智代アフター日記

町外れの廃品回収屋に就職した朋也は一人暮らしを始め
恋人の智代と蜜月の日々を送っていた

そこへ智代の弟鷹文が父親の隠し子 とも を連れてくる

ともは母親に置き去りにされており
やむなく朋也と智代が保護することになった

さらに夏休みを目前にして鷹文の昔の彼女,
可南子も家を飛び出してやってきた

朋也,智代,とも,鷹文,可南子
この5人で過ごす最初で最後の夏休みが始まる

【ケース裏解説文より】

 2004年にKeyから発売され大ヒットしたゲーム『Clannad』において人気の高かったキャラである智代.をヒロインとしたアフター・ストーリーです。私にとって智代.Clannad No.1キャラですから,当然の如く発売の告知と同時にAmazonに注文しちゃいました。しかも,『Clannad』本編が全年齢対象であるのに対して,この『智代アフター』は堂々の18禁なんですよね....いや,そうでなくても買ったんですけれど...(^^;)。
 そして,これはそのリアルタイムなゲーム記であり,当然ながらネタばれ全開ですので,これからやってみようとする方はそのつもりで読んでくださいね(^^;)。 
 
11月26日

 我が家の恋愛ゲーム専用機,Sony Vaio PCV-J12にインストール。最近のゲームの例にもれず,これも2GB以上必要ということで,インストールになかなか時間がかかりそうです。ということで,それまでの間は初回限定版特典であるところのCD『智代アフター Original Soundtrack』でも聴きながら,のんびりと待つことにしましょう。
 う〜ん,相変わらず良い音出してますねぇ....このCDだけでも十分楽しめちゃいますよ....おっと,やっとインストールもなんとか無事に終了したようです。
 しかし,推奨CPUが Pentium 1GB以上ってのはちょっと辛いかも....(^^;)

 さてさて,それではゲームをスタートしてみましょう。

6/28
 朋也が仕事でなんとか独り立ちできるようになった....ということで,今日は『ひとり立ち記念日』(by智代)....う〜む,某永遠なゲームの『ミートパイ記念日』に匹敵する甘々ぶりですねぇ(^^;)
 智代は週末は朋也と夕飯(智代の手料理)を一緒に食べるが,その他の日は実家で家族と食べているそうです。ということは,まだ同棲状態ではないんですね。
 それにしても,「お前は私を幸せにできる」って,いかにも智代らしい台詞です。
 というわけで,初日から濃厚なキスシーン。
 唾が飲みたいと言ったら「変態だ...ここに変態がいる」と言われてしまう....でも結局飲んじゃうんだけれどね。
 そこに鷹文が登場。Hシーンはお預けだ(^^;)。
 「帰れ」と言いながら鷹文をポカポカ叩く智代姉さん。

6/29
 仕事から戻ると智代が夕食の仕込みをしていた。
 まだ明るいというのに不埒な行為をするなんて....(^^;)
 智代が汚れたパンツを洗っているところに鷹文が遊びにやってくる。
 がっくり『orz』状態で落ち込みながら「帰れ」とつぶやく智代を無視してゲーム機のセッティングをする鷹文はかなりの大物かもしれません。

6/30
 玄関の鍵を閉め,「今日は時間もある」「替えの下着も持ってきた」とおっしゃる智代さん。
 今日はお口の恋人...で,放出後のふきふきをしているところに鷹文登場。
 思わず自爆してしまう智代ネエさん。

7/1
 今日は玄関だけでなく窓の鍵もきっちりと閉める智代さん。
 「これは,なにかしてくれ,というわけではないぞ」....といいながらしっかりしまいました。
 「奥まで入ってないからしてない」って....そんな言い訳はないでしょう....朋也クン(^^;)。
 パンツを脱いだまま「こんな姿あいつ(鷹文)に見られたら,私は死んでしまうぞ」と智代が言ったその時に「あ,ごめん,見ちゃった」と鷹文が登場。
 「合い鍵で入ってきた」としれっと話す鷹文は,とんでもない大物かもしれません(^^;)。

