マブラヴ・オルタ日記

3月30日

episode 8 『涙落ちる果て』

 『こちらの世界』に戻ったに「面接で気に入れば役割を与える」と言う夕呼先生。
 の目の前に現れた00ユニットは純夏の姿をしていた。 
 「BETAを殺す」と繰り返す00ユニットだが,突然頭を抱えて苦しみだし,倒れてしまう。
 それを見て,「やっぱり...特別ということかしら?」とに面接の合格を告げる夕呼先生。
 に与えられた新たな仕事は00ユニットのデバッグと調整作業(調律)。
 夕呼先生曰く「武は1週間特殊任務に就いていたことになっている」ということだが,つまり夕呼先生はが戻ってくることを知っていたということなのだろうか?

 部屋に戻る途中のを見つけるなり,
 「今のは,....皆に黙って行った分だ」
 「今のは....皆を心配させた分だ」
 「最後は...無事に戻ってきてくれた...礼だ」と涙を浮かべながらを殴る冥夜
 う〜む,漢らしいなぁ...

12/18
 「貴様のようなスタープレイヤーは歓迎だ。便利にこきつかってやるから覚悟しておけ!」とおっしゃる伊隅大尉殿。
 中隊には(「こう見えても恐ろしい女」と紹介される(^^;)と涼宮姉妹水月の『君望組もいる。孝之君は....この世界にもいるんでしょうか?
 柏木晴子って...ああ,そういえばいたような気も...(^^;)。
 イスミ・ヴァルキリーズが部隊のニックネーム。その中にあってはただ独りの男性。

 それにしても,「今後,ちょっとでもなよなよしていたら,即,ぶっとばすわよ」って,いかにも水月らしい台詞だよなぁ....。この世界の涼宮姉妹水月はとても仲が良くて....これが本来あるべき姿なんでしょうね。ということは,この世界には孝之君はいない...もしくはもう死んじゃったってことなんでしょうか?
 う〜む,この世界のもクルマに轢かれるという事故にあっていたんですね。

 PXでを待っていた元207の少女達と神宮司軍曹が亡くなった場所にお参りに行く。
 「これでようやく普段通りに戻った」と話す冥夜

 生体反応0,生命的根拠0,だから00ユニットと呼ばれる。
 00ユニットは非炭素系疑似生命体であり,BETAに生命体と認識され,コミュニケーションを取り得る唯一の存在。
 00ユニットが『鑑純夏』の姿をしているのは彼女を素材としたから。
 の部屋にあった脳が純夏であり,はその唯一の話し相手だった。
 BETAの捕虜となっていた脳と脊髄の中で唯一生きていたのが純夏
 しかし,00ユニットに情報を移したために脳として生きていた『鑑純夏』は死んでしまった。
 00ユニットとなった純夏を護り続けるのがたったひとつの償いであると思う
 A-01部隊は元々00ユニットの素体候補者を養成するために編成された。
 つまり,A-01部隊は純夏のスペアでもあり,『鑑純夏』が完全稼働すれば,これ以上の犠牲者を出さなくて済む。と話す夕呼先生。

12/19
 「戻ってきてくれて...ありがと...」と言う
 無反応の純夏に話し続ける
 頭を抱えて苦しみ,「タケルちゃんをとらないでよォォォ!」と叫ぶ純夏
 それでも進歩したと言う夕呼先生。

12/20
 純夏にクリスマス・プレゼントをあげようと思う
 「あげたいものをあげるのが良い」と言う

 午前は伊隅大尉の座学。今日は戦術機について。
 戦術機にはS-11という自爆用の爆弾を搭載している。
 G弾は健康的な土地を半永久的な重力異常地帯に変えてしまう。 
 G弾を使わせないこともオルタネイティヴ4の目的のひとつ。

 「あの時の私は...そなたの支えになるのであればどうなろうと構わない...心からそう思っていたのだ」と話しながらも,「話の途中で堂々と物思いに耽るとは...やはりそなたにとって私は,興味の対象ではないようだな」と拗ねる冥夜
 純夏のことについて事情は知らずとも励ましてくれる冥夜は,本当に良い娘です。
 それにしても,彼女がまだ時間があるのにPXを後にした理由がわからないとは...さすがはゲーム主人公らしい朴念仁ぶりですねぇ(^^;)。

