8/1
マラソン大会当日。
まじめに走らない鷹文を叱咤激励するために走って追いかけるとおっしゃる智代さん。
疲れ切って走るのを止めようとしたとき,鷹文は陸上部時代のことを思い出す。
最後の力を振り絞ってゴールした鷹文はまたいつもの夢を見る。
夢の中で恩師に
「(成績は)ダメだったけれど...でも楽しかったです」
「僕は先生と,あのくそ弱い陸上部と..可南子が大好きでした」
「そして,今でも可南子が好きです」
と話す鷹文。
そして,恩師の言葉と重なるように聞こえる可南子の「許すよ」という声。
「あんたが夢で苦しんだら...あたしがこうして,許してあげるから...」
「だからもういいんだよ....夢の中で走らなくても....」
「だからもう夢の中でも休みなよ....おつかれさま」
いやぁ,この場面にはグッときちゃいましたね。
この場面で可南子の株も赤丸急上昇です。
8/3
可南子は実家に行き,そして鷹文はその付き添いで家にいない。
久しぶりの3人だけの生活。
8/4
ともの母親からとも写真が欲しいという手紙が届く。
アパートには鷹文と可南子の姿が...夏休みいっぱいはここにいるらしい。
可南子の新しい父親が鷹文そっくりだという話で盛り上がっており,どうやら可南子と新しい父親も上手く行きそうな様子。
公園でともが遊んでいる様子を写真を撮ろうとすると,可南子と鷹文が乱入し,この夏の記念にと5人全員の写真も撮ることになる。
8/6
公園で智代といっしょにともの母親と会う。
ともの話ならなんでも聞きたいと言う母親。
しかし,住んでいる場所を尋ねても「必要ありません」と拒否されてしまう。
母親を見送った後,「あのひとはもろすぎる」とつぶやく智代。
ともの母親に会い,ともを手放した理由を聞くことを決意する智代と朋也。
しかし,なんとか隣の県にいることはわかったものの,それ以上母親がどこにいるかはわからない。
8/7
毛筆で書かれた手紙から何かがわからないかと,書道教室を巡ると,手紙を紙が雁皮紙であることがわかる....が,結局それ以上は進まず。
それにしても,「うんこ」なんて検索条件に入れてしまうのは誰ですか?(^^;)
8/10
鷹文と真剣に母親がどこに住んでいるかを考えていると
「真剣な話していいから,最後に『いや,それよりも腹が減った,飯が先だ』ってつけて」とわけのわからないことを言い出す可南子。
その要求を律儀に続ける鷹文は優しいんだかなんだか....
母親がどこまでの切符を買ったかを駅まで調べに行く鷹文と朋也。
新しい語尾シリーズは『君には難しすぎるかな?』
アパートに戻り説明をする鷹文。
この時の語尾シリーズは『女王様とお呼び!』
そしてなんとか母親がいそうな場所を見つけることができる。
8/11
朋也と智代の二人でともの母親を捜しに行く。
目的に着くが,何故か二人を避けようとする村人達。
ともの母親(有子)はこの村の元病院の建物にいた。
この村に村に住んでいるのは町や都会に適応できなかった人々。
ともの母親(有子)から彼女の半生の話を聞く。
『生活のために夜の仕事をしていることが周囲に知られ,ともと子どもを遊ばせてくれる親がいなくなり,園内でひとりで遊ぶともの姿を見たら,自分が嫌になってしまった。
精神的にボロボロになり過労で倒れ病院に運ばれた彼女は,病気が手遅れであることを告げられる。
自分ひとりの面倒も見られなくなった彼女はともを父親に託すことを思いつき,そしてこの村で余生を過ごすことを決意した。』
母親(有子)の話を聞いてショックを受ける智代。
「ここで一緒に暮らせばいいじゃないか」と言う朋也に
「ここは子どもの住む場所ではありません」
「未来も希望もあるあの子をここに連れてくるわけにはいきません」
と答える母親(有子)。
終バスがなくなってしまったということで,村に一泊することになるが,何故か管理人さんと一緒に夕食を食べることになる。
8/12
ともがこの村で母親と一緒に暮らせるようにするため,『の失い続けている場所に未来と希望を作ること』について考える朋也。
延長コードの修理をした後,管理人に村を案内してもらうが,その後で何故か壊れた洗濯機の修理をさせられてしまう。
修理を終えると,洗濯係の聡美さんから嬉しそうに「ありがとう」と感謝される。
その後一日村中の修理をして廻ることに。
「ここにいるから,今の有子さんは穏やかでいられるのよ」と言う管理人さん。
この日も村に泊まることになる。
8/13
ともを母親の元に返す(この村で一緒に暮らす)ことについて朋也に疑問をなげかける智代。これ以上ともに悲しみを与える必要はないと....