7/2
 「もうHなことはしない」....と言いながら結局してるし。
 しかも,あんなところまで舐めあったりして....
 「あんな声聞かれたら,私はあいつ(鷹文)と絶縁するぞ」と言う智代
 しかし,鷹文君は押入の中でしっかりと一部始終を聞いていたのでした。
 智代からすっかり知らない家の子扱いされてしまう鷹文君。

 ここでオープニング・テーマ
 う〜ん,悪い曲ではないんですが,前2作のテーマ曲と比べるとなんとなく弱いような....(^^;)。
 でも,ヴォーカルを担当しているのがLiaさんだというのが嬉しいですね。
 ただ,残念なことにうちのPCのスペックだと,きれいにオープニング・ムーヴィーが再生されないんです。

7/7
 朋也がアパートに帰ると見知らぬ小さな女の子が寝ている。
 鷹文曰くなんと彼等姉弟の父親の隠し子だという。
 隠し子がいたことで今の家庭が崩れることを恐れる鷹文は,朋也に父親のふりをしろと言う。
 そして,いつのまにか家族のふりをすることに.....
 子ども好きの智代は異母妹である「とも」の可愛らしさにすっかりメロメロ。
 ともの母親はしばらくの間帰ってこないらしい。
 それにしても,「あの男は変態」だなんて....こどもに変なことを教えちゃいけないよ>智代さん。
 夜は3人で川の字になっておやすみ。
 ともてなんだかに雰囲気が似ているような気がするんですが....

7/8
 『同棲』ではなく『共同生活』だと言う智代
 3人でともを幼稚園に連れていくと,幼稚園の先生から「ともは坂上家のこどもになると母親から言われている」という話を聞かされる。
 ともが寝た後「朋也がともを養子にすればいい」と話す智代
 「まだ未成年なのでそれはできない。」と答える朋也に
 「あの子に愛を注げて,そしてあの子から愛される存在...それがあの子の親になる資格のある人間」
 と話す智代

7/9
 智代の手作り弁当に大喜びするとも
 朋也ともの住んでいたアパートに行って話を聞いてから帰宅すると,鷹文から「ともがいなくなった」と聞かされる。すっかりパニック状態の智代さん。
 かつて母親と住んでいたアパートの階段に一人座っていたとも
 自分が母親から捨てられたことを知り落ち込むともに,「とものことは私が守るから」と告げる智代。   帰宅後,ともから「好きだったら(朋也と智代で)ちゅーして欲しい」とせがまれ,困ってしまう智代さん....でも,結局はするんだけれどね。

7/10
 自分の家では封印されてしまったと言って,勝手に朋也のアパートにパソコンをセッティングする鷹文
 智代の人望が活かされるのであればいいとそれを承諾する朋也
 坂上家の前で張っていた朋也の前にともの母親が現れる。
 「もう一度だけともに会って話をしてくれ」と話す朋也
 「そうすれば二度と会わなくていいですか」と承諾する母親。ただ,定期的にともの写真が欲しいという条件付きで。
 アパートに帰るとパソコンと格闘中の智代の姿が。どうやら掲示板にでもハマってしまったみたいです。

7/11
 ともと母親を会わせる。
 ともに「これからの幸せを祈っています」と言って去っていく母親。
 茫然とするともを抱きながら「もう辛いことは全部終わった」と告げる智代
 帰宅後,「クマとパンダのぬいぐるみを用意するから鷹文と二人でクマとパンダの仲がよい姿をともに見せてやってくれ」と話す智代
 ところが,クマ(鷹文),パンダ(朋也)の姿で殴り合いをしているところをともに見られてしまい,智代から怒られてしまう。
 仲が良いところを見せろと言われてクマ(鷹文)を押し倒すパンダ(朋也)。そこに智代のハリセンツッコミが....それじゃぁ智代じゃなくて,智子じゃないですか(^^;)(^^;)
 ともが来て以来智代とすっかりご無沙汰であることに不満を持つ朋也は,鷹文を巻き込みいろいろ計画実行するがすべて失敗。
 教訓:智代さんは怒らせてはいけません(^^;)。

