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 2011年度 展覧会情報  

(「展覧会・朗読会情報」は各主催者よりご提供いただいた資料に基づいて作成しています)
                           

津金きよみ書展 / 平山幸江手織り展 / 白坂昌幸絵画展 / 小林志保子展 / 牛膓公男創作家具展 / 渡部正俊絵画展 / 柳原わじゅの世界



津金きよみ書展  畏れ、憧れ、生きる力   →展示風景


草野心平 詩 「」より  180*97cm

2011年12月8日(木)~12月13日(火) 12時~18時

主 催 : 津金きよみ
会 場 : ギャラリーオーク
内 容 : 書展
入場料: 無料
問合せ: ギャラリーオーク Tel.0422-44-9591


出品内容
・横書の大型作品 「生命根源」(150*385cm)、「大地」(97*357cm)
・六尺画仙紙作品 「草野心平 詩『竹』より」など5点
・詩人和合亮一「詩ノ黙礼」を書き写した巻物 (53*375cm)
他に小品など、震災後の作品を中心に16点を展示します


プロフィール
津金きよみ[つがね きよみ]
1940年 群馬県桐生市生まれ。
1955年 小林寛(天駿)に出会う。
1988年 個展活動を始める 
2008年 若林忠宏氏と「書とシタール」のライブコンサート(東京・原宿)
       あきる野市深沢渓芸術祭野外展示参加  
2009年 坂本杏苑氏と書のセッション(山口県光市虹が浜)
2010年 「四人の仕事展」(書と絵画) (鎌倉)
      ギャラーオークにて個展
2011年 出身地桐生にて震災復興支援メイトバライブに参加、会場揮毫

著書 『桜の森の満開の木の下』 2011年、展望社
    (原作/坂口安吾 絵/黒崎俊雄 書・構成/津金きよみ)
神奈川県厚木市在住  社中所属なし

      




  「私の書」

  何という文字(ことば)が書きたいか、私にとっては日常の課題です。
  掴みとった文字(ことば)は、20年、30年と私の中で生き続けてきました。

  そんな中、3月11日の大地震は、私の胸ぐらを捕み
  「お前は何を書くのか」と迫ってきました。
  身も心も震え、わずかな余震でさえ狼えていました。


  2週間後、知人が無事であったことがわかりました。
  嬉しさのあまり、気がついたら「生還」と書いていました。

                                  (津金きよみ)


                                
      

 「生還」 180*97cm


                                                             
                                                 「大地」  97*357cm 










平 山 幸 江 手 織り 展   →展示風景


八寸名古屋帯  絹    1丈2尺5寸×八寸  


概 要
会 期 : 2011年12月2日(金)~12月5日(月) (会期中無休)
時 間 : 10時30分 ~ 18時 
会 場 : ギャラリーオーク(JR三鷹駅南口)
主 催 : 平山幸江
内 容 : 手織展     
入場料: 無料
問合せ:ギャラリーオーク Tel: 0422-44-9591



平山 幸江[ ひらやま ゆきえ ]


1974年女子美術大学芸術学部卒業後、服地用レース
デザイン、グラフィック、ディスプレイデザインなどの仕事
を経て、2001年より織りを始め現在に至る

 
   

    「手織展」について

    絹、木綿、麻、ウールなどの天然素材を染色し手織にした
    着尺、帯、ストール、テーブルウエア、ラグや、ホームスパン
    (羊毛を染色し手紡ぎした糸)で織ったひざかけ、マフラー、
    合わせて約40点を展示いたします。

    帯は名古屋帯用に撚った絹糸を使い、吉野織りで制作した
    ものです。
                                (平山幸江)

ストール 絹  195 x 55 cm


   
ラグ  ウール  243 x 90 cm                                      八寸名古屋帯  絹  1丈2尺5寸×八寸










「東北の山々、そして富士」 白坂昌幸絵画展  →展示風景 


                「東北へ ルート4より望む男体山」 オイルパステル・水彩


概 要
会 期 : 2011年11月21日(月)~11月27日(日) (会期中無休)
時 間 : 11時~19時 
会 場 : ギャラリーオーク(JR三鷹駅南口)
主 催 : 白坂昌幸
内 容 : 絵画展(風景画)     
入場料: 無料
問合せ:ギャラリーオーク Tel: 0422-44-9591



白坂 昌幸[ しらさか  まさゆき ]

1967年 宮城県大崎市生まれ、1歳で仙台へ転居
1986年 阿佐ヶ谷美術専門学校絵画科入学、88年中退
1998年~2007年 個展「生きものたちの楽園」/世田谷美術館区民
            ギャラリーにて10年連続開催
2008年~2010年 個展「四季の花・樹・生きものたち」/昭和記念公園
            花とみどり文化センターギャラリーにて3年連続開催
2010年 個展「僕の歩いた山 奥多摩と富士」/ギャラリーオーク
2011年5月 個展「東北へ」/ 青葉ギャラリー(仙台)

 
                                   個展「東北の山々、そして富士」について

   今年の夏、岩手山と鳥海山に登りました。その中腹や頂上から見た景色を今、大きなパノラマ
   画に描いています。それぞれ、横幅が3mと3.8mあります。
   この他に、近作の富士山のパノラマ画も展示します。

