歩　み

1969年（昭和44年）

松戸市稔台で産声をあげた「みのり台混声合唱団」が「松戸アンサンブルエコー」の前身です。
その頃の世の中は　松戸市に「すぐやる課」が誕生。
アポロ11号が有人初の月面着陸、全米でベトナム戦争反戦デモ、2ドア冷蔵庫登場など。
混声合唱団といっても小学生から各年代の男女でファミリー合唱団の色が濃かったのです。
その当時、両親と一緒に歌っていた小学生の女の子が　現在の団長です。

1970年（昭和45年）

創設者の野口、勝田両氏の熱い想いで　当時、県立松戸高校音楽教諭の福井博之氏を常任指揮者に迎え、
本格的な活動を始めました。

合唱団の指針
　　　　１．合唱経験の有無を問わずコーラスの楽しさをより多くの人に。
　　　　２．美しいコーラスは楽しい雰囲気、団員の心の和のもとに生まれる。
　　　　　　また、より良きコーラスは　より楽しさを増すので常にその向上につとめ、その目標は高きに置く。
　　　　３．いたずらに技巧に走らず、難曲をこなす事のみを誇りとせず、しかし、ただ単にきれいに歌えば良いという事ではなく
　　　　　　その曲を深く理解し　その特徴をつかみ　その心をもって歌う事が大切であり、それが出来てはじめて本当に美しく
　　　　　　人の心を動かすようなコーラスが生まれる。
　　　　　　そのようなコーラスを目標とし漸進するよう　当合唱団は運営され　団員も努力する。

指揮者の詩の言葉（日本語）に込める情熱は並々ならぬものがあり、結成以来35年の歳月の流れの中に
脈々と受け継がれているところでもあります。

1980年（昭和55年）

松戸市合唱祭が唯一の発表の機会であった草創期から11年後、松戸市合唱連盟主催の『ジョイントコンサート』に出演。
　　「海鳥の詩」　広瀬量平　作曲

再び
松戸市合唱連盟主催『ジョイントコンサート』出演
　　「海鳥の詩」　広瀬量平　作曲

1981年（昭和56年）

さらに、
松戸市合唱連盟主催『ジョイントコンサート』出演
　　「筑後川」　団伊玖磨　作曲

と、活発な演奏活動を展開。当時はまだ単独での演奏会は、難しい時代でした。

1982年（昭和57年）

ここでなんと、
女声合唱団「しゃむ猫」（福井氏が指揮するところの合唱団）との合同演奏会開催。
　　「幼年連祷」　新実徳英　作曲　　「都会」　中田喜直　作曲　　他

1983年（昭和58年）

1984年（昭和59年）

またまた、
松戸市合唱連盟主催『ジョイントコンサート』出演
　　「水のいのち」　高田三郎　作曲

そしてついに、
結成15周年記念『第1回定期演奏会』開催！！
　　「島よ」　大中　恩　作曲　他
結成15周年にして、初めて単独コンサートを開催したのでした。
まさに、遅咲きの……………と言ったところでしょうか。

1985年（昭和60年）

で、懐かしの、
松戸市合唱連盟主催『ジョイントコンサート』出演
　　「心の四季」　高田三郎　作曲

1989年（平成元年）

時は平成に変わり、
『第2回定期演奏会』開催
　　「Missa　Brevis　Cdur」　モーツァルト　作曲　他
なお、この曲ではソリストに芸大生4名が出演。テノールの石丸幹二さんは、現在劇団「四季」のソリストとしてご活躍。
ソプラノ柳沢亜紀さん、アルト雁部伸枝さん、バリトン小原浄二さんも、ソリストとして、各方面でご活躍です。　

1993年（平成5年）

団名を`松戸アンサンブルエコー′と改め『リニューアルコンサート』（第３回定期演奏会）を開催。
　　「ロジェ・ワーグナー合唱曲集」　他
襲名披露！！と言ったところでしょうか。う〜〜ん、ちょっと違いますかしら。

1995年（平成7年）

女声合唱団に大変身。再出発です。
『千葉県合唱祭』に「ユーカリ女声合唱団」と合同で出演。
　　「麦藁帽子」　三善　晃　作曲　他

1999年（平成11年）

区切りが良いので・
『３０周年記念演奏会』（第４回定期演奏会）開催。
　　「ファンタジア」　木下牧子　作曲　他

2002年（平成14年）

福井氏還暦祝い。という話もある。
『第５回定期演奏会』開催。
　　「わたしは風」　木下牧子　作曲　他

2006年（平成18年）

『第６回定期演奏会』開催。
　　「明日のりんご」　高嶋みどり　作曲　他

2009年（平成21年）　　　　　あれからもう10年経つのですね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　『創立40周年記念演奏会』開催
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「思い出すために」信長貴富　作曲　他
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　尚、賛助出演の常盤平女声合唱団、東葛女声合唱団、女声合唱団『歌夢友』
　　　　　　　　　　　　　　　　　と共に高田三郎「水のいのち」とアンコール2曲を歌いました。

2013年（平成25年）
　　　　　　　　　　　　　　　　　福井氏、古稀を過ぎ益々元気。
　　　　　　　　　　　　　　　　　『第8回定期演奏会』開催
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「アダムとイヴ」中田喜直作曲　他

　　　　　　　　　　　　　　　　　尚、福井氏ご子息のヴァイオリニスト福井啓太氏と信長貴富編曲「ヴィヴァルディが見た日本の四季」
　　　　　　　　　　　　　　　　　とアンコール1曲を共演しました。
　　　　

と、主な演奏活動を拾ってみました。この他毎年、松戸市合唱連盟主催の『松戸市合唱祭』『合唱交歓会』に出演しています。