7/12
 朝起きると金髪に染めた鷹文がアパートの前に倒れていた。
 昨夜智代から罰としてキスされたのがかなりショックだったらしい。

 この物語では,朋也の仕事の様子(だんだんと仕事にも慣れ,仕事に没頭する毎日)もしばしば描かれています。

 というところで,今日は一旦終了。
 このゲームは『いたる絵』ではないということで,かなり印象が違うのではないのかと危惧していましたが,実際やってみると,思ったよりは違和感を感じませんでした...というか,ここまでやってきて慣れたと言った方が正しいのかもしれません(^^;)。
 慣れたといえば,このゲームは主人公である朋也以外はヴォイス付きなんですが,最初のうちは智代の声になんとなく違和感を感じてしまったんですよね。もっとも,これもまたゲームを続けるうちに無問題になったのですが....
 

11月27日

7/13
 仕事の帰り道,見知らぬ女の子から知り合いのいるアパートに案内して欲しいと頼まれる。
 その知り合いとは智代...ではなく鷹文....それにしてえも,なんとも口の悪い女の子です。
 その女の子(可南子)にエプロン姿を見られて崩れ落ちる智代姉さん。
 可南子の「鷹文のこどもができた」という爆弾発言...もちろん冗談だけれど....
 「朋也は私を永遠に愛してくれる」と言う智代に「そんな未来のことなんてわかんないじゃん」と反発する可南子
 4人で一緒に夕食を食べているときに鷹文がやってくるが,可南子に冷たく「帰れよ」と言い放つ。
 とものために第2次『クマとパンダは仲良し』作戦実行。
 朋也作による笑ったクマの顔は....悪い夢を見そうな出来。
 可南子は母親の再婚話に反発して家を飛び出てきたらしい。
 「わたしもここにいさせてほしいな」とともに話す可南子
 結局,いつの間にか可南子もいっしょに住むことになってしまう。
 鷹文と二人でアイスの買い出しに行く途中,鷹文から以前可南子と付き合っていたという話を聞く。

7/14
 可南子はしばらく学校にも行っていないらしい。
 帰り道,見知らぬ男から智代宛の果たし状を渡された朋也は,すぐにそれを破り捨てる。
 智代から「ともが連れ去られそうになった」という話を聞かされる。
 唐突に「海へ行こう」と話す可南子
 ともは誰の言葉を一番信じるかを競って「嘘つき大会」の始まり。
 これってトラウマにならなければいいのだけれど....(^^;)。
 夜,智代の代わりにタイマンをはる朋也

7/15
 「幼稚園に不審な男が現れたらしい」と話す智代に,自分がなんとかすると答える朋也
 暇だから遊べとせがむ可南子は,何故か意味不明の一人芝居を始める。
 冗談でパソコンのデータを消された哀れな鷹文
 夜,また河原でタイマンをはる朋也。今日の相手は大男。

7/16
 みんなでとものために歌を作ろうと言う智代
 タイトルは「森のパンダさん」
 できた歌詞は....(^^;)(^^;)....それでもよろこぶとも
 夜,また河原でタイマンをはる朋也。今日の相手は元ボクサー。
 あっという間にやられた朋也に代わって可南子が相手をする。
 自分は公式戦最強だと言う可南子は本当に強かった。 
 途中で可南子と交代。可南子のヒントを元になんとか勝利する朋也
 しかし,まだまだ戦いは続くらしい。

 昼は可南子から特訓を,夜はタイマンの日々が続く。

 智代を守るために,ボロボロになっても戦いをやめない朋也
 最後の戦いを終え帰宅すると智代ともの姿がない。
 不審者は河原での戦いの相手達ではなかった。
 ボロボロの体を引きずりながら二人を探しに出た朋也は,夜の公園で友達と遊ぶともの姿を見つける。
 不審者はともとしか遊べない我が子のためにともを探していた父親だった。
 安心して智代の腕の中で意識を失う朋也

