突然発声練習から始まるアバン。
中の人達もきっと養成所時代に嫌というほどやらされたんだろうな(^^;)。
藤林姉妹,ことみ,そして春原も、最初は演劇部に名前を貸すだけだったはずなのに、ちゃんと演劇部の活動に参加してるし、顧問を巡ってトラブルのあったコーラス部も音楽で協力してくれるし、本当に皆いい子達ばかりです。
それにしても、柔軟運動していることみと涼がなんだかHに見えるのは、私の心が濁っているからなんでしょうか?(^^;)
智代も生徒会の仕事で忙しい中、演劇部の活動の様子を実に来てます。しかも、眼鏡バージョンで。「コンタクトにするのが怖い」だなんて、どこのみゆきさんですか?(^^;)
「これからも道は続いている、これからも頑張ろう」「約束だ」と渚と指切りをする智代。これはいかにも智代らしい良い台詞ですね。
「うん、やっぱりお前は良い子だな」と渚の頭をなでる智代さん。いや、渚はあなたよりも二歳年上のお姉さんなんですが....(^^;)。
しかし、この後の「お前で良かった」という台詞に対する杏、ことみ、涼の表情がなんとも切なくて......この台詞の意味が一番わかっていないのは、実は渚と朋也の二人なんだよね。
台本に熱中するがあまり、朋也の「おまえってかわいいよな」という戯言を「すみません、後にしてもらえますか」とスルーする渚。
この台詞は第1話の「すみません、今食事中です」という台詞と重なるものがありますが、あの時とは朋也との関係も含め状況は大きく変わっているんですよね。でも、一番変わったのは渚自身かもしれません。
リハーサル直前、皆で手を合わせて「演劇部行くぞ!」と気合を入れるシーン。ここで不覚にも目頭が熱くなってしまいました。こんなにも素晴らしい仲間に囲まれた京アニ版の渚は本当に幸せだと思います。本編ゲームにおける渚の学生生活はとても孤独なものでしたから......
本番前夜、不安を隠しきれない渚は「隣に座ってもいいですか」と自然に朋也の隣に座るのですが、こういう場面を見ると,二人の距離は本当に近くなったんだなぁ...とつくづく思います。以前は隣に座っても人一人分以上の距離が開いてましたからね。
しかし、そのすぐ後で、渚は秋生と早苗さんが自分のために夢を捨てたという事実を知ってしまうのです。
「岡崎さん」と振り向く渚の表情は悲しみを通り越して絶望すら感じさせるもので、つい数時間前の笑顔が嘘のようです。
秋生も早苗さんも渚のために夢を捨てたことを少しも悔やんでないのだけれど、渚は自分の幸せよりも人の幸せを望んでしまう子だから、自分が二人の夢を奪ってしまったという事実がショックだったんでしょうね。
「しくったぜ、よりによって最悪のタイミングじゃないか」と悔やむ秋生。つ〜か、そんなに見られていけないものだったら、もっときちんとしまっておけよな。まぁそのへんのアバウトさがアッキーらしいといえばそれまでなんだけれど。
次回はいよいよ最終回。
しかし、『CLANNAD』の本当の物語はこれから始まるわけで...
さてさて、第2期はいつ放送されるんでしょう?
まさか、特別編という第23話だけで『アフター』やってしまうという暴挙はないでしょうね(^^;)。
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