   これと対照的な作品が、東北へ向かう車窓から見た景色と、僕の住む街から見える富士山を、
   沢山の小さな横長の短冊(8cm*23cm)に描いて数枚ずつ額に納めた、「車窓から見る東北の
   山々」と「僕の街の富士」シリーズです。

   今年の個展は、これらのパノラマ画と短冊シリーズが中心になります。さらに、安達太良山や
   吾妻連峰など東北の山々の絵も加え、約50点を展示します。
   皆様のご来場を心からお待ちしております。                      (白坂昌幸)
「河原宿と心字雪」(鳥海山より) F4 オイルパステル・水彩



「日本海に映える夕日」(鳥海山より) 
F3 オイルパステル・水彩












小林志保子展 ―Square Garden―

              →展示風景  →「初夏の森」制作過程
  新聞紹介記事


                    「初夏の森」(部分) 196.4*602.4cm  アクリル 水彩紙・和紙・板


概 要
会 期 :2011年11月3日(木)~11月13日(日) (会期中無休)
時 間 :11時~19時 (最終日16時まで)
主 催 : 小林志保子(会期中毎日在廊します)
会 場 : ギャラリーオーク
内 容 : 小林志保子の東京での初個展(絵画展)
      2000年代初めの作品から現在制作中の最新作まで
      約10点を 紹介します     
入場料: 無料
問合せ:
ギャラリーオーク Tel: 0422-44-9591



作家:小林志保子 [ こばやし しほこ ]

岩手県生まれ、同県花巻市在住
1999年 岩手大学教育学部特別教科(美術・工芸)教員養成課程卒業
2006年 岩手県美術選奨受賞
2007年 VOCA展/ 上野の森美術館(東京)
2008年 個展/ リアス・アーク美術館(宮城)
2009年 街かど美術館2009 アート@つちざわ〈土澤〉 (岩手)
2010年 IWAKI ART トリエンナーレ2010 (福島)
2011年 センダイモリオカアート/ 宮城県美術館(宮城)
など、個展・グループ展多数
作家ホームページ http://www.geocities.jp/shipokobayashi/


   制作について

   大学卒業後、「絵を描いて生きていこう」とそれまでの作品とわずかな画材を運び込んで住み始めた家。
   その家の窓から見える風景、そして家の裏の小さな庭を"Square Garden"(スクエアガーデン)と名付けた。
   
   "Square Garden"とタイトルされた作品において
   小さな四角形を丁寧に塗りつぶす時間の積み重ねにより作品を完成に近づけていく行為は
   小さな庭に一粒ずつまいた種からゆっくりと植物を育てることにも似ている。
   それは、私を包み込む光や温度や匂い、大気の揺らぎや気配といった、目には見えないものを粒子として感じ
   四角の中に閉じ込め、画面にとどめた風景画のようなものであるともいえる。

   身の回りの植物や自然のエネルギーが私を画面へと向かわせる栄養となり
   紙あるいはキャンバスの上に時間を重ねて
   生命の瞬間や大気の印象を残すことが、私の日々の暮らしとなっている。  (小林志保子)

                                 

         出品作品について

         作品の多くは正方形の画面がさらに小さな四角形(スクエア)
         の集合によってできている。網目のような白い線は塗り残され
         た紙の地そのもので、1マス1マスは絵の具を盛るように塗り分
         けてある。また近年は、正方形に切り分けた紙片ひとつひとつ
         をタイルのように貼り付ける手法で同様の作品を制作している。
     
         一方、同時に展示される写実の油彩画は、庭の一角でひとつの
         命が花開き、生を終えて朽ち果てていく移り変わりを日々見つめ
         ながら描いたもので、他の抽象的な作品とは異なる印象を受け
         るかもしれないが、こちらも"Square Garden"のひとつである。  
                                       (小林志保子)




    

出品作品より
上:   「Square Garden」 2000年 100.0*100.0cm ガッシュ、色鉛筆、水彩紙、パネル
下左: 「Square Garden ― 夏の終わりに ― 」 2006年 180.0*180.0cm ガッシュ、水彩紙、パネル
下中: 「Square Garden (No.34 20100315)」 2010年 60.0*60.0cm アクリル、水彩紙、パネル
下右: 「眠る花」 2009年 162.0*130.3cm 油彩、キャンバス








牛膓公男創作家具展 「フォルムと機能のハーモニー」 展示風景

概 要
会 期 :2011年10月25日(火)~10月30日(日) 
終了
時 間 :11時~18時
会 場 : ギャラリーオーク
主 催 : 風来工房 牛膓公男
内 容 : 無垢材の創作家具および木の小物、併せて約30点を展示
      棚物、文机(屋久杉)、屏風(屋久杉)、椅子、ベンチ、
      時計(ケヤキ・屋久杉に拭漆)、バターナイフ他
入場料: 無料
問合せ: ギャラリーオーク Tel: 0422-44-9591