7/20
 夏休みに入り,海へ行こうとうるさい可南子
 しかし,この時まで朋也が社会人だと今まで気が付かなかったとは....
 「(可南子が)救いを求めているように見える」と話す智代に,
 「可南子が助けを求めているなら,それは鷹文にだよ」と答える朋也
 3年前別れた二人の前に何があったのか。鷹文が公道に飛び出してケガをしたのも3年前,可南子の父親(鷹文のクラブ(陸上部)の顧問だった)が死んだのも3年前。

7/21
 鷹文とタイピングの競争をして惨敗する朋也
 このタイピング競争も鷹文から真相を聞き出すための作戦なのだけれど,朋也って,このパターンが好きみたいですね。

7/22
 捨ててあったキーボードでタイピングの練習をする朋也
 しかし,今回も惨敗。
 罰ゲームの末可南子にボコられる。

7/23
 タイピング勝負リベンジ。
 今回の罰ゲームは可南子の買ってきたアイスを奪い取り食べること。
 で,結局可南子に熨されてしまう朋也

 鷹文との最後の勝負に備えてひたすら練習を続ける朋也
 この集中力が現役高校生時代にあったらねぇ...(^^;)。

7/26
 勝負に勝った朋也鷹文に廃品回収の仕事を手伝わせる。
 外回りのクルマの中で朋也鷹文から恩師(可南子の父)の話を聞く。
 陸上部の思い出,可南子との出会い,公道に飛び出して事故にあったとき恩師から叱られたこと,そして許される前に恩師が死んでしまったこと...etc...
 「すべては昔の話。もう可南子のことは好きじゃない」と話す鷹文
 その話を朋也から聞いて泣く智代

7/27
 鷹文に『市民マラソン大会』に出るよう勧める智代

7/28
 トレーニングを始める鷹文...が途中で倒れていた。

7/29
 森林公園で鷹文といっしょにトレーニングをする朋也
 負けた方が可南子に告白するという罰ゲームを賭けて3Km走を実施。
 で,負けたのは朋也
 罰ゲームのせいで智代は泣くは,可南子から延髄切り喰らうはの大騒ぎ。
 
 夜,朋也といっしょに牛乳を買いに行きながら
 「あんたたちを見ていて,ずっと続いていく愛もある気がするように思えるようになった」
 「あいつの罰ゲームが終わったらうちに帰ろうかな,と思っている」
 「お母さんが再婚したら引っ越してしまうので,最後に一度だけ会っておこうと思った」
 「(これまでの生活が)あたしが一番幸せだった時みたいなんだもん」
 ...と話す可南子

 というところで,今日は一旦終了。
 物語もいよいよ核心に迫った来たって感じですね。
 それにしても,可南子までが最強ガールだったとは....(^^;)
 

11月29日

8/1
 マラソン大会当日。
 まじめに走らない鷹文を叱咤激励するために走って追いかけるとおっしゃる智代さん。
 疲れ切って走るのを止めようとしたとき,鷹文陸上部時代のことを思い出す。
 最後の力を振り絞ってゴールした鷹文はまたいつもの夢を見る。
 夢の中で恩師に
 「(成績は)ダメだったけれど...でも楽しかったです」
 「僕は先生と,あのくそ弱い陸上部と..可南子が大好きでした」
 「そして,今でも可南子が好きです」
 と話す鷹文
 そして,恩師の言葉と重なるように聞こえる可南子の「許すよ」という声。
 「あんたが夢で苦しんだら...あたしがこうして,許してあげるから...」
 「だからもういいんだよ....夢の中で走らなくても....」
 「だからもう夢の中でも休みなよ....おつかれさま」

 いやぁ,この場面にはグッときちゃいましたね。
 この場面で可南子の株も赤丸急上昇です。

8/3
 可南子は実家に行き,そして鷹文はその付き添いで家にいない。
 久しぶりの3人だけの生活。

8/4
 ともの母親からとも写真が欲しいという手紙が届く。
 アパートには鷹文可南子の姿が...夏休みいっぱいはここにいるらしい。
 可南子の新しい父親が鷹文そっくりだという話で盛り上がっており,どうやら可南子と新しい父親も上手く行きそうな様子。
 公園でともが遊んでいる様子を写真を撮ろうとすると,可南子鷹文が乱入し,この夏の記念にと5人全員の写真も撮ることになる。