 ハイヴ突入を想定したシュミレーション実習の開始。
 目的のひとつは各自の癖や傾向を把握すること。
 突撃前衛は水月冥夜彩峰

 夕呼先生に純夏へのプレゼント用のウサギのキーホルダーの手配を頼むが,自分で作りなさいと言われ,ウサギのキーホルダー作りを始める

12/21
 新しい戦術機『不知火』が届く。
 今日は市街地での模擬戦闘訓練。
 何故か大喜びの水月。彼女はとの対決を心待ちにしていたらしい。
 A隊は水月,宗像,美琴彩峰,冥夜,遥
 B隊は伊隅,風間,茜,柏木,たま,千鶴,ピアティフ
 作戦会議で水月から斥候(囮役)を命じられる
 撃墜されたら食事2回抜き...それだけでなく風間をしとめろ,できなければ食事3回抜きとエスカレートするあたりは,さすが水月さん(^^;)。
 柏木は撃墜するが,風間は撃墜できず,結局は食事抜きの君。

 夜,純夏を思い出深い校舎裏の丘に連れていく。
 「オレのジャケット羽織ってろよ」という武に
 「いいよ,タケルちゃんが寒いから」と答える純夏
 から手作りの木彫りのウサギを手渡され,
 「くっつけばあったかいよ」と言ってそばに寄る純夏
 「うしろからだっこして,そうすればもっとあったかいよ」
 しかし,そのあとで
 「タケルちゃん,あったかくなくなっちゃった」
 「だから復讐するんだ」と元に戻ってしまう。
 武を認識したかと思うとまた元に戻ったりと混乱する純夏

12/22
 午前のシュミレーター演習の後,に絡まれる。
 昼,純夏を屋上に連れていく。
 「一緒にいたいからここでいいよ」等普通に会話する純夏
 食事のとき「はい,あ〜ん」と言う純夏に驚く
 純夏の思い出やビジョンをリーディングして自分の記憶としているらしい。

 00ユニットの運用評価試験は佐渡島で行われると話す夕呼先生。
 試験といっても,実際は国連軍と帝国軍共同で行われる本物の戦闘。
 00ユニットの調律が上手くいっているのはウサギ作戦の成果だと言う夕呼先生。
 純夏の変化にはが『因果導体』であることが大きく関係しており,『あっちの世界』の純夏の記憶が『この世界』の純夏に流れ込んでいるらしい。
 そして,御剣にも記憶の流入は発生してるらしい。
 といっても,今のところはそういう兆候は見られないんですけれどね。
 

4月6日

episode 9 『終わり無き戦い』

12/23
 朝,純夏に起こされる。
 と勘違いしたに「タケルちゃん,霞ちゃんの方がいいの?」と拗ねる純夏

 『甲21号作戦』は国連と帝国軍の大規模合同作戦。
 新型兵器XG-70b『凄乃皇弐型』の護衛と回収がA-01部隊の主目的。 

 出撃前の点検中,月詠中尉から「冥夜様を頼む」と頼まれる。
 城内省は冥夜を政治的な理由から将軍家の者として認めず,今後は一切警備がつかなくなるらしい。

 純夏は『凄乃皇弐型』のメイン・コンピューターそのもの。
 「(00ユニットはBETA以上の敵になる可能性もあるので)『鑑純夏』が人類の敵にならないように,あんたに頼んだのよ」とに告げる夕呼先生。

12/24
 夜中,甲板の上で伊隅大尉と『戦う理由』について話をする。 
 なるほど,今頃調べて分かったんですが,伊隅大尉って,『君がいた季節』というゲームのヒロインの一人だったんですね(^^;)。
 そして,いつの間にか話は幼なじみとの恋の話に...
 ついつい地が出てしまう伊隅大尉....「あんたに一瞬殺意覚えたわ」....って(^^;)。
 しかも無事帰還できたら温泉計画実行しちゃうと言ってえるし....
 伊隅大尉が去った後,冥夜が現れ,
 「先週の金曜日の夜,校舎の裏の林から一緒に出てきたのは誰か教えてくれ」とたずねる。
 「あのときそなたと一緒にいたのがカガミスミカなのではないかという妄想に囚われてしまったのだ」
 と謝罪して冥夜が去っていくと,今度は柏木が「見てられないわねぇ〜」と言って現れる。
 「お互い変わり者同士なんだから仲良くしょうよ」と笑い,
 「お休み,鈍感君」と言って去っていく柏木

