゃ,宗一君でなくてもクラっときっちゃいますよね。
 というわけで初Hぃ!。
 こんなに小さい娘なのに...宗一君ったら本当に鬼畜な少年だよなぁ(^^;)。
 ところで七海ちゃんって何歳なんだ?
 それにしても,「きゃん」とか「きゃうう」とか...くそ,可愛すぎるぞ(^^;)。
 しかしこのシーンになると主人公が突然親父臭くなるのはLeafの伝統なんでしょうね,きっと(^^;)
 さすがに七海ちゃんの場合は1回で終了でした。

 「すもも」君は実はドブネズミではなくて天然記念物のヤマネであることが判明。
 何故か気弱になる宗一君(^^;)。

 そして最後は七海ちゃんの笑顔で終了。いやぁ,この笑顔にはやられました(^^;)。
 現段階で『Routes』のNo.1キャラは七海ちゃんで決定です!
 
 エピローグは....ありませんでした。

 しかし,このシナリオでは『ハーバー・サンプル』を含む謎については何も解けてないんですよね....いったいこの謎はいつになったら解けるのだろう?

5月23日

 『夕菜シナリオ』終了。

 なるほど,選択肢の『梶原に関するレポート』とは『梶原夕菜の警護状況に関するレポート』のことなんですね。

 レポートが気にり久しぶりに夕菜が住む梶原家を訪ねる宗一
 オープニングの最後に出てくる玄関って,梶原家の玄関だったんですね。
 梶原家での生活を思い出す宗一
 愛情のかけらもない梶原家に引き取られた宗一に対して親身になってくれるのは夕菜だけでした。
 夕菜宗一にとって姉のような存在であり,ただ一人心を許せる存在だったのです。
 現在は一人暮らしをしている夕菜ですが,特に異常はない様子です。

 それにしても,現在では一流のエージェントとしてその世界では名の知れた存在なのに,夕菜にとっては宗一は昔の「そうちゃん」そのままなんですね。すっかり子供扱いされてしまう宗一でした。
 「そうちゃん大好き」かぁ....ふかふかのふわふわなんだろうな(謎)。

 夜携帯電話で男の人と楽しげに話す夕菜姉さん。それを聞いてなんだか淋しい思いをする宗一君。
 その電話の人と付き合ったら?なんて心にも無いことを言ってはいけませんねぇ...

 宗一がエージェントとなるのはまだほんの少年の頃であり,そのきっかけは梶原家の崩壊でした。バブルの崩壊が原因で両親は子供二人を残して消えてしまい,残された夕菜宗一のために学校を辞め水商売に就くことを決意します。そこに現れたのが夢の中に出てきた『』,その『』の誘いで宗一はエージェントとなることを決意したのです。
 『奴』が話す『理会の力』とは一体何なんでしょう?そして『奴』とは?

 電話の男性とのお付き合いを断ってきた夕菜姉さんと宗一は子供部屋で初キッス。
 そして夕菜姉さんの部屋で初Hぃです。やっぱりこの場面の宗一君って親父臭いよな。

 心温まる「おかえり」「ただいま」の台詞でエンド。

 しかし,エピローグでの「そうちゃんってギャングじゃなかったの?」という夕菜姉さんのボケぶりには腰が砕けました(^^;)

 このシナリオは特に何か事件が起こるわけでもなく,宗一の過去の話がメインでした。
 う〜む,『』とはもしかしたら篁総帥のことなのではないのだろうか?

5月24日

 さて,いよいよ『Roots』編突入です。

 最初は皐月ゆかりを交えての学園生活。話としても「タンカー消失」の流れのようです。
 相談があるので宗一の部屋へ行きたいという皐月(しかもゆかりには内緒で)。そんなことも忘れてゆかりには暇で何も用事がないと言ってしまう宗一君。こりゃ修羅場かな?(^^;)

 お礼は先払いって....そういうことですか...皐月ちゃん。慌てまくる宗一の姿ってのも珍しいですね。
 そこに現れたのがゆかりちゃん....やっぱり修羅場だ。
 「これから宗一とエッチするの〜」って....皐月ちゃんたらそんなあからさまな(^^;)....と思ったら,今度はゆかりちゃんが積極的に....
 そんな修羅場に今度はリサまでご登場。当然のようにこの闘いに参戦しちゃうなんて...こりゃ火に油どころの騒ぎじゃないな....爆薬庫にダイナマイト?(^^;)。
 って,夢オチなんですか....と思ったら3人ともいるし...しかも和んでいるし(^^;)。
 それもつかの間,やっぱり修羅場だ....リサは我関せずだけれどね...

 結局皐月の相談事とは皐月シナリオで語られた宝剣と『盗まない泥棒』の件で,ゆかりの相談事もゆかりシナリオで語られた引っ越しの件でした。
 しかし,宗一がエージェントであることはすっかりバレバレだったのね。しかもWeb上にファンサイトまであるとは...知らなかったのは宗一だけだなんて...エージェント失格だよねぇ(^^;)

 そして,リサの口から語られるの壮大なる陰謀。
 皐月,ゆかり,リサと4人で篁グループと闘う決意をする宗一

 と盛り上がったところで今日はお終いです。なんだか面白くなりそうな気配ですが,はたしてこのシナリオで今までの謎が解けるのでしょうか?