8/6
 公園で智代といっしょにともの母親と会う。
 ともの話ならなんでも聞きたいと言う母親。
 しかし,住んでいる場所を尋ねても「必要ありません」と拒否されてしまう。
 母親を見送った後,「あのひとはもろすぎる」とつぶやく智代
 ともの母親に会い,ともを手放した理由を聞くことを決意する智代朋也
 しかし,なんとか隣の県にいることはわかったものの,それ以上母親がどこにいるかはわからない。

8/7
 毛筆で書かれた手紙から何かがわからないかと,書道教室を巡ると,手紙を紙が雁皮紙であることがわかる....が,結局それ以上は進まず。
 それにしても,「うんこ」なんて検索条件に入れてしまうのは誰ですか?(^^;)

8/10
 鷹文と真剣に母親がどこに住んでいるかを考えていると
 「真剣な話していいから,最後に『いや,それよりも腹が減った,飯が先だ』ってつけて」とわけのわからないことを言い出す可南子
 その要求を律儀に続ける鷹文は優しいんだかなんだか....
 母親がどこまでの切符を買ったかを駅まで調べに行く鷹文朋也
 新しい語尾シリーズは『君には難しすぎるかな?
 アパートに戻り説明をする鷹文
 この時の語尾シリーズは『女王様とお呼び!
 そしてなんとか母親がいそうな場所を見つけることができる。

8/11
 朋也智代の二人でともの母親を捜しに行く。
 目的に着くが,何故か二人を避けようとする村人達。
 ともの母親(有子)はこの村の元病院の建物にいた。
 この村に村に住んでいるのは町や都会に適応できなかった人々。
 ともの母親(有子)から彼女の半生の話を聞く。
 『生活のために夜の仕事をしていることが周囲に知られ,ともと子どもを遊ばせてくれる親がいなくなり,園内でひとりで遊ぶともの姿を見たら,自分が嫌になってしまった。
 精神的にボロボロになり過労で倒れ病院に運ばれた彼女は,病気が手遅れであることを告げられる。
 自分ひとりの面倒も見られなくなった彼女はともを父親に託すことを思いつき,そしてこの村で余生を過ごすことを決意した。』
 母親(有子)の話を聞いてショックを受ける智代
 「ここで一緒に暮らせばいいじゃないか」と言う朋也
 「ここは子どもの住む場所ではありません」
 「未来も希望もあるあの子をここに連れてくるわけにはいきません」
 と答える母親(有子)。
 終バスがなくなってしまったということで,村に一泊することになるが,何故か管理人さんと一緒に夕食を食べることになる。

8/12
 ともがこの村で母親と一緒に暮らせるようにするため,『の失い続けている場所に未来と希望を作ること』について考える朋也
 延長コードの修理をした後,管理人に村を案内してもらうが,その後で何故か壊れた洗濯機の修理をさせられてしまう。
 修理を終えると,洗濯係の聡美さんから嬉しそうに「ありがとう」と感謝される。
 その後一日村中の修理をして廻ることに。
 「ここにいるから,今の有子さんは穏やかでいられるのよ」と言う管理人さん
 この日も村に泊まることになる。
 
8/13
 ともを母親の元に返す(この村で一緒に暮らす)ことについて朋也に疑問をなげかける智代。これ以上ともに悲しみを与える必要はないと....
 「私たちもこのままこの場所を去ろう」と言う智代
 「それでも,ふたりは一緒にいるべきだと思う」と答える朋也
 村を後にアパートに戻る朋也智代
 しかし,朋也はどうしても納得がいかないまま。

 夏休みが終わり,朋也智代そしてともの3人の生活が始まる。
 智代は学校に行かなくなり,怠惰な日常が始まる。
 う〜ん,これはバッドエンド?....なんでしょうねぇ(^^;)。