12/25
 『甲21号作戦』開始。 
 熾烈な戦いの始まり。
 ハイヴに突入した部隊はほぼ全滅。
 陽動作戦で囮となりながらもBETAを倒し続ける
 そこに,いよいよ『凄乃皇弐型』が到着。
 ハイヴの地上構造物を一撃で吹き飛ばすという圧倒的な強さを見せつける。
 ところが,突如『凄乃皇弐型』は墜落してしまい,その後も再起動コードを受け付けなくなってしまう。
 自閉モードに入ってしまった00ユニットを回収後,脱出しようとする達を襲う光線級BETA。
 戦術機を損傷した柏木は,単独『凄乃皇弐型』で作業を続ける伊隅大尉の元に向かう。

 『凄乃皇弐型』を襲う軍団規模のBETA。
 柏木は戦死し,伊隅大尉は『凄乃皇弐型』を手動で自爆させ佐渡島ごとBETAを葬り去る。

12/26
 伊隅大尉とヴァルキリーズ達の最後の通信(回想)は泣けます。
 水月が新しく部隊長になる。
 そして,夕呼先生から2週間後に朝鮮半島の『甲21号目標』を攻略する作戦が発動すると告げられる。

 純夏のリーディングによりオリジナル・ハイヴのデータも手に入れることができので,『甲21号目標』の次はオリジナル・ハイヴを叩くと言う夕呼先生。
 00ユニットが自閉モードに入り『凄乃皇弐型』が墜落したのはODLの劣化が急激に起きたため。
 そして,その原因はが思い出した『元の世界』における冥夜との大人の関係を純夏がリーディングしてしまったことにあるらしい。
 それを知っても,00ユニットは恋愛感情で嫉妬するまでの人間らしさを獲得したと喜ぶ夕呼先生は,「(純夏を補充要員としてA-01部隊に入れるので)その前に白銀が彼女とやっちゃえばいいのよ」とまで言ってしまいます。

 桜並木に移したまりもちゃんの墓標に行く途中のゲートでを誰何したのは,あの二人組。ここの会話がまた良いんですよねぇ...
 まりもちゃんの墓標には水月達が先に来ていたのだけれど,水月は酔うと絡みグセがあるんですねぇ...
 あのお得意の「3,2,1,ハイ」も登場しちゃいます。
 「速瀬中尉と涼宮中尉は同じ男を競っているんだ」という宗像少尉。
 そうか,この世界にも孝之君は存在するんだ。
 水月からB小隊の小隊長を命ぜられる
 「BETAを全滅させて,戦いの無い世界になたらじっくりと決着をつける」それが水月の戦う理由。

12/27
 シュミレーション演習で12回中5回まで作戦成功するヴァルキリーズ。
 これは純夏がリーディングしたデータのおかげ。
 皆から「小隊長」と呼ばれていじめられながらも,夜にはの小隊長就任を祝う会が開かれる。
 珍しく真面目な話をする宗像中尉。
 会の途中,夕呼先生が純夏を連れてきて,「A-01部隊の補充要員であり,XG-70の衛士であると」紹介する。
 夕呼先生に命ぜられ純夏をA-01部隊の皆に紹介して廻る武は,何故か『元の世界』や『アンリミテッド』での彼女達との出来事を(Hも含めて)イメージとして思い出してしまう。
 純夏の部屋が武の隣りというのは,夕呼先生が仕組んだことだな....

12/28
 「そなたは鑑を愛しているのであろう」
 「鑑と,再び巡り会えて...本当によかったな...」
 と言う冥夜純夏のことを頼む
 それに対して
 「世が世であれば,鑑と私は,本当に意味での友というものになれたのかもしれんな」
 と答える冥夜
 それにしても,「いつかオレはおまえの『尊い存在』になりたいって思ってる」だなんて,ほんと,の朴念仁ぶりにも困ったもんです。
 「それは...難しいな...」と答える冥夜の思いが全然わかってないんでしょうね....