プロフィール
風来工房・牛膓 公男[かざきこうぼう・ごちょう きみお]
1950年 群馬生まれ。
1983年~田舎暮らしと家具製作を目指し、職業訓練校木工科
      (埼玉・飯能)で学ぶ
      松本民芸家具の下請工房で修業
1985年 現在地(埼玉・神川町)に風来(かざき)工房を開く
1995年 国立市のギャラリーで工芸4人展を開催 (以降、
      2000年まで毎年開催)
1999年 群馬県桐生市で個展開催
      以降毎年、東京・埼玉・群馬で個展を開催、現在に至る


国産の無垢材を用いて、座卓、テーブル、椅子、飾り棚等、
オリジナルデザインの家具や小物を制作してます。近年は
屋久杉の家具制作にも取り組んでいます。
制作に際し、「材料の特長を活かした丁寧な家具作り」を
心掛けています。
厳密な設計図に依存するのではなく、木と対話をしながら
イメージを膨らませ、材料の特質を最大限生かした家具を
作っています。
無垢の家具は使い続けることで年月を経たものの持つ
美しさが生まれます。自由な発想と感性で無垢の家具を
生活の中に活かしていただきたいと願っています。
                          (牛膓公男)
                 
                      
 
三段棚(可動式) H1330:W860:D510mm  棚 エンジュ、脚 クルミ


作 品 紹 介


       

左:椅子 背板/山桜 座/シュリ桜   H 1380(SH 420)  W 420 D 420    
中:イーゼル 脚/エノキ 台/クスノキ  H 1660 W 500 D 420
右:2009年の展覧会風景(ギャラリーオーク) 
      







渡部 正俊 絵画展
     
    2011年10月6日(木)~10月11日(火)  →展覧会風景
  
  時 間 : 11時~19時(最終日17時
   
会 場 : ギャラリーオーク
     主 催 : 渡部正俊  内 容 : 油彩画展
     入場料: 無料     問合せ: ギャラリーオーク Tel: 0422-44-9591


    プロフィール
    1971年 東京生まれ
    1993年 武蔵野美術大学彫刻科卒業
    2009年 ギャラリーオークにて初個展
          綜藝舎にて個展
    2010年 ギャラリーオークにて個展
    2011年  綜藝舎にて個展
          AJAC立川展に出品


    今年は秋の開催となりました。
    従来の、合板に厚塗りする手法から、キャンバスにうす塗りする技法に変わり、
    主題も有機的で具象的なものが増えました。
    まだ過渡的なものですが、従来の厚塗りの作品やレリーフ作品も合わせて、
    30点ほどを展示する予定です。どうぞご高覧下さい。
                                          (渡部 正俊)
 


 「刀身」 120*45cm
                          
                         
 


 作品  91*45cm
 

 








     

 「静物」 22.7*15.8 cm          「月に入る」22.7*15.8 cm









柳原わじゅの世界




                               untitled  370x715 mm グワッシュ


2011年4月14(木)~4月19日(火) 11時~18時
内 容 : 2008年4月に57歳で没した画家 柳原わじゅの回顧展
     心象画(グワッシュ)、デッサン併せて約35点、飾り面約10点を展示
主 催 : 柳原 知恵子   
問合せ: ギャラリーオーク Tel: 0422-44-9591

柳原わじゅ Yanagihara Waju
1950年 東京に生まれる。小さい頃から絵を描くことが大好きで、大学中退後、武蔵野美術
学園に通い油絵を学ぶ。1976年、学園で知り合った知恵子と入籍し、二人で絵を描きながら
暮らしていく道を選ぶ。
娘の誕生を機に、1984年に秩父山中、小鹿野町に移り住み、7年間ひたすら絵を描き続ける。
その後、いろいろな所に移り住む中で、一生絵描きでありたいという決意を固め、自宅展、個
展、グループ展をしながら絵を販売して暮らす。公募展や会に所属することとは、生涯無縁で
あった。
自分の絵を心象画とよび、そのほとんをグワッシュで描いている。他に、鉛筆画やペン画、飾
り面も多数制作。クラシック音楽を愛し、空想世界に遊び、ただただ好きな絵を描いていること
が幸せな人であった。2008年埼玉県北本に没す。享年57歳。  
(右:飾り面 ラドールに手彩色
     

  2008年4月14日 57歳で天国に旅立った夫、わじゅの回顧展です。
  一生絵描きでありたいと願い、絵を描き続け絵描きで一生を終えました。
  私たちは貧しくとも絵を描き、その絵をたくさんの人たちに買っていただき
  生活してきました。ですから家にはほとんど作品は残っていません。
  今回の展覧会は、買っていただいた作品を記憶をただどりながらお借り
  するところから始まりました。
  今回は回顧展ということで、わじゅの代表作といえる秩父時代の作品を
  中心に展示しようと思います。ぜひこの機会に、わじゅの世界をたくさんの
  方々に観ていただき感じていただければ幸いです。どうぞお出かけ下さい。
  この展覧会のために大切な作品を快く貸して下さった方々、そして展覧会
  のためにお力添え下さった方々に、心より感謝申し上げます。
              
                           2011年1月    柳原知恵子

 「難破船」 450x460mm グワッシュ