 というわけで,8/11の選択肢を『朋也智代可南子』の3人で行くことにしてみましょう。

8/12
 可南子の「学校がないなら作っちゃえば」という一言で,諦めモードから脱却する朋也

8/13
 
学校にできる場所はないかと村中を探した朋也は1軒の使えそうな廃屋を見つけ,そして管理人も許可をとってとものための学校作りを始める。
 不法投棄のゴミの山から使えそうな物を探していると 
 朋也ともを母親の元に返す(この村で一緒に暮らす)ことについての疑問をなげかける智代
 「私たちもこのままこの場所を去ろう」と言う智代
 「それでも,ふたりは一緒にいるべきだと思う」と答える朋也
 「私にも信念があるから手伝えない」とゴミ山から去っていく智代
 それでも一人作業を続ける朋也
 「どうして他人である有子のためにそこまでするのか?」と尋ねる管理人
 「全然考えたことなかった」と笑い「多分知り合いだからかな」と答える朋也

8/14
 朝から作業をする朋也
 「おまえひとり何をしているんだ。せっかくの休みなんだ,私は朋也と遊びたいと考えている」等話す智代
 「ともの泣き顔は見たくない」と言う智代
 「ともは泣かない」「ともは母親と暮らしたいんだ,今でも」と答える朋也
 その場を去っていく智代
 そこに現れた可南子智代を見てくれるように頼む朋也
 「あの人が錯乱して行動するっていったら,お腹をすかせたクマが暴れ回るようなもんだよ」と怖いことをおっしゃる可南子さん。
 
8/15
 今日も朝から作業をする朋也
 「ともが心配なので,先に帰ろうかと思っている」と話す智代
 「帰るときは一緒だ」と答える朋也
 「嫌だ,ともと一緒にいたいんだ」と拒否する智代

8/16
 朝から智代の姿が見えないと言う可南子
 どうやら,ひとりで帰ろうとしているらしい。
 しかし,ちゃんと財布を抜いているという抜け目のない可南子さん。
 その可南子に財布を返せと凄む智代の姿はかつての荒れた日々の智代のよう。
 何しろあの可南子が本気でびびったくらいだから...(^^;)。

8/17
 雨の中作業をしていた朋也はゴミの山から落ちて気を失ってしまう。
 目覚めると施設の中。どうやら頭を怪我して気絶したらしい。
 そして朋也を助けたのは可南子だった。
 いつの間にか村人達の心をつかんでいた可南子
 可南子の存在によって村人達が変わってきたと話す管理人
 彼女は村人達に生き甲斐を与えた。
 そして,いつの間にか村人達が学校作りを手伝っている。
 それを見た有子ともが村にやってくることを受け入れる。
 あとは智代だけ。
 しかし,その智代は現実から目をそらしたまま。
 明日から仕事が始まるが,途中で抜け出すわけにもいかないと思った朋也は職場に電話をかける。

8/18
 村人の中には先生がいることも判明。彼女がともの先生をやってくれるらしい。

8/19 
 頭を怪我して働けない朋也は村人達の作業を見ながら電気製品の修理。
 
8/20
 何故かクマの着ぐるみを着た智代が一緒に働いている...どこから持ってきたんだ?...と思ったら智代に頼まれて鷹文が送ったらしい。
 夕食時,可南子から
 「(クマの着ぐるみを着て働いているやつは)なんか狙っているかもしれない。いきなり悪事を働くかも」と言われて
 「クマ好きに悪いヤツはいない」と答える智代さん。本当に不器用な人ですね。

8/21
 可南子がいたずらにクマの着ぐるみのチャックを下ろすと,そこには下着だけの素肌が...
 いつの間にか戦いを始める可南子とクマ智代
 それにしても,重機並みの働きをしてしまう智代ってやっぱり凄いなぁ...(^^;)。

8/22
 ついに学校が完成する。
 鷹文に電話をして明日ともを連れてくるように伝える朋也

8/23
 いよいよとも鷹文とともにやってくる。
 久しぶりにあったのに可南子から間接をきめられてしまう可哀想な鷹文君。
 村人全員がともを出迎える。
 母親が近い内に死ぬことを知らされても,それでも母親とこの村で暮らすことを選んだとも
 そしてともとの別れ。
 最後には智代も涙を流しながらも笑ってお別れを言う。