 突然「ごめんね」と言ってサンタウサギを返す純夏
 自分の想いを伝える
 しかし,純夏は「ごめんね」と泣きながら去っていってしまう。

 茫然としたが独り桜並木に行くと,そこには月詠中尉の姿が。
 千歳に異動になるという月詠中尉と別れを告げる。
 

4月8日

12/29
 「あの丘でひとり純夏は苦しんでいる」と言うの話を聞いて校舎裏の丘に向かう
 「苦しめてすまなかった」と謝罪する
 「わたしは,人間じゃないんんだよ」
 「タケルちゃんA-01部隊クビになるよ」
 「今のタケルちゃんは私の任務をやりにくくしているんだよ」
 と冷たい言葉を浴びせながらも,最後には
 「今までありがとうございました」と言って去っていく純夏
 すべてが終わってしまったと茫然とする武の前に冥夜が現れ,
 「鑑は歩きながら...声を殺して泣いておったのだぞ」と告げる。
 冥夜に背中を押されてもう一度純夏に会いに行く決心をする
 を見送った後
 「全く,世話の焼ける男だ....」とつぶやく冥夜

 もう一度純夏を丘の上に連れていき
 「良いところや悪いところ,今までおまえが経験してきた全てのことをひっくるめてお前を受け止めてやる」
 と言うに「本当の私を見せてあげる」と言って純夏が見せたのは,BETAハイヴの中に囚われ脳だけの姿となった自分自身。
 そしてそこで起きた出来事。
 純夏の目の前でバラバラに引き裂かれて食べられてしまったこちらの世界の
 BETAに陵辱され快楽に身をまかせタケルのことすら忘れてしまった純夏
 その話を聞いてもなお
 「目の前に純夏がいる限り,オレは全力で愛す。そう決めたんだ」
 と言うに泣きながらしがみついた純夏
 「全てが終わったら,『元の世界』のわたしの所に絶対還ってあげてね!」
 「でも,全てが終わるまでは,傍にいさせて」という言葉が実にいじらしいですね。
 そしてその後Hに突入するんですが,ここにきて初めてのHシーンとは....とても18禁ゲームじゃないよね(^^;)。

 夜中,突然非常警報が鳴り響き,防衛基準態勢2発令される。
 目を覚まさない純夏と共に地下に連れていくと
 「今この基地は最大の危機に曝されている」と夕呼先生から告げられる。
 横浜基地を目指して数万のBETA(佐渡島ハイヴに属していた個体群)が進行中。
 夕呼先生がを連れてきたは90番ハンガーにあったのは『凄乃皇四型』XG-70d。

 今までにはなかった『陽動作戦』をとるBETAに翻弄される国連軍。
 第2滑走路で敵を迎え撃つA-01部隊。
 B小隊は月詠中尉とともに激しい戦いを繰り広げる。
 倒しても倒しても押し寄せてくるBETAの群。
 夕呼先生の元に浄化中の純夏が現れ「全部分かったんです」と告げる。
 そして,夕呼先生から反応炉を停止させる作戦が命ぜられる。
 自ら反応炉を止めに行くと言う夕呼先生の替わりに自分が行くと言う
 その遥を途中まで警護するのはあの門衛の二人組
 しかし,制御室に到着した遥は,そこに侵入してきたBETAに殺されてしまう。あの門衛の二人組も....
 90ハンガーにBETAが侵入。の死を知ったもやられてしまう。
 水月がS-11で反応炉を破壊することになり,は90ハンガーへと向かう。
 『凄乃皇四型』を破壊するBETAの群。
 風間少尉と宗像中尉も負傷してしまう。
 S-11の起爆タイマーがBETAにより壊され,自爆を決意した水月は,
 「遥....一緒に孝之に会いに行こうね」
 と言って自爆スイッチを押す.....このシーンは泣けますね。

 死者達の夢を見る
 目を覚ますと,そこには冥夜の姿が。
 宗像中尉と風間少尉は病院へ搬送された。
 横浜基地も国連軍も壊滅状態。
 ああ,茜は生きていたんですね。良かった良かった....
 戦術機もダメージが酷く実践には使えない状態なので,京塚のおばちゃんの手伝いをするヴァルキリーズ達。
 