5月30日

 う〜む,また間が空いてしまったな....最近どうもゲームやれる時間がとれずに困ってしまうよ。
 というわけで続きです。

 夜皐月ゆかりが眠りについた後,宗一の胸で泣くリサがまた可愛いですね。しかも告白までされちゃうし....それにきちんと返事ができない宗一君はヘタレだよな。
 眠っている皐月ゆかりを置いて宗一リサの二人だけで行こうと思ったら,実は起きていた二人...ということはリサとのあれやこれやも見られた訳で....あ,やっぱり修羅場に。でもやけに楽しそうな修羅場だよな。寝ぼけているゆかりも可愛いもんです。

 熊野灘のメガフロートに向かうリサ宗一皐月ゆかりエディと共にバックアップ担当)を巨大シェルター高天原で待ち受けていたのは篁総帥その人。そして篁総帥の命の下襲いかかる醍醐等強化人間達との闘いに苦戦する宗一リサゆかりのアイデアによる停電作戦の手助けもあって強化人間軍団を排除するが,やはり篁総帥はただものではなかった。つ〜か人間じゃないよね(^^;)。
 何故か『愛』を憎悪する篁総帥。う〜む,毒光線とは....毒電波とは違うのかな?(^^;)。
 しかし,どうして篁総帥はこんなにも宗一に拘るんでしょうね?やはり二人の過去(前世)には何か因縁があったのだと思うのですが,それについてはまだまだ謎ばかりです。

 篁総帥との一騎打ちには何とか勝つことができたが,力つきて倒れる宗一....そしてメガ・フロートの崩壊が始まる。悲痛の叫びを上げるリサ皐月ゆかり,そしてエディ
 もちろん,そんなことで死ぬわけがないよね,だって主人公だもの(^^;)。
 
 というわけでハッピーエンドのまま『Roots』シナリオが終了。
 しかしだ,篁総帥宗一の関係についての謎はまったく何も解明されないままなんだよな....

 と思ったら,これで終わりじゃなかったのね(^^;)(^^;)
 え,『Beginning』だって? 
 ここからまた新たな物語が?

 というところで今日は終了。いよいよすべての謎が解けるのでしょうか?

6月1日

 訂正です。前回「ハッピーエンドのまま『Roots』シナリオが終了」と書いたのは大間違いでした。あれは『Routes』のトゥルー・エンドだったんですね。

 というわけで,昨日今日と2日かけて今度は間違いなく『Roots』シナリオが終了しました。

 いやぁ,面白かったですよ,『Roots』シナリオ。
 『Routes』がどちらかといえばシナリオよりもヒロイン達とのバカップル状態が楽しめたのに対して(特に『リサ皐月ゆかり』),『Roots』はシナリオそのものが楽しめる,まさにVisul Novelの名に違わぬものとなっていました。このあたりはライターの違いなんでしょうか?

 死んだはずの篁総帥から皐月の命と引き替えに『草薙の剣』を持ってくるように言われた宗一は,夢の中に現れる黒マントの男から教えられた九州の山奥に一人降り立ち,そしてそこで先代の『執行者』である那須大八郎の過去を体験します。

 平家の元侍大将悪七兵衛影清との闘いに破れた大八郎が,平家の隠れ里(ニルヤの里)へ辿り着き,さくやという名の少女と出会ったことから今までの自分自身を振り返り,そして武者(もののふ)であることを止める前半。

 ニルヤの里でのさくやとのほのぼのとした日常を描いた中盤。影清と途中からやってきた大八郎の弟分である二郎がまた良い味を出しています。ところで,二郎て本当に男の子なの?それとも女の子?
 また,歌垣のときのさくやの歌『狩人さんは,おばかさん』が衝撃的というか腰砕けというか,フル・ヴォイス・ヴァージョンができたら,この歌も実際に歌われてしまうのでしょうか?う〜む,怖いような聴きたいような....(^^;)

 二郎から自分が鎌倉に戻らねば頼朝が那須家を滅ぼすと告げられ苦悩する大八郎さくやに後押しされてニルヤの里を離れ鎌倉へ向かう後半...と物語は進み,
 そしてまた視点が宗一へと戻り,いよいよ篁総帥との最後の闘いを迎えます。

 この『Roots』シナリオは過去の縁を描いているということで『Air』の『Summer編』に通じるものがありますが,最後の篁総帥との闘いの場面では『久遠の絆』のラストを彷彿とされるものがありました。そういえば『久遠の絆』も神話をモチーフにしてましたっけ....。

 それにしても,この『Routes』というゲーム,『リサ皐月ゆかり』シナリオと『七海夕菜』シナリオではゲームが違うんではないか?と思うくらいに雰囲気が違いますよね(主人公の性格もずいぶん違うし)。最初は別次元の話ではないかと真剣に思ってしまいました(^^;)。
 また,『Routes・トゥルー・エンド』にはリサ皐月ゆかりの3人は出ても七海夕菜の二人はまったく姿を見せず,なんだかずいぶんと影が薄いって印象を受けてしまいます。もっとも,これはリサ皐月ゆかりの3人が宗一とともに闘うキャラであるのに対して,七海夕菜の二人は闘う宗一を家で待つキャラであるという違いからくるものなのかもしれませんけれどね。

 さて,Leafといえばオマケ・シナリオですが(そういえば『うたわれるもの』にはオマケ・シナリオが無くてずいぶんと淋しい思いをしました...と思ったら,ちゃんとあるそうです。こいつは勉強不足でした(^^;),『Routes』にはちゃんとありました....が,そんなに面白いものではありません。まぁ,あくまでもオマケです....が,あれがLeafの真の姿だったら怖いなぁ....(^^;)。

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