 と,ここで目出度くハッピーエンドを迎えたのか...と思ったら....え?続きがあるんですか?
 それもなんだかとても嫌な予感がするんですが....(^^;)
 

12月01日

 見知らぬベッドの上で目を覚ます朋也
 しかも,なんと記憶喪失(中学生(高校入学前)から先の記憶がなくなっている)になっているじゃないですか....。
 これはやっぱり,あの頭の怪我が原因なんでしょうか?
 そして『8/23』のエンディングからどれぐらい時間が経過しているんでしょうか?
 まさか某君望なゲームみたいに,3年なんってことはないでしょうね(^^;)。

 翌日の退院は智代一人が迎えに来る。
 う〜む,鷹文可南子はどうしちゃったんでしょう?
 帰ってきたアパートは以前のままですが,ここにも鷹文可南子はいません。
 そして,記憶を取り戻すために学校(もちろん二人が通った高校です)に行く二人。
 「おまえの記憶が戻ることが私のすべてだ」という智代の言葉にとても切実なものを感じちゃうのですが...。
 その智代は制服姿なんですが....どうも現役高校生じゃないような気がします....そういえば「仕事を休んでいる」とか言ってたような記憶が...。
 智代の口から語られる二人の出会い(もちろん春原の名前も)はなんだかとても懐かしい気がします。

 校門の前で出会った小川という少女。入学と同時に入院して2学期から学校に通い始めたが怖くて学校に入りそびれている....って,なんだかを彷彿とさせますね。
 当然彼女のことが気になった朋也智代とともに彼女を学校の中まで連れていくのですが,そこで出会った小川さんの同級生は智代のことを知らない様子....ということは,現役高校生ではないということは当然として,卒業してから何年か経っているってことなんでしょうか?
 でも,野球部員達は智代だけでなく朋也のことも知っているようなんですが.....
 残念なのは,せっかく学生寮に行ったのに,美佐枝さんが不在だったということです。
 プリクラを撮った後「私の写真は持っていて欲しい。そして,いつもそばに置いて欲しい」と言う智代

 「キスをしたい」と言って智代にキスをする朋也
 しかし,何故か哀しそうな智代

 1週間経つが朋也の記憶は回復しないまま。
 頭痛を訴える朋也(痛むのは後頭部の怪我をした場所)。
 なのに,「今日じゃなければだめなんだ」と言って智代朋也を学校へ連れていこうとする。
 学校で智代に好きだと告げる朋也
 その言葉を聞いて涙を流しながら喜ぶ智代

 そして,智代の口から,この夏は朋也が事故にあった夏ではなく3年後の夏であることが告げられます。
 あ,ほんとに3年後だったんだ(^^;)。
 朋也はあの夏の怪我が元で中学卒業以降の記憶を失い,
 それから10日と保たずに記憶を失ってしまうようになってしまったのです。
 う〜む,これは智代にとってとても辛い現実ですね。
 記憶喪失は手術で治るが,成功率は半分に満たないと話す智代に「結婚しよう」と告げる朋也
 そして,朋也智代の腕の中で気を失っていきます。

 次に朋也が目覚めたとき,やはり記憶は失われていますが,智代と結婚しているという認識だけは失っていませんでした。
 そして,父親の元(自分の実家)に結婚の報告と手術を受けることを告げに行く朋也智代
 このイベントの特に父親が掃除をしている場面はじんわり胸に染みますね....

 そして,手術を受ける朋也
 ここから先は智代によるタイプによって語られるのですが.....
 う〜む,やっぱりKeyです....麻枝氏です....安易な奇蹟や救済は起こるはずがありません。
 物語としては,これ以外の結末はありえないことはわかるのですが....ねぇ....(^^;)。
 これはやっぱり辛いですよ......できることなら『happy end』なエンディングも用意してくれたら....と,どうしてもそう思っちゃうんですよね。
 

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