4月10日

12/30
 『桜花作戦』の攻撃目標はオリジナルハイヴ。
 『あ号標的』(オリジナルハイヴの反応炉)が地球上の全BETAを統括する『頭脳』のような存在。 
 『桜花作戦』が失敗した場合は『トライデント作戦』に即時移行。それはオルタネイティヴ5の最悪の形。
 史上最悪の生還率が予想される戦場に不十分な装備で出撃することになるため,
 「『桜花作戦』に疑問や理不尽を感じるなら,ここで降りてちょうだい」と告げる夕呼先生。
 しかし,誰独りとして降りる者はいない。
 不完全な『凄乃皇四型』を中心に,撃震と陽炎の旧機種の戦術機による部隊編成。 
 純夏だけでなくも『凄乃皇四型』に同乗することになる。

 月詠中尉に「私自身の戦いに赴くため,苦楽をともにした仲間をこれ以上失わないために」武御雷を貸して欲しいと頼む冥夜
 それに対して「貴様達にわが隊の武御雷を預かって欲しい」と条件をつける月詠中尉。
 格好良すぎますよ,月詠さん!

 残り少ない時間,夕呼先生の計らいで純夏と二人きりになったは,純夏をかつて家があった場所に連れて行き,それから校舎裏の丘に行って話をする。
 明日の戦いで「自分はやるべきことをやるんだよ」と言う純夏

 桜並木で水月を弔うヴァルキリーズ。
 怪我をしたも一緒。
 水月の最後の様子を話す
 それを聞いて水月の昔話をする
 二人が好きになってしまった孝之は,すでに『明星作戦』で戦死していたんですね。
 今回は遺書は書かないと言うヴァルキリーズ。
 自分自身の戦う理由が見つかったと言う冥夜
 この戦いが終わったら政治の道を進むと言う千鶴

 シュミレーター訓練の休憩中,バカップル状態の純夏の通信を聞いて
 「周囲の者にも気を遣え...ばか」と溜息をつく冥夜
 まったく,少しは冥夜の気持ちを察してやれよな....と思ってしまったのは私だけではないでしょう。

『桜花作戦』当日
 陽動部隊すら全滅状態の中,ハイヴ内主広間の手前まで辿り着いたヴァルキリーズ。
 千鶴が立てた新作戦を決行。
 主広間に蠢くBETAの群,その数約15万。
 S-11でその大半を殲滅するが,後続部隊を断つために彩峰千鶴が主広間入口の破壊作業に行く。
 しかし,満身創痍となった二人は自爆を決意する。
 「最後くらい息を合わせて白銀達を驚かせてあげましょう」
 という台詞が泣かせます。

 冥夜に嘘を言って第2隔壁まで行かせた美琴は,たまにも横穴に入るよう促すが,
 たまは「私の大好きな人達を守るために,完全閉鎖の直前までここを守ります」と断る。
 それを聞いて「ボク達が大好きなタケルを守るんだ」といっしょに残る美琴
 美琴の意志を知った冥夜たまに共に後退することを命ずるが,たま
 「開閉装置を守らなきゃ!」
 「御剣さんはBETAをタケルさんに近づけないで」と言って断る。
 たまの援護のもと,隔壁の脳を破壊する美琴
 ついに破壊に成功するが,たま美琴もBETAに倒されてしまう。

 『あ号標的』に突入した武。
 攻撃をしてくる『あ号標的』。やはりこれもBETAだったのか?
 『凄乃皇四型』が触手にとらわれてしまうと,の様子がおかしくなる。
 『あ号標的』とを通じて会話を始める
 BETAは資源を回収するための機械のようなもの。
 人類への攻撃は「上位存在及び存在に危機をもたらす重大災害への対処」と話す『あ号標的
 BETAが認識する生命体はシリコンを基質としたもの。
 『あ号標的』が「『兵士級』に再利用される最新の標本を提供する。(それをもって人類が生命体であると)証明せよ」と言って『あ号標的』が持ち出したのはたまの死体。
 ということは,今まで人類が戦ってきたBETAは人間を再利用したものだったってことですか?