「私たちもこのままこの場所を去ろう」と言う智代に
「それでも,ふたりは一緒にいるべきだと思う」と答える朋也。
村を後にアパートに戻る朋也と智代。
しかし,朋也はどうしても納得がいかないまま。
夏休みが終わり,朋也と智代そしてともの3人の生活が始まる。
智代は学校に行かなくなり,怠惰な日常が始まる。
う〜ん,これはバッドエンド?....なんでしょうねぇ(^^;)。
というわけで,8/11の選択肢を『朋也と智代と可南子』の3人で行くことにしてみましょう。
8/12
可南子の「学校がないなら作っちゃえば」という一言で,諦めモードから脱却する朋也。
8/13
学校にできる場所はないかと村中を探した朋也は1軒の使えそうな廃屋を見つけ,そして管理人も許可をとってとものための学校作りを始める。
不法投棄のゴミの山から使えそうな物を探していると
朋也にともを母親の元に返す(この村で一緒に暮らす)ことについての疑問をなげかける智代。
「私たちもこのままこの場所を去ろう」と言う智代に
「それでも,ふたりは一緒にいるべきだと思う」と答える朋也。
「私にも信念があるから手伝えない」とゴミ山から去っていく智代。
それでも一人作業を続ける朋也。
「どうして他人である有子のためにそこまでするのか?」と尋ねる管理人に
「全然考えたことなかった」と笑い「多分知り合いだからかな」と答える朋也。
8/14
朝から作業をする朋也に
「おまえひとり何をしているんだ。せっかくの休みなんだ,私は朋也と遊びたいと考えている」等話す智代。
「ともの泣き顔は見たくない」と言う智代に
「ともは泣かない」「ともは母親と暮らしたいんだ,今でも」と答える朋也。
その場を去っていく智代。
そこに現れた可南子に智代を見てくれるように頼む朋也。
「あの人が錯乱して行動するっていったら,お腹をすかせたクマが暴れ回るようなもんだよ」と怖いことをおっしゃる可南子さん。
8/15
今日も朝から作業をする朋也に
「ともが心配なので,先に帰ろうかと思っている」と話す智代。
「帰るときは一緒だ」と答える朋也に
「嫌だ,ともと一緒にいたいんだ」と拒否する智代。
8/16
朝から智代の姿が見えないと言う可南子。
どうやら,ひとりで帰ろうとしているらしい。
しかし,ちゃんと財布を抜いているという抜け目のない可南子さん。
その可南子に財布を返せと凄む智代の姿はかつての荒れた日々の智代のよう。
何しろあの可南子が本気でびびったくらいだから...(^^;)。
8/17
雨の中作業をしていた朋也はゴミの山から落ちて気を失ってしまう。
目覚めると施設の中。どうやら頭を怪我して気絶したらしい。
そして朋也を助けたのは可南子だった。
いつの間にか村人達の心をつかんでいた可南子。
可南子の存在によって村人達が変わってきたと話す管理人。
彼女は村人達に生き甲斐を与えた。
そして,いつの間にか村人達が学校作りを手伝っている。
それを見た有子もともが村にやってくることを受け入れる。
あとは智代だけ。
しかし,その智代は現実から目をそらしたまま。
明日から仕事が始まるが,途中で抜け出すわけにもいかないと思った朋也は職場に電話をかける。
8/18
村人の中には先生がいることも判明。彼女がともの先生をやってくれるらしい。
8/19
頭を怪我して働けない朋也は村人達の作業を見ながら電気製品の修理。
8/20
何故かクマの着ぐるみを着た智代が一緒に働いている...どこから持ってきたんだ?...と思ったら智代に頼まれて鷹文が送ったらしい。
夕食時,可南子から
「(クマの着ぐるみを着て働いているやつは)なんか狙っているかもしれない。いきなり悪事を働くかも」と言われて
「クマ好きに悪いヤツはいない」と答える智代さん。本当に不器用な人ですね。
8/21
可南子がいたずらにクマの着ぐるみのチャックを下ろすと,そこには下着だけの素肌が...
いつの間にか戦いを始める可南子とクマ智代。
それにしても,重機並みの働きをしてしまう智代ってやっぱり凄いなぁ...(^^;)。
8/22
ついに学校が完成する。
鷹文に電話をして明日ともを連れてくるように伝える朋也。
8/23
いよいよともが鷹文とともにやってくる。
久しぶりにあったのに可南子から間接をきめられてしまう可哀想な鷹文君。
村人全員がともを出迎える。
母親が近い内に死ぬことを知らされても,それでも母親とこの村で暮らすことを選んだとも。
そしてともとの別れ。
最後には智代も涙を流しながらも笑ってお別れを言う。
と,ここで目出度くハッピーエンドを迎えたのか...と思ったら....え?続きがあるんですか?
それもなんだかとても嫌な予感がするんですが....(^^;)
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