 そこに冥夜が現れ『あ号標的』に攻撃を加える。
 しかし,エネルギーを吸収されてしまった『凄乃皇四型』は主砲を撃つことができず,自爆することもできない。
 『あ号標的』の攻撃に満身創痍となった冥夜は自爆を決意するが,しかし,触手にとらわれ動けなくなってしまう。
 に「かまわず撃て」と告げる冥夜
 「せめて最後は,愛する者の手で撃たれて逝きたいのだ」
 という冥夜の言葉がとても切なくて泣けました....いやぁ,冥夜原理主義者にとっては辛すぎる場面です。
 そして,叫びながら主砲を撃つ

『桜花作戦』終了後
 が目を覚ますとそこは横浜基地。
 しかし,純夏もまた....
 「(純夏は)最初から帰ってくることを考えていなかったんです」と言う霞。
 メンテナンスベッドのODL浄化装置は反応炉につながっており,横浜基地の反応炉が破壊されたことで純夏の浄化ができなくなってしまった。
 そのために『桜花作戦』も繰り上がったというのが真実。
 しかし,反応炉を壊すことを提案したのは純夏だった。
 何故ならば,人類の情報をBETAに提供していたのも純夏だったのだ。
 ODLで浄化するときに,純夏が見聞きした情報が反応炉を通じて『あ号標的』に渡っていたのだ。

 「あなたの『この世界』での戦いは終わりました」
 「あなたはもう『因果導体』ではなくなったんです」と話す
  を『因果導体』にしていたのは,実は『この世界の』純夏だったのだ。
 「純夏さん以外の皆さんとの記憶は,あれは全てあなた自身が,このループ以前の『この世界』で実際に体験したことです」
 「純夏さんに辿り着けなかったからループし続けた」
 「そうさせたのは純夏さんの脳髄....純夏さんの純粋な無意識領域だったんです」
 「今ここにいるあなたは,多くのあなたの統合体です」
 「あなたが他の人と結ばれる世界群が発生する大元になった『元の世界』の純夏さんにとっての運命の日,10月22日という思い因果情報があなたのループの起点になってしまっっているんです」
 と,状況を説明する

 「鑑の強靱な思念が反映されて再構築された世界にあんたは還るのよ」
 と言いながらも,最後には
 「ありがとう,あんたは『この世界』の救世主よ」
 と武に礼を言う夕呼先生。

 そして,が『元の世界』に戻る間際に
 「私は絶対にあなたを忘れません」
 「わたし,あなたが好きでした」
 と思いを打ち明ける
 

4月12日

final episode『マブラヴ』

 目覚めると『元の世界』の10月22日の朝。
 当然の如く隣りに冥夜が寝ているし,純夏も乱入してきます。
 ということは,今度こそは本当に『元の世界』に帰ってこれたのでしょうか?

 はヒロイン達と会う度に自分が涙ぐんでしまうことを不思議がりますが,これは記憶は無くしても,深層心理では『向こうの世界』のことを忘れていないという証拠ですね。
 簀巻きにされた美琴を助け出すのは柏木さん。
 そして美琴はなんと男でなく女の子じゃないですか....というと,『元の世界』そのものというわけではなさそうですね。
 と思ったら,転校生は冥夜だけでなく悠陽も一緒でした。
 あれ?確か『元の世界』では冥夜の姉って死んでたんじゃなかったっけ?
 それを見て,「自分達も転校してやる」と言って乱入してきた3バカを笑顔で排除する月詠さん。

 まりもちゃんが忘れていたもう一人の転校生って...もしかして,もしかしたら....
 ああ,やっぱりでした!
 を見てどこかで会ったことがあると思う(そりゃそうでしょ!)。
 を見ていきなり泣き出したは,何故か純夏に礼を言うのですが....なるほど,つまりこれが夕呼先生が言ってた『鑑の強靱な思念が反映されて再構築された世界』ってことなんですね。
 自分だけが幸せになればいいと思わないあたりは,いかにも純夏らしいと思います。
 が泣くのを見て,を問いつめる冥夜悠陽
 それに乗じてわざとにくっつく悠陽を見て
 「そんなことしちゃダメです」と駆け寄るたま美琴
 たまに突き飛ばされた勢いで武が抱きついたのは彩峰
 怒るかと思ったら,「もっとする?」って顔を赤らめたりして...いったいどうしたんだ?彩峰君...(^^;)。
 そして久々に出た純夏のドリルミルキーパンチで星になる
 それにしても,を『恋愛原子核』と命名しちゃうなんて,さすがは夕呼先生というか.....
 そしてヒロイン達による料理対決の開始と,いかにも『2次作品』向けの設定の元,『マブラヴ・オルタネイティヴ』はハッピー・エンドを迎えることができました。

 世間では賛否両論あるみたいですが,私は思いっきり楽しめましたよ。
 ここまでワクワクドキドキさせられたモノは,久しぶりって感じです。
 

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